どうも! 吉田航基(@hiyoko_tabi)です。
今回は「海外Amazonアカウントの復活事例」をご紹介します!
海外Amazonは何が違うのか、再開確率は異なるのかなどを検証していきます。

意外と再開事例も多いんです!
「海外アカウント」の基本情報

弊社では、過去4年間かけて合計500件以上の停止アカウントを再開させてきました。
その中には「海外Amazonアカウント」のご依頼も多く、今まで何十件と取り組んできました。
そんな私が海外Amazonと日本Amazonの停止がどう違うのか、全力で考察していきます!
アカウント停止原因は同じ
まず停止原因については、日本と海外では違いはありません!

海外Amazonだけの特殊な停止はないんだね
弊社では現在、日本Amazonにおいて30種類以上の停止原因が確認できています。
海外Amazonのアカウント停止メール文面も日本語翻訳してしまえば、日本Amazonで見慣れた停止原因のいずれかに必ず該当します。
真贋調査や知的財産権などのメジャーな停止原因から、ブランド違反などのマイナーな停止原因まで、全て日本Amazonと一緒です。
セラセンの操作方法は同じ
Amazonでは、現在、米国や英国など20カ国以上の海外アカウントを開設することが可能です。
そしてどの国のセラーセントラルであっても、セラーセントラルの操作方法は統一されています。
Amazon.in(インド)でも、Amazon.com.br(ブラジル)でも、Amazon.eg(エジプト)でも、基本的な操作方法は全て同じです。
もちろんアカウント停止時に重要となるページ(アカウント健全性ダッシュボード・パフォーマンス通知・改善計画書の提出フォームなど)も日本Amazonと同じ形式です。
そのため、改善計画書を提出する際に特に困ることもありません。
さらに海外Amazonは「設定言語」を日本語にしてしまえば、完全に日本Amazonと同じです。

もちろん顧客とのメッセージやテクニカルサポートとのやりとりが英語になることを除きます。
再開率は改善計画の中身次第
海外Amazonのアカウント再開率も、日本Amazonとあまり変わりません。
特に難易度も変わるわけではなく、日本Amazonアカウントと同じ基準で審査されます。
ただしこれはあくまで私が作成した場合の話です。
海外Amazonに対応した形で、さらに英語で改善計画書を作成することになりますので、多くの方は日本Amazonよりもさらに再開率が下がることになります。
もちろん僕も、母国語の方が改善計画書を書きやすいのは間違いないですが、数多くの再開経験と、多少の英語力があれば、日本Amazonと変わらない再開率でいけたりします。
改善計画書の書き方が変わる
海外Amazonでは、日本Amazonの改善計画書とは大きく書き方が異なります。
なぜなら国ごとにAmazon規約や法令が異なっており、改善計画書の書き方も細かく異なっているためです。
例えば知的財産権侵害の場合、米国Amazonでは「商標権、著作権、特許権」の3つだけです。

日本Amazonでは「商標権・著作権・意匠権・特許権」の4つなので、意匠権と特許権が一緒くたになっていますね。
米国では特許権が「実用特許」「意匠特許」に分かれており、法律上の区分が日本とは全く異なります。
このように国ごとに法律や管轄省庁、Amazon規約の違いがかなり存在します。
そのため同じ停止原因であっても国別で、何十個も異なる書き方が必要になります。
さらにそれを英語に直して、誤字脱字を無くした上で数千文字で提出する必要があります。
そのためネットで拾った改善計画テンプレ程度では、まず再開できません。
基準を満たす改善計画書とは
アカウントが再開するかどうかは、やはり「改善計画書の内容次第」で決まります。
そのためAmazonが求めている内容を全て満たした改善計画書を、外人に確実に伝わるようなニュアンスに変えながら数千文字で提出する必要があります。
特に海外アカウントの場合、英語で数千文字の文章を作成するため、かなり労力が必要になります。ただ翻訳をかけただけでは精度がかなり落ちてしまうため、一定の英語力が必要になります。
何度提出しても再開していない場合、改善計画書の内容に問題がある場合がほとんどです。
ただでさえ日本Amazonでもコツが必要なのに、さらに海外用に作り変える必要があります。
そのためAmazonの基準を満たした改善計画書を作成するだけでも、わりと難易度高めです。
ご依頼いただいたアカウントも、やはり改善計画書の内容が根本的にズレていたり、Amazonが求めている内容の2割くらいしか書かれていないことがほとんどです。
以前に何回も提出してダメだった場合、同じようなやり方で提出しても基本再開できません。
今までの改善計画は、根本的にズレている可能性も高いため大きく修正する必要があります。
「海外アカウント」再開事例

