
こんにちは、ひよこブロガーの吉田航基です!
今回は「2019年度版 車の住所変更の手続き」についてです。
最近車の住所変更をしたのですが、これがひたすらめんどい。
非常に複雑怪奇だったのにも関わらず、どのサイトもわかりにくかったので、備忘録もかねて手続き方法をまとめました。(都道府県ごとに多少異なる場合もあります)
Contents
転勤の車の手続きは新生活前に
転勤に関して、車の手続きは早めに行くようにしましょう!
実は車の手続きは1日では終わらないので、実は2回に分けて役所に行く必要があります。それも少し期間を空ける必要があります。
平日に2度も役所に行くのは大変なのですが、原則この手続きをしないと違反行為になるため、引っ越ししてから14日以内に手続きを終わらす必要があります。
車検や車の売却、万が一事故を起こした場合などに結構困ることになるので「しない」選択肢はないですね!
具体的な流れとしては以下となります
- 警察署 運転免許証の住所変更
- 警察署 車庫証明の住所変更
- 警察署 車庫証明の受け取り(②から3日後)
- 陸運局 車検証の住所変更
最後の④車検証の住所変更には②③警察署の車庫証明が必要なので、陸運局は3日後にしか行けません。新生活が始まる前に終わらせておきたいですね!
車の手続き① 警察署 運転免許証の住所変更
まずは最寄りの警察署で運転免許証の住所変更を行いましょう。
まずは運転免許証の裏側に新住所を記入してもらい、今までどおり身分証明書として使えるようにしましょう!カンタンなので5分〜10分程度で手続きは完了します。
申請には新しい身分証明書が必要なので、市役所で先に手続きしておきましょう
記入台に置いてある「運転免許証記載事項変更届」に住所名前などを書いて、警察署の「免許の住所変更」と書いてある窓口に行けば、すぐできあがります。印紙(手数料)も印鑑も必要ありません。
(持参するものは太字にしてあります)
- 運転免許証
- 身分証明書(住民票やマイナンバー)
- 運転免許証記載事項変更届(警察署で入手、記入)
- 証明写真(地域によるのでホームページ(HP)を確認。僕は必要なかったです)
- 0円
- 家族のみ可能。上記に加えて「申請者、代理人」が一緒に記載されている住民票1通と代理人の身分証明書が必要
車の手続き② 警察署 車庫証明の住所変更
次に、警察署で車庫証明の住所変更を行いましょう。
引っ越し先で使用する駐車場(車庫)の登録です。30分程度で手続きは完了します。
車庫証明は取得するのに3日かかる(その間に検査官が駐車場を確かめにくるため。立会い不要)ので、引っ越しから早めに行っておくことをオススメします。
以下、手続きの流れです
- 警察署に行くと記入台があるので、●必要なもの● の太字以外の書類が置いてあるので車検証を見ながら記入しましょう。
- 持参した書類ともに「車庫証明窓口」の方に確認してもらい、合っていたら隣の「印紙販売所」で印紙を購入
- 記入台のノリで印紙を貼って、再度窓口の人に確認してもらい、3日後以降の「車庫証明の引換証」をもらって終了。なくさないように財布へ。
(持参するものは太字にしてあります)
- 印鑑(認印)
- 車検証(書類を書くときに車台番号などを確認する必要がある)
- 保管場所使用権原疎明書面(自認書)or 保管場所使用承諾証明書
(自認書は駐車場が自分の所有する土地にある人。使用承諾書はマンションアパートはその賃貸契約書、家族ならその家族の直筆と印鑑が必要。そのため使用承諾書の人は、賃貸契約書を持参するか警察署HPから印刷した承諾書を家族に記入してもらい持参) - 自動車保管場所証明申請書(カンタンにその場で書ける)
- 保管場所標章交付申請書(カンタンにその場で書ける)
- 保管場所の所在図・配置図(カンタンにその場で書ける)(僕は自宅のGoogleマップのスクショを印刷して持参した所在図は書いてない。ただし配置図は必要)
- 手数料 2100円(印紙代)
- 家族でもディーラーでも可能。ただしディーラーに頼むと数万円と高いから自分で行った方が安上がり。
上記に加えて、登録する駐車場の住所に会社がちゃんと実在しているかを確認するため「その住所宛の消印がある郵便物」を付属させる必要があります(時と場合によるためディーラーに確認しましょう。必要な場合ディーラーが無料で送ってくれます)
