知的財産権侵害「警告メール」が届いた場合の対処方法まとめ

どうも! 吉田航基(@hiyoko_tabi)です!

今回はアカウント停止になる前の知的財産権の「警告メール」の対処法を解説します。

知的財産権侵害は、たとえ正規代理店から仕入れていてもメールがくることもあり、全てのアカウントに起こりうる可能性があります。

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知的財産権の「警告メール」とは

知財の警告メールとは「権利者からの通報により、商品を削除した」との通知が届くことです。

以下の2パターンの方法でチェックすることができます。
①「アカウント健全性」→「知的財産権侵害の疑い」or「知的財産に関する苦情」
②「パフォーマンス」→「パフォーマンス通知」

僕の経験上、上記のような知的財産権の「警告メール」が3回以上届くとアカウント停止になることが多いです。

また一度に指摘されるASINや申し立て番号が多いほど、アカウント停止は早まります。つまり警告メールの時点で、停止へのカウントダウンは始まっているんです。

そのため警告が届いた際にどうすればいいのか、警告が届かないためにはどうすればいいのかなど、お困りの方からご質問をいただくことが増えてきました。

そのため今回は「①警告メールが届いた際の対策」「②警告メールを届かないようにする対策」ををご紹介します!

①警告メールが届いた際の対策

まずは警告メールが届いた際の対策です。

警告メールの基礎知識

知的財産権侵害では、以下のような警告メールが届きます。

僕の経験上、警告メールが累計3回以上届くとアカウント停止になることが多いです。

「累計3回」は「パフォーマンス通知」で受けた際の話です。「アカウント健全性」の場合は結構軽い感じで警告が増えていくため、もう少し停止までの回数は多いものと思われます。

また一度に指摘されるASINや申し立て番号が多いほど、アカウント停止は早まります。

つまり警告メールの時点で、停止へのカウントダウンは始まっているんです。そのため警告メールが届いたら、今後のアカウント停止を防ぐために以下の3ステップを試してみましょう。

警告メールへの対応3ステップ

  • 指摘商品&関連商品の削除
  • 権利者への謝罪メール
  • Amazonへの謝罪メール

1)指摘商品&関連商品の削除

まず最初に該当ASINの商品情報(SKU)を在庫から削除しましょう。

またAmazonの心象を良くするために指摘商品と同ブランドの商品も全て削除しましょう。

ひよこ

今後も通報されやすいブランドってことだからね

吉田航基

今回通報された商品はブランドごと確実に消し去りましょう!

またAmazonの心象を良くするために、可能なら全ての商品情報を消してしまうのが理想ですね。

2)権利者への謝罪メール

次に権利者に謝罪メールを送りましょう。

律儀にこれをやることで、Amazonの心証が何倍も良くなりますよ。

またメール内容は謝罪と在庫を削除した旨を伝えるだけで大丈夫です。

権利者への謝罪メール例

お世話になっております。
〇〇と申します。

今回以下の商品に関しまして、
amazon.co.jp様より知的財産権の侵害の警告を受けました。

該当商品
〇〇

該当商品について弊社在庫を確認したところ、確かに該当商品の出品が確認できました。
直ぐ様、該当商品及び、関連商品について、出品停止および削除の処置を取らせていただきました。

この度、大変お手数及びご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。
今後こういった問題が2度と発生しないように、弊社の出品作業、在庫管理の見直しを徹底致します。

お忙しい時期に、お手数おかけしてしまい誠に申し訳ございませんでした。
是非とも、ご確認ご対応していただけると幸いでございます。

3)Amazonへの謝罪メール

次にAmazonへの謝罪メールも送りましょう。

あくまで噂ですが、警告メールが届くたびにAmazonに謝罪メールを送ればアカウント停止は防げると言われています。

ひよこ
それなら安心だね
吉田航基
やるに越したことはないですよね

Amazonの心証が良くなることは間違いはないですし、さらにアカウント停止時に努力はしていたことを改善計画に記載できますよ。

Amazonへのメールテンプレ

Amazon.co.jp様
いつも大変お世話になっております。

〇〇ストアの〇〇と申します。

この度は〇〇 様の商標権の侵害をしてしまい、大変申し訳ございませんでした。(申し立て番号: 〇〇)
当ストアの規約への取組みが不十分であったこと、また日頃の出品時の不注意が原因でございます。

そのためこの度ご指摘頂きました申し立てにつきまして、以下の通りご対応させていただきました。

・Amazon.co.jpでは、出品者が商標権を侵害する商品を出品したり、商品詳細ページを作成したりすることは認められていません。
>該当ASINの商品は全て商品ページを削除させて頂きました。

