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吉田航基
株式会社hibiki 代表
30歳のひよこ経営者。
株式会社hibiki」という会社で活動中。

Amazon物販のリスク専門家として過去5年間で合計500件以上のアカウント再開実績を積み重ねてきました。

当サイトでは、Amazon販売でお困りの事業者に向けたサポート&問題解決に向けた情報発信をしていきます!

突然届く本人確認メール「Amazon.co.jpの出品者用アカウントを確認しております」ってなに?

どうも! 吉田航基(@hiyoko_tabi)です。

Amazonセラーアカウントを運営していると、突然Amazon側から本人確認として、身分証明書と銀行明細の提出を求められることがあります。

今回はそんなAmazonセラーアカウントの本人確認の対処方法について解説していきます。

Content

Amazonセラーアカウントの本人確認とは

Amazonから本人確認を求められると、出品用アカウントには制限がかかってしまいます。

それぞれの警告画面や、メール文面を解説していきます。

アカウント健全性には表示されない

本人確認でアカウントに制限がかかった場合でも、セラーセントラルTOP画面には何も表示されません。

アカウント健全性ダッシュボードにも、何も表示されません。

パフォーマンス通知に表示される

本人確認の通知は「パフォーマンス」→「パフォーマンス通知」に届きます(同じ内容で登録メールアドレスにも送られてきます)

件名は「Amazon.co.jpの出品者用アカウントを確認しております」となっています。

Amazon.co.jpの出品者用アカウントを確認しております

Amazon出品サービスにご登録いただきありがとうございます。

安心して出品・購入していただけるマーケットプレイスを維持するため、アカウントの出品前審査にご協力をお願い致します。審査期間中は出品者様の既存のアカウントで販売されている商品についても一時的に販売を停止させていただきます。ご了承くださいませ。

また、審査期間中には販売はできませんが、セラーセントラル上で販売のご準備をお進めいただくことは可能です。

書類提出~認証までの手順は以下の通りです。

  1. セラーセントラルにログインします。
  2. 下記のリンクより、本人確認ページにアクセスします。
  3. 本人確認ページに記載の指示に従い、情報を送信します。
  4. アカウントの認証状況についてはメールでお知らせします。認証されましたら、Amazon出品サービスでの販売を開始することができます。

ご理解とご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。

Amazon.co.jp

2024年時点では、本人確認メールの文面は上記で統一されています。

省略しましたが、通知文面には本人確認フォームへのURLリンクが記載されておりますので、そのまま申請に進むこともできます。

お支払い方法を更新していただく必要があります

こんにちは

出品者様のアカウントを保護するため、一時的に出品用アカウントを停止中に設定しました。出品用アカウントは、セラーセントラルで出品用アカウント情報を確認し、クレジットカード情報を更新していただくことにより、いつでも再開できます。クレジットカード情報を更新するには、「出品用アカウント情報」で「クレジットカード情報(Amazon出品サービス)」を選択します。

詳しくは、こちらをご覧ください。https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/GUQLF3C3HEGAERLC

今後ともAmazonをよろしくお願いいたします。
Amazon出品サービス

本人確認をしないまま放置すると、もう1通上記のメールが届いてアカウントの状態が停止中に移行します。

ただ本人確認メールが届いた瞬間から、出品ステータスは下記のように停止中になっていることも多く、今更感があります。こちらは特に大きな意味のないメールです。

そのため本人確認が完了すれば販売可能、本人確認が完了していなければ販売不可という状態は変わりません。

Amazonの本人確認が発生する原因

大きな変更や長期間の放置が原因

クレジットカードや銀行口座の変更など、セラーセントラルの設定を大きく変更した場合に一定確率で発生します。

特にクレジットカードは有効期限や利用限度額の関係で、変更しなければいけない機会があると思います。

Amazonから何か言われて変更したら本人確認が発生したような場合もあれば、気まぐれで自分で変更しなおして本人確認が入る場合もあります。基本的には動かさないのが一番です。

ひよこ

なるべく有効期限の長いカードを最初に登録しておこうね

また「アカウントを長期間動かしていない場合」にも発生します。

大口設定なら発生しないわけではなく、実際にログインして販売活動を行っているかどうかで判断されます。

私自身も、数ヶ月間、販売もログインもしていなかった大口アカウントに、突然本人確認メールが届きました。

タイミングは様々で、私は大口アカウントのまま突然通知が届いて本人確認が入る場合「休止中」設定にしていたアカウントを動かした瞬間に本人確認が入る場合、どちらも経験したことがあります。