免許証の変更は個人ですが、車検証は法人名義になってしまうため名前間違えやすいです。僕は上記の郵便と一緒に2つとも間違えたため、計4回警察署に行くハメになりました。
車の手続き③ 警察署 車庫証明の受け取り
申請から3営業日以降に、再度警察署へ行って車庫証明を受け取りましょう。
3営業日以降にもう一度警察署に行くと、車庫証明書と車庫証明ステッカーをセットでいただけます。5分〜10分程度で手続きは完了します。
- 車庫証明書は陸運局で使うので、車検証と一緒に車に閉まっておきましょう
- ステッカーは車のガラスに貼っておく義務があるので貼っておきましょう
以下は手続きの流れです。
- 印紙販売所で500円の印紙を買う
- 窓口に行って引換書を渡し、その場で書類の記入と印紙を貼る
- 「車庫証明書」「車庫証明ステッカー」を貰い、その足で陸運局へ向かう
- 車庫証明引換証
- 手数料 500円(印紙代)
- 家族でもディーラーでも可能。
車の手続き④ 陸運局 車検証の住所変更
最後は陸運局での普通自動車の「車検証」の住所変更についてです。こちらが一番長丁場になります。
- 警察署 運転免許証の住所変更
- 警察署 車庫証明の住所変更 〜3日後〜
- 警察署 車庫証明の受け取り
- 陸運局 車検証の住所変更
さて、免許証と車庫証明の住所変更が完了したら、その2つを引っさげて最後の砦「陸運局」に向かいます。そこで車検証の住所変更(車の住所も車のナンバーも一緒に変わります)をして、全ての手続きが終了です。60分〜90分程度で手続きは完了します。
だいたい陸運局は県に数カ所しかないので、行くのに時間がかかるのですが、注意していただきたいのは、陸運局は平日の16:00が最終受付です。他の役所のように17時ではないですよ!!
ナンバーは適当な番号になるため、ナンバーを決めたい人は3日前までにネット予約しましょう。ただし手数料が4000円かかります。
以下は手続きの流れです。
- 記帳台で車検証を見ながら「申請書OCR」を記入する。
- 番号札をとって、「車検証の登録窓口」で申請書、車検証、車庫証明、住民票を提出。申請書のわからない部分は一緒に聞きましょう。
- 印紙を買いにいき、書類を同じ窓口に提出。新しい車検証その他と「手数料納付書」を合わせてもらう
- 指定された別の窓口で「自動車税・自動車取得税申告書」と新しい車検証その他を記帳台で記入、提出。
- 持参したドライバーで駐車場にあるクルマのナンバープレートを外す。全てプラスドライバーで外れますが、唯一「封印」と呼ばれるネジは「マイナスドライバー」でこじ開ける必要があります。
- ナンバープレートを管内の裁断する機械に入れてスイッチを押す。
- 窓口でナンバープレートの手数料2000円〜3000円を支払い、新しいナンバープレートとナットをもらう。
- 駐車場に戻って、ドライバーでまた取り付ける
- 最後にドライブスルー型の確認場所(下画像)でナンバーを封印してもらったらそのまま帰れる
(持参するものは太字にしてあります)
- 印鑑(認印)
- 車検証
- 車庫証明書(警察署で発行したもの)
- 住民票 (法人は登記簿謄本)(どちらも使用の本拠地だけの変更なら不要)
- ドライバー(ナンバープレートは自分で取り外します)(最悪借りれます)
- クルマ(ナンバープレートをその場で交換します)
- 自動車税・自動車取得税申告書(カンタンにその場で書ける)
- 手数料納付書(カンタンにその場で書ける)
- 申請書(カンタンにその場で書ける)
- 車検証の手数料350円+ナンバープレート手数料2000〜3000円
- 家族でもディーラーでも可能。ただし陸運局は委任状必要。
住所ごと変える場合は、商用登記簿謄本が必要だけど、本店はそのままで支店としての住所駐車場を変更する場合は不要です。これもディーラーに確認しておきましょう。
所有者が違う場合(車検証を見たらわかります)は、委任状が必要なのですが、ほとんどの業者は運輸局に委任状を預けているので、そのまま手続きできるので大丈夫です。ただ不安な方はディーラーに確認しましょう
まとめ|転勤したら、すぐに車の手続きを!
以上、普通自動車の引っ越し手続き全手順でした。
平日に2回に分けて手続きをする必要があるので、転勤したら新生活が始まる前に、手続きを終わらせるようにできると良いですね!