同ASIN・ブランドに関連している商品につきましても全て商品ページを削除させていただきました。
またアカウントを一時休店させていただき、他に商標権を侵害している商品がないかチェックさせていただきました。

その後、権利者様には状況報告と謝罪についてのメールをお送りしております。
今後こういった問題が2度と発生しないように、当ストアの規約確認・出品作業・在庫管理作業の見直しを徹底し、二度と出品しないように致します。

この度は重ね重ね申し訳ございませんでした。
何卒ご確認、ご対応していただけましたら幸いでございます。

実は僕自身も、知的財産権の警告メールには必ず返信していました。

そのためなのか、知的財産権の関係でアカウント停止になることはほとんどなく、警告で終わることがほとんどです。

また、警告メールへの返信はアカウントスペシャリストから優しい返信が来ることが多いので、結構ほっこりしますよ。

Amazonからの優しい返信①
Amazonからの優しい返信②

そのため経験上、Amazonに謝罪メールは送った方がいいと考えています。

補足1):権利者からの取り下げは不要

誤解されていることとして、権利者への取り下げ要求があります。

結論から言えば、この権利者からの「取り下げ」はアカウント再開には全く関係ありません

Amazonでいう「権利者からの取り下げ」とは、権利者の申請が「間違っていた」と撤回するいう意味です。

つまり「申し立て」をするとしたら、権利者が以下のような失敗を犯している場合が考えられます。

❶ 〇〇さんに対して申し立てた「商標: 〇〇」が、実は全く異なる商品のための商標でした。
権利者である我々の考え違い(入力間違い)であり、完全に申し立てが間違ってました。

❷ 〇〇さんとの間に正式な販売代理店契約(権利の使用許可)を交わしていました。
権利者である我々の勘違いであり、権利侵害であるとの申し立ては間違ってました。

要するに「私たちの権利申請が全くもって間違っていました、誤解で迷惑をかけて申し訳ない!先日の権利申請は撤回してください!」というのが「取り下げ」です。

権利者が「どうやら反省してるらしいから、許してあげます」とAmazonにメールを送ることは、Amazon規約上「取り下げ」ではないです。

あくまでも商品を出品登録していた(無在庫であっても)時点で、あなたは他社の商標その他を勝手に使用して不法に利益を得ようとしていた立場です。その立場の人に、本来の意味の「取り下げ」手続きをメーカー側がしてくれる筋合いは全くありません。

その意味で99%の「警告メール」に対して、権利者の取り下げを狙うことは不可能であると考えています。

過去4年間かけて数百件の知的財産権侵害を再開させてきましたが、権利者への取り下げがきっかけでアカウントが再開した話を聞いたことがありません。

補足2):Amazonへの申し立ては不要

同じ理由で「アカウント健全性」からの「出品再開の申し立て」についても不要です。

「申し立て」とはつまり権利者が保有している商標権などの権利行使が「間違い」であることを証明するということです。つまり法律で守られている権利者に対して「反論」をすることを意味します。

そのため「申し立て」をするとしたら、下記の3パターンのどれかに当てはまる場合だと思います。

❶ 権利者が私に対して申し立てた権利は全く異なる商品の権利だったので、申し立てが間違っています。
❷ 権利者と私との間に正式な権利の使用許可があるので、申し立てが間違っています。
❸ 指摘商品のブランドは私が商標を保有しており、第三者からの申し立ては間違っています。

上記のいずれにも当てはまっていないのなら、現状は「権利侵害で民事裁判を起こされる可能性があるが、なんとかAmazonを仲介して警告で済ませてもらっている」状態ですので、謝罪した上で商品情報を消すのが唯一できることです。

明らかに権利侵害が発生しているのに反論して「申し立て」をするのは逆効果だと思います。

むしろアカウント停止になれば、やれることはいろいろあります。要するに「二度と権利侵害を起こしません」という方向で作成していくためです。申し立てとは方向性が逆です。そのため、現状は商品を消して謝罪して放置にしておいて、アカウント停止になったら対処するのが最善です。

真贋や偽造品の警告の場合は「購入者が偽物と思った」という苦情に対して申し立て(反論)をするだけです。
購入者の誤解や他出品者からの嫌がらせ、商品間違いの可能性も十分あるので、いくらでも「反論」は可能です。今回のような「法的な権利を保有している」権利者に対しての反論とは根本的に意味が異なります。

②警告メールを届かないようにする対策

さて、警告メールが届いた際の対処法をお伝えしてきました。

ここからはさらに深掘りして、Amazonからの警告メール自体を防ぐ方法を考察していきます。

ブラックリストの効果は限定的

知的財産権侵害のあったASINやブランドを「ブラックリスト」としてツール等で管理する方法については、経験上あまり効果がない印象です。

僕自身も何千個というASIN・ブランドをブラックリストで管理したことがありますが、それでも定期的に警告メールを食らっていました。

ひよこ

なんでブラックリストは、効果が薄いの?

