株式会社hibikiの吉田航基です!
こちらの記事では、2023年3月版(3月1日-3月31日)の無料相談への回答集と、Amazon最新ニュースをご紹介していきます!
「復活サポートの内容」「専門家への相談窓口」「アカウント再開事例」へは下記リンクからお進みいただけます↓
お客様からの質問と回答
無料相談でいただいた「お客様からのご質問」と「私からの回答」を共有していきます!
メーカーに商品を購入された
- メーカーに商品を購入されました。権利侵害の通報を受けますか?
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メーカーに商品を購入されたら、危険度MAXです。
数日後に権利侵害や偽造品の通報をされかねません。
自己配送の方は購入者情報がわかりますので、もしメーカーから直接購入されたら、すぐにブランド商品を全て商品情報ごと削除して、先手を打って謝罪しておきましょう
どうせ通報される可能性の方が高いので、事前に交渉をして今後は二度と仕入れない旨、ご希望でしたら全額返金する旨、これで穏便に済ませないかという旨のメールをしてみるのがいいかもです。
アカウント閉鎖後に解約できる?
- アカウント閉鎖されたから、解約して同じ名義でアカウントを作ってもいいですか?
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結論から言えば、アカウント停止の状態では、アカウントを解約することはできません。
アカウント停止時には、アカウントスペシャリストに、アカウントを解約する権限すら奪われています。そのため解約手続きができません。
規約違反を犯した「悪人のアカウント」が何百回でも全く同じ名義で作り直し続けることができるならAmazonにとってアカウント停止の意味が全くないですからね。 当然、二度と同じ名義で作ることができない仕様になっています。
また一度入力した登録情報は全て保存されているので、閉鎖アカウントと同じ名義では、アカウントを作成することは不可能です。
「コンプライアンスの管理」ってなに?
- アカウント健全性の「コンプライアンスの管理」でアカウント停止になることはあるの?
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テクニカルサポート曰く、「コンプライアンスの管理」については、アカウント停止の原因にはならないとのことです。私も停止事例は見たことがありません。
そのため期限までに必要資料を提出をしない場合は、商品ページが削除されるだけです。
「コンプライアンスの管理」は商品&食品の安全性についての指摘です。
・商品(事故やけが、火災、爆発または熱膨張)
・食品(食中毒、アレルギー、汚染、異物の混入)これらのリコールが発生した時に、該当商品を出品しているセラーに協力を求めるのだと思われます。完全にメーカー側の都合なのでアカウント停止になることはないようです。
突然大量に警告がついてしまうことがありますが、基本的には証明書類がないので放置しかありません。 例えば「安全基準管理レポート」とか持っていないセラーがほとんどだと思いますしね。
最近はプラモデルや鉄道模型で警告がつくケースが多いです。
複数アカウントを両方再開させたら
- 二つ以上紐づいた状態から両方再開させたら、片方は解約するべき?
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おっしゃる通り、残したい方を一つだけ残して後は解約したほうが無難です。
現時点ですでに紐づいてしまっているので、結局残したとしても、またどれか一つのアカウントが止まれば、また一斉に停止になります。
つまり残したところで、リスクヘッジとしての複数アカウントにはなってくれません。
アカウントが再開したとしても現在も紐づいたままです。 「閉鎖アカウント」に紐づくと停止するいう仕様なので、たまたま両方生きている現在は無事なだけです。
そのため、基本的には全て再開させてから、一番残したいアカウントを残して、全て解約するのが良いかと思います。
改善計画書の内容は実施する必要はある?
- アカウント再開後に、改善計画書の内容は実施する必要はあるの?
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基本的にはしなくても問題ありません。特に監視されているわけではないためです。
Amazonの審査担当者も、なぜか数千文字ある改善計画書の一部分に注目して、他の部署にも指示を出して担当者を設置したり、特別に監視システムを組んだりして、 特定のアカウントを数ヶ月間監視しているほど、Amazonは暇ではないですからね。
もちろん普段は監視されていないですが、同じ規約違反でまたアカウント停止になった際には、なぜ二度目が発生したのかを説明する必要があります。
それも踏まえて、私の改善計画書にはあえて「隙」を作って言い訳できるようにしてあります。
商品詳細ページ(ASIN)の新規作成ポリシー
- 商品詳細ページ(ASIN)の新規作成ポリシーの規約違反を指摘されました。どういう規約違反なのでしょうか
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すでに商品ページがある商品を、さらに商品ページを新規作成すると発生します。
Amazonでは1商品につき1ASIN(商品ページ)と決まっています。
楽天とかと違って、同じ商品(JANコード)なのに、いっぱい商品ページがあるとゴチャゴチャしますからね。 一つの商品ページに複数のセラーが出品する形になっています。
何個か間違えて重複したASINを作ったくらいではアカウント停止になることはありません。システムで勝手に統合されて終わりです。
しかしツール等を使って大量にASINを重複出品すると、同様の警告が何度も届いてアカウント停止になる場合があります
国別のプルダウンに全く別のアカウントが表示
- セラーセントラル左上のプルダウンで、別々にしていたはずのアカウントが表示されています。
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何らかの理由で別々で作っているはずのアカウントが紐づけられていますね。どちらかが停止になれば両方停止になる可能性が高いです。
登録情報やWi-fi情報が紐づいたか、同じパソコンでログインしたことによるcookieなどが原因かもしれません。
現時点では、複数アカウントを保有する目的にもよりますが、少なくともリスクヘッジにならない可能性が高いです。Amazonに紐付けられていることが間違いないわけですからね。
アカウントスペシャリストは毎回変わる?
