どうも! 吉田航基(@hiyoko_tabi)です。
今回は出荷通知を押した後にそのまま商品を出荷しなかったことが原因で、アカウント停止になった場合についてです。
「ログインできない」パターン一覧はこちら

「出荷通知後の未出荷」の問題とは
今回の問題では、以下のような文言のメールが届きます。
この措置がとられた理由
Amazon では、出品者様が出荷通知後に注文を出荷していないことを示す情報を確認したため、この措置を講じました。サイバーセキュリティを確保するため、また詐欺その他違法な手段によって行われた侵害、あるいは明らかに公序良俗に反する行為に対処するため、出品用アカウントを直ちに一時停止または解約する必要があります。この通知を以って、出品用アカウントは一時停止または解約されます。詳細については、アカウントの健全性 (https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/G200205250) および出品者利用規約および出品者行動規範(https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/G1801) に関する Amazon のポリシーをご確認ください。
出品用アカウントが誤って閉鎖された場合
手違いがあったと思われる場合は、その旨の説明をお送りいただきますようお願いいたします。
— ご利用のアカウントが Amazon の出品者行動規範およびアカウント健全性の監視に関するポリシーを遵守していることを示す証拠または実例。
— 注文が発送され、到着済みであることを示す証拠または実例。
これは出荷通知を押した後、なんらかの理由で商品を配送せずに購入者から苦情が複数回届いた場合に発生します。
要するに「料金だけ受け取って商品を発送していないな…詐欺め!」ということみたいです。意外とAmazonは出荷通知の「空送信」には厳しいです。
- 出荷遅延になる前に発送通知を「空送信」したままになっていた
- 仕入先から直発送にしていたが、仕入先が実は送っていなかった
「出荷通知後の未出荷」の考察
何故かログインが不可能になる
この未出荷違反の問題はセラーセントラルへのログイン自体が不可能になります。
通常、出品用アカウントが停止になった場合はログインはできるので、唯一の例外パターンです。
基本的に真贋でも請求書偽造でもレビュー操作でもログイン自体はできます。
なお、今判明している限りの「ログインが不可能になる」パターンは以下の3つです。
「販売履歴の裏付けがない」警告も届く
今回の未出荷の問題でログインできなくなる前には「出品者様の現在の販売数が、購入者からの評価や確定した販売履歴に裏付けられていません。」という警告メールが届いていることがあります。
過去の販売履歴や出荷状況に問題があると判断された場合、まずはこちらの「販売数」メールが届きます。

その中でも「商品を発送していない」という悪質事例だと判断された場合(今回の事例)は、さらにログイン不能になった上で今回のメール文面が届くものと思われます。
パターン①
「販売数」警告→そのまま「販売数」停止
パターン②(今回の事例)
「販売数」警告→悪質判定で「未出荷」停止
未出荷によるアカウント停止を防ぐには
「出荷通知後の未出荷」を防ぐ方法は一つだけです。
今回の問題はあくまでも出荷通知を押したのに商品を配送していないことが原因のため、確実に当日中に配送した上で必ず配送証明を全ての商品に対して付けることで、今回の問題は99%防ぐことが可能です。
配達会社の都合も考えた上で、商品が集荷される当日に出荷通知も送信するのがベターですね(ポスト投函は最大1-2日の時間差があります)

同じことを意識すると追跡可能率の悪化も防げるね!

「とりあえず出荷通知」は現在はリスクが高いです
「出荷通知後の未出荷」の解決策
「出荷通知後の未出荷」の改善計画
改善計画を書く際に重要なのが、メールに記載されている以下の2項目です。
— ご利用のアカウントが Amazon の出品者行動規範およびアカウント健全性の監視に関するポリシーを遵守していることを示す証拠または実例。
— 注文が発送され、到着済みであることを示す証拠または実例。
改善計画は上記項目に沿って記載するのが大前提です。
上記の質問は徹底的に情報を記載するチャンスなので、「今回のアカウント停止がなぜ間違っているのか」具体的かつ論理的に書き上げることが重要です。ここの部分が肝です。
ただし今回のアカウント停止の原因に身に覚えがある場合、上記のように「ポリシーを遵守した証拠」や「注文が発送・到着した証明」ができない場合があります。
その際は「今までの配送方法の問題点」「在庫削除や返金対応などの実施内容」「配送方法についての今後の改善策」を具体的かつ論理的に書き上げることが重要です。
「出荷通知後の未出荷」からの復活
この「出荷通知後の未出荷」は謎が多いですが、実際に再開する方も多いので悲観する必要はありません。
経験上、Amazonの担当者は全ての改善計画を目視でチェックしているため、問題ないと判断されれば再開できるようになっています。(ロボットでもないし、完全な無視もありません)

じゃあ諦める必要はないんだね

改善計画次第でちゃんと再開できますよ
もちろんAmazonが求めている内容を提出できない限り、何十回提出しても再開できないため、最大限コツが必要です。
僕自身、3000文字程度は改善計画を記載して別ファイルも添付することでかなり作り込んで再開させています。その上で過去に再開したことのあるAmazonメールアドレスを経由して送信します。
どうしても再開できない場合
アカウントを取り戻すためには数千文字の分量で「Amazonが求めている内容での改善計画書」を提出する必要があります。
しかし改善計画書を、初めてアカウント停止になった方が一人で書き上げるのはかなり難しいです。もし数千文字書き上げたとしても、その内容は「相手が求めている文章」とは大きくズレていることがほとんどです。
提出回数が増えるごとに相手の反応は冷たくなっていき、再開しづらくなっていきます。そんな少ないチャンスに見当違いの文章を提出して、アカウント再開の機会を逃してしまうのは非常にもったいないですよね。
そんなお困りのセラーのため、弊社では合計500件以上のアカウント再開実績を通じてAmazonアカウント復活代行サポートを実施中です!専門家の私が全力でサポートします。

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お困りの方は、ぜひ一度弊社までご相談ください。


過去数年分の月別データ(合計500件以上)
最新の再開事例(Twitterにて随時更新中)
Amazon「出荷通知後の未出荷」まとめ
以上、「出荷通知後の未出荷」のアカウント復活事例まとめでした。
新しくアカウントを作るには、2022年現在では相当な手間が必要です。
そのためせっかく作った停止アカウントは放置せずに、最後まで諦めず最善を尽くしてみるのがおすすめです!

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