吉田航基

新たに登録される権利も多いためです。

例えば任天堂やSONYブランドは警告を受けやすいことで有名ですが、それ以外の聞いたこともないブランドも毎日新たに何千件も権利登録されています。そのため半分以上の警告は、新規登録された権利での警告です。

そのためブラックリストを活用して過去に警告を受けた一部のブランドやASINを出品しなかったとしても、警告が2-3割減るくらいのイメージで活用するのがいいと思います。

権利侵害を100%防ぐことは難しい

そもそも論として、通常メーカーは商品を開発後、必ず知的財産権を設定します。

そうしないと、他社が合法にパクってきますからね。僕でも新しいサービスを始めたら必ず設定します。

要するに、ほとんどの商品には知的財産権が設定されています。

商品名やロゴには「商標権」色や形状には「意匠権」製造方法には「特許権」キャラクターや作品関係には全て「著作権」が設定されています。

つまり、Amazon転売で10000品なんて出品しているアカウントは、

10000個の他社の知的財産権を侵害しているに他なりません。

吉田航基
そりゃアカウント停止にもなりますよね。

気軽な感じで「知財ってどうやって防げるんですか?」と質問いただくことがありますが、この状態で100%権利侵害を防ぐ方法というのはそもそも存在しません。

僕が無在庫転売は時代に合っていないと、常々主張しているのはこれが理由です。10000個の他人の権利を侵害しておいて、リスク回避もくそもないですからね。

残念ながら権利侵害は立派な民事案件です。「他社の権利を勝手に利用して、不当に利益を得ている状態」ですので、アカウント停止どころか訴訟案件→損害賠償をすることもあります。

結論:自社商品の出品に切り替える

結論としては他社商品は出品数を減らすべきだと考えています。

他社商品とは、つまり自分自身で作っていない商品のことです。要するにハンドメイド以外の商品は全て他社商品です。

特に転売セラーは、出品数をどれだけ減らすことができるかが重要です。

Amazon転売やせどりの方は、出品数を積み上げることが大前提です。

しかしそれは同時にリスクを積み上げていることは誰も教えてくれません。転売スクールの闇の部分です。

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根本的に警告メールを防ぐためには、以下の方法がおすすめです。

  • OEM(自社製品)の生産を始める
  • 権利設定されていないハンドメイド商品を買取・販売する
  • メーカー・正規代理店と契約書を交わし、販売許可を得る

OEM(自社製品)と聞くと、中国などの工場に何百万円もかけてコスメなどを制作してもらうイメージをもたれるかもしれません。

しかし、例えば自分で焼肉屋を開業して、そこで使っている焼肉のタレを販売するという方法もあります。

このように、本来の事業をAmazonで補完するとやり方が、僕が考える一番リスクの少ない販売方法です。「知財の警告が少ないこと」「手持ちの商品を販売するだけであること」「あくまでもサブ事業である」などから、十分にリスク分散ができていることがわかります。

アカウント停止になってしまったら

もし努力叶わずアカウント停止になった場合は、まずはアカウント停止の対策記事を読みましょう。

知的財産権侵害でのアカウント停止についての基礎知識や、改善計画の書き方のコツを記載しています。

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ただアカウント停止になってしまうと「Amazonが求めている改善計画」を提出できない限り、再開ができないまま却下され続けてしまいます。そのため最善の内容で改善計画を提出していく必要があります。

しかし初めてアカウント停止になった方が、ピッタリ相手の求めている改善策を提出することは難しいのが現状です。

提出回数が増えるごとに相手の反応は冷たくなっていき、再開しづらくなっていきます。そんな少ないチャンスに見当違いの文章を提出して、アカウント再開の機会を逃してしまうのは非常にもったいないですよね。

そのため、もし今困っている方はAmazonアカウント停止解除サポートの無料相談をご活用ください。500件以上のアカウント復活実績を通じ、最善の方法であなたのアカウントを救います。

ひよこ

あなたのアカウントと売上金を取り戻します!

吉田航基

お困りの方は、ぜひ一度弊社までご相談ください。

過去に再開した数百件分のお客様の声はこちらのページに掲載中です。

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知的財産権「警告メール」対処法まとめ

以上、知的財産権「警告メール」対処法まとめでした。

こういったリスクは、ある日突然何百万円の売上金の没収という形で表面化します。

この警告メールを無視して何百万も借金をする羽目になった方を何人も知っています。リスクを全力で防ぐことは、これからのAmazon販売には必要不可欠です。

この記事を通じて知的財産権侵害のリスクを見越して、アカウント停止を回避しましょう。

ひよこ
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