そのため大口アカウントであっても、外注権限ばかりでログインしている方や、全く商品を出品していないアカウントには本人確認が発生する可能性がありますね。

吉田航基

私は使っていないアカウントでも、定期的にログイン・出品登録をするようにしています。

クレジットカード更新を求められる

本人確認メールが届く前に、まずは上記のようにクレジットカードの更新を求められる場合があります。

私は上記のクレジットカードに関するメールが届いた時点で、どうせ本人確認が直後に発生するだろうなと覚悟しています。大体セットで発生します。

実際のクレジットカードの更新手順については、下記の記事にまとめました。

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クレジットカードでAmazon出品用アカウントが一時的に制限!? セラーセントラルでの解決方法まとめ Amazon出品用アカウントでは、クレジットカードが原因でセラーセントラルの利用に突然制限がかかってしまう場合があります。今回はそんなクレジットカードによるアカウント一時制限の対処方法を解説していきます。

同じアカウントで何度でも発生する

同じアカウントであっても、トリガーさえ引けば何度でも本人確認は発生します。

つまり本人確認が一度完了しても、またクレカを変更したり数ヶ月くらい完全に休止してしまうと、再度発生する場合があります。

吉田航基

私自身も油断して何度も食らった経験があります↓

そのためクレカや銀行口座はなるべく変更しないまま、アカウント自体はこまめにログインして出品登録をしていくなど、本人確認を防ぐ対策が必要です。

身分証明書・銀行明細の提出方法

このアカウント制限を解除しない限りは、セラーアカウントで商品を販売することができません。

そのため、1日でも早く身分証明書・銀行明細を提出して本人確認を完了させましょう。

身分証明書・銀行明細の提出場所

身分証明書・銀行明細を提出するフォームは一つですが、いくつかの場所が存在します。

「パフォーマンス」→「パフォーマンス通知」に届いた通知の文面の中には、本人確認フォームへのリンクがあるので、直接クリックで飛ぶこともできます(下記の画像にない後半部分に記載されています)

もしくは歯車マーク「出品用アカウント情報」をクリックした先の画面にも表示されています。

冒頭には「現在、Amazon出品(出店)サービスへのアクセスは制限されています」という画面が出現しています。

「アカウントを再び有効にする」の赤字リンクをクリックすることで、本人確認フォームに行くことができます。

本人確認資料を提出する前の注意点

本人確認資料については、それだけで1記事書けるほど注意点がありますが、その中でも厳選してお伝えします。

例えば身分証明書は、パスポートもしくは運転免許証だけです。住民票やマイナンバーカードは無効になってしまいます。

また運転免許証は裏表の両面が必要です。パスポートは顔写真の入ったページの画像が必要です。どちらもスマートフォン、カメラ等で撮影した写真画像、またはカードのスキャンデータが必要です。

また四方が切れていない接写写真を提出して、却下されている方も多いので要注意です。

その他Amazon公式サイトでは、下記のような注意点が記載されています。

  • 身分証に記載のある氏名はセラーセントラルに登録する情報と一致している
  • 身分証には顔写真が入っている
  • 身分証は有効期限内である
  • スマートフォン等で撮影した画像、または原本のスキャンデータをご提出ください。
  • スクリーンショット(画面キャプチャ)は審査対象外となります。
  • 画像またはPDFデータはカラーである (白黒は審査対象外)
  • ファイル形式は次のいずれかである: *.png, *.tiff, *.tif, *.jpg, *.jpeg, *.pdf.
  • ファイル名に絵文字や特殊記号(例: $, &, #)を使用していない

また取引明細書は、銀行明細もしくはクレジットカード明細です。

アカウントに登録されている銀行口座やカードと同じである必要はなく、同じ名義であればOKです。

銀行明細はインターネットバンキングでも、預金通帳でも構いません。ただし過去180日以内の明細が記載されたページが必要なので、直近の明細がなければどちらも入出金して記帳する必要があります。

詳細は、Amazon公式サイトをご確認ください。

身分証明書・銀行明細の提出手順

提出フォームの画面では、まずは居住地国/地域を「日本」に設定します。

すると下記のようにそれぞれ「顔写真入りの身分証明」と「取引明細書」のファイル添付画面になるので、それぞれ添付します。

任意コメントの部分は、よほど伝えたいことがなければ空欄で大丈夫です。私は記載したことがありません。

あとはメールアドレスと電話番号を入力して、送信ボタンで完了です。

メールアドレスや電話番号は、基本的にはなんでもOKです。私はログイン時の登録メールアドレスを入力して、電話番号は未入力にすることが多いです。

送信完了すると、下記のような完了画面になります。

「〇〇日までには結果をお知らせします」と記載されていますが、基本的にはそれよりも早く数時間〜1日程度で返信が届くことが多いです(半分以上は10分とかで返信が届くのでAI判定が多いです。微妙な画像は目視で半日-2日ほどかかる場合があります)テクニカルサポート案件なので、アカウントスペシャリストと違って返信が早いですね。

