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Amazon大口出品と小口出品の違い|変更方法・月額登録料・切り替え時の注意点を解説

どうも! 吉田航基(@with_seller)です。

Amazonの大口出品は、小口出品へ変更することで月額料金を抑えることができます。

そのため当分セラーアカウントを使用しない事業者は、小口出品への変更をオススメします。ただ状況によっては大口出品のままの方がメリットがある場合があります。

この記事では、大口出品から小口出品へ変更する手順や料金の違い、切り替える前に知っておきたい注意点を分かりやすく解説します。

Content

Amazonの大口出品と小口出品の違い

Amazonの出品プランには、大口出品と小口出品があります(公式サイト参照)

それぞれの機能や料金の違いについて見てきましょう。

大口出品と小口出品の料金の違い

大口出品は、販売する商品数にかかわらず月額4,900円(税抜)がかかります。

一方、小口出品には月額登録料がなく、商品が1点売れるごとに100円(税抜)がかかります。

Amazonの大口出品と小口出品の料金・出品プランの違いを比較したAmazon公式サイトの画面

そのため、Amazon公式では毎月49点まで販売する場合は小口出品、毎月49点以上販売する場合は大口出品を目安として案内しています。

なお、どちらのプランでも別途、カテゴリーに応じた販売手数料などが発生します。

「Amazon販売をやめたい」という理由が月額料金を支払いたくないだけであれば、出品用アカウントそのものを解約せず、大口出品から小口出品へ変更する方法もあります。

そのため、商品の販売数が少なくなった場合(月に数点〜数十点)や、しばらく積極的に販売する予定がない場合は、小口出品へ変更することで毎月の固定費を抑えられます。

大口出品と小口出品の機能の違い

大口出品と小口出品では、利用できる機能にも大きな違いがあります。

Amazonの大口出品と小口出品で利用できる機能の違いを比較した表

大口出品では、広告の掲載、ファイルでの一括出品、レポートやAPIを利用した在庫管理、ユーザー権限機能など、本格的にAmazonで販売するためのさまざまな機能を利用できます。

小口出品ではこれらの機能を利用できなくなるため、単純に料金だけで選ぶのではなく、現在利用している機能も確認しておきましょう。

特にAmazon広告などを使って売上を伸ばしているセラーの場合は、小口出品へ変更することで今までと同じ販売方法ができなくなる可能性があります。

また小口出品はショッピングカート、現在の名称でいう「おすすめ商品」の獲得資格がありません。

そのため小口出品に切り替えると、全ての出品商品のカート取得率が0%になります。

テクニカルサポートの利用条件が異なる

大口出品と小口出品では、Amazonテクニカルサポートへ問い合わせる際の対応方法にも違いがあります。

大口出品では、電話・メール・チャットを利用してテクニカルサポートへ問い合わせることができます。

一方、小口出品ではメールのみの対応となるため、電話やチャットによるサポートは利用できません。

Amazon販売では、出品方法やFBA、売上金、アカウントの設定などについてAmazonへ問い合わせる機会も多くあります。そのためサポート体制が充実しているかどうかは重要です。

特にAmazon販売を始めたばかりの方や、トラブルが発生した際に電話やチャットですぐに相談したい方は、サポート体制の違いも考えて出品プランを選びましょう。

アカウントヘルスサポートの利用条件が異なる

また、アカウント健全性ページ右上にあるヘルスサポート(アカウント健全性サポートチーム)については、小口出品では利用できません。

Amazonセラーのアカウント健全性ページにあるヘルスサポートの画面

アカウント停止や、警告&健全性スコアなどについてAmazonへ相談できなくなるため、注意が必要です。

大口出品と小口出品はどちらを選ぶべき?

Amazonで継続的に商品を販売するのであれば、大口出品の方が向いています。

稼働しているほとんどのAmazonセラーは、大口出品です。

一方、「Amazon販売をしばらく休みたい」「ほとんど商品を販売していない」「月額料金をなくしたい」という場合は、小口出品への変更を検討してもよいでしょう。

Amazon販売をやめようと考えている場合でも、すぐに出品用アカウントを解約する必要はありません。

特にアカウント停止中の場合は、基本的に大口料金が請求されないため、小口出品に変更しても、サポートに連絡できなくなるなどのデメリットしかありません。そのため小口出品に変更するのはおすすめしません。

Amazonで大口出品から小口出品へ変更する方法

Amazonセラーセントラルで「大口出品」から「小口出品」へ変更する方法は、次のとおりです。

ログイン後「アカウント設定」を開く

セラーセントラル「設定」→「アカウント設定(直リンク)」を選択する

Amazonセラーセントラルの設定から「アカウント設定」を開く画面

「Amazon出品サービス(直リンク)」をクリックする

Amazonセラーセントラルの「サービスの管理」でAmazon出品サービスを確認する画面

「Amazon出品サービス」の設定を変更

大口出品から小口出品に変更して「変更を適用」

Amazon出品サービスを大口出品から小口出品へ変更する設定画面

特に審査が発生するわけではないので、基本的にはいつでも小口出品から大口出品にまた戻すことが可能です。

大口出品から小口出品への変更はいつ適用される?