- アカウントスペシャリストは毎回審査担当者は変わるのですか?
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あくまで予想ですが、毎回担当者が変わって一からチェックし直すのは手間しかないので、ある程度は同じ人が対応するのだと思います。
却下理由のメモ書きのようなものは毎回残しているようなので、最悪担当者が変わってもいい仕組みにはなっているはずです。
ただ意図的に毎回担当者を変える仕組みではないのでは?と思っています。
4年前に停止してやりとりして、先週やりとりを再開したようなケースでは担当者は変わるのでしょうし、 少なくともアカウントに完全に固定した担当者がいるわけではないと思います。 「ある程度の期間は同じ人が対応する」くらいのイメージだと予想しています。
「2回却下されるか17日後」に閉鎖されるの?
- Amazonの通知文面に「2回却下されるか17日後に閉鎖される」と記載されています。チャンスはもうないのでしょうか?
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一切そんなことはありませんのでご安心ください。
基本的にはテンプレート文章に記載されている一言一句は気にしなくて大丈夫です。
実際に17日後に何かが発生することはありません。また5年前や10年前のアカウント停止であっても、特に再開率は変わらずに再開させることは可能です。
何ヶ月何年たっても「有効な改善計画書を提出していないので、まだ再開していないだけ」という状態がずっと続いているだけです。
90日後に売上金だけでも返ってくる?
- アカウント停止のままですが、90日後に売上金だけでも返ってきますか?
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確かにメールには下記のような記載があります
売上金の留保に関するポリシーに従い、この通知を受け取ってから 90 日が経過した後に disbursement-appeals@amazon.co.jp に対して残高の支払いを別途申請することができます
そのため、90日後に売上金だけは戻ってくると「勘違い」しているセラーが多く、ネット上にもそう書いてある場合があります。
ただメール文面に記載されているのは「申請すること」ができると書いてあるだけで「実際に入金される」とは1文字も書いてないことに注意が必要です。
こちらのメールアドレスに送信しても、大体無視されるか1ヶ月くらい経過してから、テンプレメールが1通返ってくるかの2パターンですね。
基本的には、売上金だけ戻ってくるという中途半端な解決はないです。
全てを取り戻すか、全てを失うかの2択です。
Amazonニュース&コラム
米国Amazonの新機能について
【米国Amazonの新機能🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室🍀 (@hiyoko_tabi) March 6, 2023
米国Amazonのアカウント健全性ページの右上に「アカウント健全性保証」なる機能が追加されたようです。
「規約の遵守」の数値が「250」以上を180日連続で維持したら、「アカウント停止にならない」とのこと。 pic.twitter.com/dfV8u76BTp
米国Amazonのアカウント健全性ページの右上に「アカウント健全性保証」なる機能が追加されたようです。
「規約の遵守」の数値が「250」以上を180日連続で維持したら、「アカウント停止にならない」とのこと。
ただしそもそも一般セラーは上限が「200」なので、販売数が月に数千個あるようなメーカー(上限が少しずつ上がっていき、販売実績に応じて最大で1000まで増える)が対象です。
また、ほとんど警告を喰らわないようなストア運営を継続している必要があります。
要するに、今まで通り規模の大きい企業は、アカウント停止になりづらいというだけの話っぽいです。
新規出品者は「200」から始まり、「200-1000」までは緑、「100-199」は黄色、「100以下」は赤色です。 でも大体の出品者は1個くらい規約違反しているので、黄色が多いイメージです。
ドロップシッピングポリシーの変更点
Amazonのドロップシッピングポリシーが最近変更されたようです🐤
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室🍀 (@hiyoko_tabi) April 1, 2023
「事前に仕入先と契約書を交わしていること」などが条件として増えたようです。
基本的にフリマサイトから仕入れるイメージのドロップシッピングは全て規約上では禁止されたようです。
フリマサイト仕入れのドロップシッピングが、基本的に規約違反扱いにされたようです。
ドロップシッピングを利用して注文を出荷する場合、出品者は以下の要件を全て満たす必要があります。
- 商品に同梱または付随する納品書、請求書、外部パッケージ、その他の情報すべてについて、(他の誰でもない)出品者自身のみが商品の記録上の販売者として特定できるものとする契約を仕入れ先と結んでいること。
- 注文を出荷する前に、第三者のドロップシッピング業者を特定する納品書、請求書、外部パッケージおよびその他の情報をすべて取り除くこと。
- 購入者からの商品の返品受付・実施の責任を負うこと。
3個目はセラーセントラルのシステム上の話ですし、2個目は仕入先から直接配送しない限りは大丈夫ですが、問題なのは1個目です。
出品者が商品の記録上の販売者であることを、仕入先と契約書を交わしていることが必須だと記載されています。
そのため「商品が売れたらフリマサイトから仕入れよ〜」くらいのセラーは、明確に規約違反として扱われるようです。
もちろんドロップシッピングポリシー自体が原因でアカウント停止になった事例は1件もないため、現時点では今まで通りで問題ないのだとは思います。ただし今後は無在庫転売せどりへの締め付けは厳しくなっていくことは間違いありません。
無料相談の回答集&最新ニュースまとめ
2023年3月版の無料相談への回答集と、Amazon最新ニュースでした。
Amazon販売にリスク0はありません。アカウント停止を防ぐためにも、常日頃から最大限のリスクヘッジを心がけていきましょう。
まずは無料相談してみてね!
「復活サポートの内容」「専門家への相談窓口」「アカウント再開事例」へは下記リンクからお進みいただけます↓