直近1年くらいの海外アカウントの再開事例をご紹介します!
2023年3月30日 ブランド違反(米国)
【Amazonアカウント停止 復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室🍀 (@hiyoko_tabi) March 30, 2023
3月初旬にご依頼いただいた「米国https://t.co/RF7ToUcb1Z のブランド違反」によるアカウント停止が無事再開できました🐤
海外の垢バンは、再開率は変わりませんが多少長引きますね〜。#アカウント閉鎖 #真贋調査 pic.twitter.com/3CrJFSRQ3T
Amazon.com(米国)のブランド違反の事例です。
3月初旬にご依頼いただき、9回目の提出でなんとか3月30日に無事再開しました☕️
2023年4月5日 真贋調査(米国)
【Amazonアカウント停止 復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室🍀 (@hiyoko_tabi) April 4, 2023
3月14日にご依頼いただいた米国https://t.co/RF7ToUcb1Z の真贋調査が、4回目の提出で無事再開しました🌼#商品の信頼性に関する苦情#アカウント健全性 pic.twitter.com/tInzqemIWn
Amazon.com(米国)の真贋調査の事例です。
3月14日にご依頼いただき、4回目の提出でなんとか4月4日に無事再開しました☕️
2023年3月9日 真贋調査(米国)
【Amazonアカウント停止 復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室🍀 (@hiyoko_tabi) March 9, 2023
2018年に停止された米国Amazonの真贋調査が再開しました🌸
運用していたグローバルセリングのカナダアカウントが停止になっていたのですが、これで2つとも無事に元通りですね。
かなりの金額を保留されていた法人様だったので、再開できて本当に良かったです😌 pic.twitter.com/PQrIRhatZx
Amazon.com(米国)の真贋調査の事例です。
2月13日にご依頼いただき、7回目の提出でなんとか3月9日に無事再開しました☕️
2023年3月6日 請求書の偽造(米国)
【Amazonアカウント停止 復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室🍀 (@hiyoko_tabi) March 6, 2023
2月22日にご依頼いただいた「米国Amazonの偽造請求書の規約違反」が、改善計画書2回目で無事解決しました。
数千文字の改善計画書が必要でしたが、なんとか解決できてホッとしました☕️ pic.twitter.com/G92aHbA91E
Amazon.com(米国)の偽造請求書の事例です。
2月22日にご依頼いただき、2回目の提出で3月6日に無事再開しました☕️
2023年2月2日 公共料金の身分証明(米国)
【Amazonアカウント停止 復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室🍀 (@hiyoko_tabi) February 2, 2023
1月19日にご依頼いただいた米国Amazonの身分証明(公共料金の請求書)が1件クリアできました☕️
本人名義の請求書が1枚もなかったので少し長引きましたが無事解決です🍀 pic.twitter.com/l2kZNNjjrI
Amazon.com(米国)の身分証明(公共料金の提出)事例です。
1月19日にご依頼いただき、本人名義の領収書がなかったため少し長引きましたが、無事再開しました☕️
2023年1月21日 ブランド違反(シンガポール)
【Amazonアカウント停止 復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室🍀 (@hiyoko_tabi) January 21, 2023
1月4日に依頼を受けた、ブランド違反(誤ったブランド名の商品ページへの出品)でのシンガポールアカウントが、なんとか1月21日に再開できました☕️ pic.twitter.com/285ZrljR6P
Amazon.sg(シンガポール)のブランド違反(誤ったブランド名の商品ページへの出品)の事例です。
1月4日にご依頼いただき、フリマ仕入れのため若干長引きましたが6回目の提出で1月21日に無事再開しました☕️
2022年11月30日 商標権侵害 (カナダ)
【Amazonアカウント停止復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室🍀 (@hiyoko_tabi) November 30, 2022
11月24日にご依頼いただいた、カナダAmazonで商標権侵害になっていた方が、無事1回目の提出で再開できました☀️ pic.twitter.com/KNLP3PpUsD
Amazon.ca(カナダ)の商標権侵害の事例です。
11月24日にご依頼いただき、1回目の提出で11月30日に無事再開しました☕️
2022年9月17日 販売履歴がない(米国)
【Amazonアカウント停止 復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室🍀 (@hiyoko_tabi) September 17, 2022
米国Amazonの「裏付けられていない販売履歴・評価数」の停止案件が、無事4回目の提出で解決しました🍀 pic.twitter.com/CiVSWBPzcn
Amazon.com(米国)の販売履歴の事例です。
*販売履歴とは、最近の販売数や売上が異常に増えたことによるアカウント停止です。
9月4日にご依頼いただき、4回目の提出で9月17日に無事再開しました🍀
2022年9月15日 商標権侵害(米国)
【Amazonアカウント停止 復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室🍀 (@hiyoko_tabi) September 15, 2022
