どうも! 吉田航基(@hiyoko_tabi)です。
皆さんは「自分探しの旅」の経験はありますか?
僕自身、なんども経験してきた自分探しの旅。いってしまえば一人旅は全て自分探しの旅のようなものです。とはいっても、実際に人生観を変えるような旅は実現できるのでしょうか?
今回はその「自分探し」の旅は、成功するのか逆に「意識高いね〜」と言われてしまうのかについてです。
結論から言うと、実現可能です。でも一歩間違えるとただ観光してるだけ…になりかねません。
「自分探しの一人旅」ってなに?
そんな自分探しの旅についてですが、僕の中では観光旅行とは明確に違いがあると思っています。それは「自分の人生観を変えることができるかどうか」です。


例えば友達との旅行の延長線上のような観光旅行には、「人生観」を変えるような何かはないと思っています。例えばあなたが函館にいって五稜郭をみたときを想像してみましょう!
あ、五稜郭だ! 星型だなぁ!! 人生観変わった!!!
まずこうはならないですよね笑。星型を写メって終わりです。つまり移動や観光をしているだけだとなかなか人生観を変えるような何かに出会うって難しいと思うんです。
だからこそ自分探しの旅なら、どこか一ヶ所で暮らすような旅をして欲しいと思っています。
「その街の住人になってカフェにいったり誰かと友人になったり…」
僕はいつも旅先でそんなゆったりとした自分の時間を作ることにしています。それが自分探しのいいきっかけづくりになると思ってるからです。
海外バックパッカーだと「沈没」と呼ばれていますね。つまり一箇所にとどまって生活することです。僕が大好きな深夜特急という旅行本でも、主人公がたびたび一箇所にとどまってゆったりとした時間を作っています。この本は旅好きならぜひ読んでみてください!
「自分探しの一人旅」は成功するのか
先ほどもお伝えしたように僕が強くおすすめするのは、人生観を変えるような自分探しの旅をしたいならゆっくりとした時間を取り入れてほしいということです。
そんなゆったりとした時間の中で、自分自身やその街の人との時間を楽しむって素敵ですよね。

今回はそんな「自分探しの旅の時間の使い方」について自分自身と街の人との時間の二つに分けてご紹介していきたいと思います。
自分自身との時間をつくってみる
もし「自分を変えたい」と思って旅をしたいなら、まずは自分自身との時間を旅の中に作ってみてはいかがでしょうか?普段は忙しくてつくれない、そんな自分との時間を一人旅ならたっぷりと取ることができます。
実はあえて旅先で自分との時間を作ることには、僕の中で大きな意味があるんです。それは僕が仕事で大きな思いつきや発見をするときは、旅先で考え事をしているときがほとんどだったからです。
僕だけかなと思いきや、統計でも「思いつきや発見」は一人でぼーっとしている時が多いそうです。日常だったら、歯磨きとかシャワーを浴びているような時間が意外と思いつきがあったりするそうです。
駅まで歩きながら、「どうやったら儲かるか」を考えていたけど
「どうやったら人を喜ばせられるか」で考えたら人生うまくいくんじゃないかとふと思いついた。なんでこんなカンタンなことに気づかなかったんだろう。儲かるまでの順番を間違えてた
— 吉田航基@ひよこは旅をする (@hiyoko_tabi) 2018年12月31日
つまり旅先のカフェでのんびりとした時間を過ごしてみたり、のんびりと街歩きしてみたり、そういった旅先での日常から離れてぼーっとする時間は、めちゃくちゃ考えがはかどるタイミングってことです。
旅先での人との出会いを意識する
実は自分のことを知るには「自分とだけ語り合う旅」以上に大切なことがあります。それは「旅での人との出会い」です。
僕もふとした旅先での出会いに、価値観を変えられた経験は何度もあります。例えば先月瀬戸内海の島のゲストハウスに泊まっていたときに、自分の「子ども好き」の一面を発見しました。僕は子供は苦手だったのですが、宿の男の子と仲良くなって追いかけっこしたり、二人羽織でご飯食べさせていた数日間で自分の子供が苦手という固定概念を変えることができました。

僕のように、お店の人と話してみたりゲストハウスに泊まってみたりといった積極的に人と関わる旅をしてみると、その先に新しい自分が見えるかもしれません。
(青森県十和田湖での売店のおばちゃんと仲良くなった一枚。きりたんぽもらった。イラスト調で撮影)
「自分探しの一人旅」はできる!
以上、人生観を変えるような自分探しの旅の方法についてでした。
個人的には旅先での時間をどこまで活かせるかにかかっているなと感じています。観光してるだけの旅なら、まず実現できないので、直ちに軌道修正してください。