大口出品から小口出品への変更手続きを行っても、すぐに小口出品へ切り替わるとは限りません。

基本的には、現在支払っている大口出品の月額登録料の期間が終了する「次回の請求日(決済日)」から、小口出品へ切り替わります。

そのため、変更手続きが完了した後も、次回の請求日までは大口出品の機能を引き続き利用できます。

変更予定日は、セラーセントラルの「設定」から「アカウント情報」を開き、「サービスの管理」から確認できます。

「次回決済日から小口出品」などの表示や切り替え予定日が記載されていれば、その日から小口出品へ変更される予定です。

実際に切り替え予定日を迎えた後は、「サービスの管理」を再度確認し、Amazon出品サービスの出品形態が「小口出品」になっているか確認しておきましょう。

なお小口出品へ切り替わると、大口出品でのみ利用できる一部の機能は利用できなくなります。

もし今後Amazonでの販売数が増えたり、必要な機能が増えたりした場合は、小口出品から大口出品へ再び変更することも可能です(アカウント停止中は戻せなくなるので要注意)

Amazon大口出品の月額料金はいつ請求される?確認方法も解説

Amazonでは月額登録料(大口料金)はいつ請求されるのでしょうか。どのタイミングで請求されるのか、またその確認方法を合わせてお伝えします。

Amazon大口出品の初月の月額登録料は登録完了後に請求される

Amazonの大口出品では、月額4,900円(税抜)の月額登録料が設定されています。

Amazon公式では、大口出品の登録手続きが完了すると月額登録料の請求が開始されます。

Amazon大口出品の月額登録料が請求されるタイミングに関する公式案内
Amazon出品に役立つサポート資料

そのため、初月の月額登録料は、商品が売れたタイミングではなく、大口出品でのアカウント開設完了時、または小口出品から大口出品への変更完了時に請求されます。

Amazon大口出品の月額登録料をファイナンス画面で確認する方法

その後も大口出品を利用している場合は、毎月月額登録料が発生します。

実際の請求日はペイメント画面「ファイナンス」→「ワークスペース」から確認しましょう。

Amazon大口出品の月額登録料が請求されるタイミングとセラーセントラルのペイメント画面「ファイナンス」

下側の「Amazon手数料」の金額をクリックすると、大口出品の場合、月額登録料の4,900円(税込5,390円)が請求されていることが確認できます。

なお、月額登録料は毎月1回の請求ですが、ファイナンス画面は振込期間ごと(14日に1回)に表示されるため、すべての期間に月額登録料が表示されるわけではありません。

Amazon大口出品の月額料金が発生しないケース

大口出品では月額登録料が設定されていますが、アカウントを大口出品のまま残しているだけで、必ず毎月請求されるとは限りません。

Amazonで販売を休止する予定の方は、月額料金が発生する条件についても確認しておきましょう。

Amazonで商品を出品・販売していない場合

Amazonでは、請求日時点で購入可能なASINが1つ以上ある場合に、月額登録料が請求される仕組みになっています。

つまり、請求日時点で購入可能なASINが1つもなければ、月額登録料が請求されない場合があります。

Amazon大口出品で購入可能なASINをすべて削除した場合の月額登録料に関する公式回答
月間登録料に関するよくある質問

そのため、『大口出品のままにしておくと、商品を販売していなくても毎月必ず月額料金がかかる』とは限りません。

1商品も出品・販売していない場合では、下記のように1年以上経過しても月額料金の引き落としはない場合が多いです。(実際に、登録している銀行口座からも引き落とされていません。)

Amazonセラーセントラルの過去の決済情報で月額登録料が発生していないことを確認した画面

1商品も出品・販売していない場合とは、月額登録料の請求日時点で、下記の画像のように「商品」→「商品の管理」の画面に1商品も登録されていない場合です。

Amazonセラーセントラル「商品」→「商品の管理」の画面で、1商品も登録されておらず大口料金が請求されない画面

Amazonでは大口出品であっても「請求日の時点で、購入可能な出品(有効なASIN)が1つも存在しない場合、月額登録料は請求されない」という仕様になっています。

実際にテクニカルサポート2名に確認しましたが、同様の見解でした↓

Amazonテクニカルサポートに大口出品の月額登録料について確認した回答画面
Amazonテクニカルサポートから出品活動がなければ月額登録料は請求されないと案内された回答画面