9月12日に商標権侵害で停止された米国Amazonアカウントが、無事2回目の提出で再開できました🍀
英語で7000文字近くの文章を作った甲斐がありました💦 pic.twitter.com/Hx6jzm3ZBY
Amazon.com(アメリカ)の商標権侵害の事例です。
9月12日にご依頼いただき、二度目の提出で9月15日に無事再開しました🌸
2022年8月23日 意匠権侵害(イギリス)
【Amazonアカウント停止 復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室🍀 (@hiyoko_tabi) August 23, 2022
英国Amazon(https://t.co/XLFm7zr4US)の意匠権侵害のアカウントが無事2回目の提出で再開しました🌸 pic.twitter.com/8hNl4AhZia
Amazon.uk(イギリス)の意匠権侵害の事例です。
8月19日にご依頼いただき、2回目の提出で8月23日に再開しました😌
2022年7月19日 真贋調査(カナダ)
【Amazonアカウント停止 復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室🍀 (@hiyoko_tabi) July 19, 2022
カナダのAmazonアカウントの真贋調査が無事再開できました🍀
海外アカウントは長引くことが多くて提出を繰り返しましたが、なんとか2週間以内に解決できました🌸 pic.twitter.com/JbK4j7KhoU
Amazon.ca(カナダ)の真贋調査の事例です。
2022年7月6日にご依頼いただき、8回目の提出で7月19日に無事再開できました。この事例は久しぶりに長引きましたね。。
2022年4月27日 ブランド違反(米国)
【Amazonアカウント復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室🍀 (@hiyoko_tabi) April 27, 2022
米国Amazonアカウント停止(ブランド事前承認違反)の方が無事再開できました❗️
誤ったブランド名の商品ページに出品すると規約違反になります🍀 pic.twitter.com/Z31daE7OA1
Amazon.com(米国)のブランド違反の事例です。
4月21日にご依頼いただき、3回目の提出で4月27日に無事再開できました☀️
2021年10月30日 ブランド違反(米国)
【Amazonアカウント復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室🍀 (@hiyoko_tabi) October 30, 2021
米国Amazonのブランド承認違反の方が無事再開しました😌200万円回収できたので、僕も嬉しかったです🌱 pic.twitter.com/ORgz9zR6cM
Amazon.com(米国)のブランド違反の事例です。
2021年10月19日にご依頼いただき、2回目の提出で10月30日に再開しました💻
2021年8月20日 商標権侵害(米国)
【Amazonアカウント復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室🍀 (@hiyoko_tabi) August 20, 2021
米国Amazonの商標権でアカウント停止になっていた方が再開しました!19日に1回目の改善計画を送って、本日無事再開できました😌 pic.twitter.com/tZpPFn9Xi9
Amazon.com(米国)の商標権の事例です。
8月15日にご依頼いただき、1回目の提出で8月20日に無事再開できました🌸
2021年7月25日 商標権侵害(米国)
【Amazonアカウント復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室🍀 (@hiyoko_tabi) July 25, 2021
米国Amazonの商標権侵害が再開しました!
なかなかAmazonからの返信がなかったので心配でしたが、無事再開できて何よりです🌱 pic.twitter.com/Uu9LRZpMZQ
Amazon.com(米国)の商標権侵害の事例です。
7月6日にご依頼いただき、4回目の提出で7月25日に無事解決できました🌺
2021年6月6日 著作権侵害(米国)
【Amazonアカウント復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室🍀 (@hiyoko_tabi) June 6, 2021
米国Amazonの知的財産権のアカウントが再開しました!今回は長引きましたが、今朝復活しました😹 pic.twitter.com/jHiHrIn89f
Amazon.com(米国)の著作権侵害の事例です。
2021年5月26日にご依頼いただき、10回以上提出した上でなんとか6月6日に解決しました🌻
以上の通り、海外Amazonアカウントでも、日本Amazonと同じように再開可能です!
どうしても再開できない場合

アカウントを取り戻すためには、数千文字の分量で「Amazonが求める内容の改善計画」を提出する必要があります
しかし改善計画書を、初めてアカウント停止になった方が一人で書き上げるのはかなり難しいです。もし数千文字書き上げたとしても、その内容は「相手が求めている文章」とは大きくズレていることがほとんどです。
特に海外アカウントの停止は、再開までの改善計画のやりとりの難易度が高く、諦めてしまう方が多いです。
しかしご安心ください。
そんなお困りのセラーのため、弊社では合計500件以上のアカウント再開実績を通じてAmazonアカウント復活代行サポートを実施中です!専門家の私が全力でサポートします。

あなたのアカウントと売上金を取り戻します!

お困りの方は、ぜひ一度弊社までご相談ください。

海外Amazonアカウント停止|まとめ

以上、海外Amazonアカウント復活事例まとめでした。
新しくアカウントを作るには、2023年現在では相当な手間が必要です。
そのためせっかく作った停止アカウントは放置せずに、最後まで諦めず最善を尽くしてみるのがおすすめです!

他にAmazonの記事はないの?

事例別まとめ記事も参考になりますよ!