「出品申請のステータスを確認」ボタンを押すと、下記の「カタログ」→「出品申請を表示」画面に移ります。

本人確認の審査の確認方法

本人確認の審査が完了したかどうかは「カタログ」→「出品申請を表示」画面から確認することができます。

身分証の提出前(初回)は下記のように「ステータス:下書き」になっています。

身分証の審査中は下記のように「ステータス:審査中」になります。審査は大体数時間-1日程度で完了します。

審査に無事通過すると下記のように「ステータス:許可済み」となっています。

通過した際は、下記のように「確認プロセスを完了」メールが届きます。セラーセントラルは全て正常に戻っています。

審査に通過できなかった場合、下記のように「ステータス:出品者の対応要」となっています。

審査却下された際の流れは下記の通りです。

書類審査が却下された場合

書類審査は1-2日で審査されますが、却下された際は下記のようにTOP画面に「未解決のケース」として表示されます。再審査をするためには、ケース履歴より再送することになります。

「カタログ」→「出品申請を表示」画面では、下記のようにステータスが「出品者の対応要」と表示され、右の「出品を申請」ボタンから再申請に進むことができます。

メールでは「RE:[CASE 〇〇] Seller Identity Verification」という件名でテクニカルサポートから届きます。

主に「trms-ww2jp-siv-jp@amazon.co.jp」というメールアドレスが多いです。

例えば下記のような通知文面で届きます。下記のケースは身分証に不備があったケースです。通知内容は却下理由によってそれぞれ異なります。

別名義アカウントの登録情報の変更

基本的に本人確認については、最初にアカウント登録した名義で提出していきます。

仮に偽名や別の情報にセラーセントラルの登録情報を変えていても、一旦元に戻してから本人確認資料を提出しましょう。私自身はそうしています。

なお別人名義の場合、私はセラーセントラルの登録情報を一応提出する名義に合わせて変更するのですが、基本的には「ストアフロントの情報(会社住所の住所部分や、出品者の情報の名前部分)」しか変えておりません。

Amazonは正規の名義変更手順は存在しないので、この二つを変更すれば基本的にストアフロントの情報は全て変更されますので、それで良しとしています。

ストアフロントの開き方
  • 「パフォーマンス」→「評価管理」を開く
  • 評価表の左下の青字リンク「出品者への評価が Amazon で購入者にどのように表示されるかをご確認いただけます」をクリック

「正式名称/販売業者名」でストア名を個人名にしたり、「クレジットカードや銀行口座の口座名義」を元に戻したりといった混みいった作業はしないまま、基本通過させています。

先ほどの会社住所の部分も変えなくても通過したことはあるので、正直完全に偽名情報のままでも、最初に作った登録名義の書類を提出して解除できる場合も多々あります。あくまで念のためにやっているだけです。

別名義アカウントの身分証入手

もし最初のアカウント名義が自分以外の第三者の場合は、アカウントにログインして提出してもらうか、身分証+取引明細のデータをいただいて提出することになります。

もし第三者にログインしてもらう際は「IDパスワード」「2段階認証のQRコード画像」「提出フォームのURLリンク」を一緒に渡してあげるとスムーズです(ユーザー権限機能でも可能)

ただ本人確認は、途中で変更した名義でも通過したという情報もちらほらあるため、途中で変更した名義でも通る可能性があります。

そのため、どうしても最初の名義人と連絡が取れない場合は、現在の名義の本人確認資料を提出するのも一つの手かもしれません。ただし最初の名義での提出が、一番ベターではあります。

ただ現在のアカウント名義が自分自身だとしても、自分で別のアカウントを保有している場合は本人確認資料を提出するのは紐付けリスクがあります。

アカウント制限が解除できない場合

もし本人確認でお困りの方は、まずは無料相談にてお気軽にお尋ねください。

状況に応じて、有料サポート(費用は応相談)になる可能性もありますが、その際は金額分お力になれるように色々と有益な情報もあわせてお伝えさせていただきますね。

ひよこ

まずは無料相談してみてね!

吉田航基

お困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。

Amazonセラーアカウントの本人確認|まとめ

以上、Amazonセラーアカウントの本人確認の解説記事でした!

こちらの案件は珍しい案件なのでネット上には全く情報が落ちておらず、また書き方にかなりコツが必要です。

お悩みの方は、ぜひ一度ご相談くださいね。

ひよこ

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