もちろん気になる方は小口出品に変更しておきましょう。

Amazonセラーアカウントが停止されている場合

Amazonセラーアカウントが停止中の場合は、基本的にその期間の月額登録料は請求されません。

Amazon公式でも、「アカウントがブロックまたは一時停止された月については、月間登録料は請求されません」と案内されています。

Amazonセラーアカウントが停止中の場合は、その期間の月額登録料は請求されない事例
月間登録料に関するよくある質問

そのため、アカウント停止になったからといって、月額登録料を止めるためにすぐ小口出品へ切り替える必要はありません。

むしろ、小口出品へ切り替えることで利用できなくなる機能もあるため、アカウント再開を目指している場合は、大口出品のままにしておいても月額登録料の面で大きなデメリットはありません。

実際に弊社でも、アカウント停止中に月額登録料(大口料金)が継続して請求されたという事例は、現時点では確認していません。

ただし、アカウントが停止されるまでの利用期間などによっては、停止直後に「アカウントが生きていた期間分」の月額登録料が請求される場合があります。

そのため、アカウント停止後に大口料金の請求が発生しても、必ずしも停止期間中の月額登録料が請求されているとは限りません。翌月以降も月額登録料が請求されていないか、念のため1ヶ月ほど経過した後にファイナンス画面を確認しておきましょう。

Amazonアカウント停止中も大口料金(月額登録料)は請求される?

Amazonセラーアカウントが停止された場合、大口出品の月額登録料が請求され続けるのか気になる方も多いと思います。

ここでは、アカウント停止中の大口料金の扱いや、請求された場合の確認方法について詳しく解説します。

アカウント停止時の「売上金・FBA在庫の保留」については下記の記事をご参照ください。

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Amazonアカウント停止中に大口料金が発生する条件

実はAmazonの大口料金は、「大口登録」のままでも、出品活動がされていない場合は、請求が発生しません。

テクニカルサポートの実際の回答でも、大口登録のままでも出品活動がされていない場合は請求されないとあります。

Amazonセラーサポートに確認した結果、アカウント停止中で出品活動が行われていない場合は大口出品の月額登録料は請求されないと回答されたチャット画面

具体的には、下記の2点のどちらかの状態が該当します。

  • アカウント停止により、販売権限がない状態
  • 全在庫の管理ページに1商品も出品登録されていない

つまり「アカウント停止中(在庫があってもなくても)」もしくは「アカウントが生きていても1商品も出品されていない場合」は、原則請求されません。

アカウント停止中でも出品登録や販売実績がある場合は大口料金が発生する可能性があることを説明しているセラーセントラルの補足説明画面

なお私の経験上でも、1商品も出品登録していないアカウントを大口出品のまま放置していたのですが(ログインはしていた)半年ほどAmazonファイナンス画面が一切更新されておらず、2026年1月時点で「2025年6月27日〜現在」という表示になっていました。

そのため、アカウントが生きていたとしても出品活動がされていないと大口料金は発生しません。意外とAmazonも優しいですよね。

ちなみに「1商品も出品登録されていない」というのは、テスト出品をしてすぐに消す程度であれば、大口料金は発生しない場合が多いです。(私も定期的にログイン・テスト出品して消す程度は何度もしていた)

逆にアカウントが生きている状態でダラダラ出品登録している場合は、もちろん大口料金は発生します。

そしてアカウントが停止中の状態だと在庫情報の有無を問わず、大口料金は発生しないのが前提です。

もちろん状況別、ストア別によるため、必ずしも上記の条件ではない場合もあります。

もし大口料金の請求がされているかどうか心配な方は、下記の方法で確認しましょう。

アカウント停止中に大口料金が請求されているか確認する方法

通常の場合、大口料金は毎月の売上額から大口料金4,900円(税込5,390円)を差し引かれて、残りが銀行口座に入金される仕組みになっています。

もし売上額が大口料金4,900円(税込5,390円)に満たない場合、その差額が登録クレジットカードに請求されます。

アカウント停止中に大口料金の決済が行われているかどうかについては、下記の2つの方法を試しましょう。

クレジットカード明細のチェック

まずAmazon登録クレジットカードのHPより、支払い明細をダウンロードしましょう。

Amazonから大口料金5,390円(もしくは差額)が引き落とされていないか確認しましょう。

その上で、支払いが見当たらなければ売上金から差し引かれている(下記)か、そもそも大口料金が発生していない可能性が高いです。

Amazonファイナンス画面のチェック

次にAmazonセラーセントラルの「ファイナンス」→「ワークスペース」タブを開きましょう。

その上で「Amazon手数料」という部分をクリックして右に表示される詳細ページの「月間登録料」に「¥5,390」と表示されていれば、大口料金が売上金から差し引かれています。

Amazonセラーセントラルのペイメント画面で、大口出品の月額登録料がAmazon手数料として差し引かれているかを確認する方法を示した画面

月額登録料は「毎月」請求されるため、「14日毎」の決済期間画面で必ず上記の月間登録料が表示されているわけではありません。

現在アカウント停止になっており、上記のクレジットカード明細、ファイナンス画面のどちらでも1-2ヶ月大口料金の請求が発生しないようなら、大口料金は請求されていない可能性が高いです。

逆に、もし大口料金が発生している場合、下記の方法で小口出品に変更することで確実に請求を発生させないことが可能です。

アカウント停止中に小口出品へ変更するデメリット

実はアカウント停止状態で「小口出品」に変更すると、サポート体制や管理機能に制限が出てしまうデメリットが存在します。

ヘルスサポートに電話できなくなる

1番のデメリットは「アカウント健全性ページ」より「ヘルスサポートに電話ができなくなる」ことです。

アカウント停止になると、セラーセントラル右上の「ヘルプ」からテクニカルサポートに対してはメールしかできなくなるのは大前提としてあります。

ただアカウント停止中でも大口出品者であれば「アカウント健全性ページ」からヘルスサポートに電話は可能です。

大口出品から小口出品へ変更すると、アカウント停止中はセラーサポートへ電話問い合わせができなくなることを説明した画面

しかし、大口出品者限定なので、小口に切り替えると電話が不可能になります。

アカウント停止後に、月額料金をなくそうと大口出品から小口出品へ切り替えてしまう方もいますが、その後アカウントを再開させようとしても、小口出品ではヘルスサポートを利用できず困っているケースが多いです。

Amazonアカウント停止後に、大口出品から小口出品へ切り替えてしまい、ヘルスサポートを利用できず困っているケース

そのため現在もアカウント停止に向けて取り組んでいる方、または今後取り組む予定がある方は、Amazonに対して出品者として電話ができる権利を放棄することになります。

アカウント状況によっては、もともと電話ができない方も存在します。

注文レポートを取得できなくなる

また、注文レポートを取得できなくなることもデメリットです。

特にAmazonで発生した注文に関して、注文レポートで一括ダウンロードして経理や税務面で利用している方は要注意です(出品レポートは小口でもダウンロード可能)

それ以外にもカート取得ができなくなる、Amazon広告が使えなくなる、一括出品ができなくなる、商品が1点売れるごとに100円(税抜)の基本成約料が発生する、などのデメリットが存在しますが、これらは販売ができないアカウント停止状態なら、これらの機能は特に必要ないはずです。

小口出品への変更反映は最長1ヶ月かかる

Amazonで大口出品から小口出品に設定変更した場合、すぐに機能が使えなくなるわけではありません。

すでに支払済みの月額登録料(4,900円+税)の有効期間内であれば、次回の更新日までは大口出品の機能が維持されます。

次回の更新日(課金日)が来たタイミングで自動的に小口出品に切り替わります。

基本的には「支払い済みの期間分は大口機能を使える」という認識で間違いありません。

アカウント停止中に小口出品から大口出品へ戻せる?

小口出品に変更しても、支払済みの大口出品の有効期間内(最短翌日、最長1ヶ月)であれば再度大口出品に戻すこと自体は可能です。

吉田航基

そのため誤って小口出品に変更した場合は、すぐに戻しましょう。

ただしアカウント停止中に小口出品に変更して、この有効期間を過ぎると小口出品から大口出品へ戻せなくなるケースがほとんどです。

アカウント停止中は大口→小口は可能だが、小口→大口はできないシステムになっています。

つまり一定期間経過すると、アカウントを再開させない限り小口出品から変更することは難しくなります。

テクニカルサポートは「チャット・電話ができず、メールはテンプレ返答のみ」という状況なので、再度大口出品にしたいといったAmazonへの交渉も難しいです。

つまり「とりあえず小口にして様子を見る」という判断は、タイミングを誤ると「アカウント再開のために必要なサポートの力を、二度と借りることができなくなる」という状況に追い込まれる可能性があります

Amazonアカウント停止中に大口料金を止める方法

もし気になる方は小口出品に変更することで、大口料金4,900円(税込5,390円)の請求が確実に行われなくなります。

セラーセントラル「Account info」より、下記のボタンをクリックしましょう。

Amazonセラーセントラルのサービス管理画面で、大口出品が有効になっている状態を確認する画面

下記のように「大口出品」から「小口出品」に変更して「変更に適用」ボタンを押せば完了です。

Amazon出品サービスの設定画面で、大口出品から小口出品へ変更する操作方法を示した画面

Amazon小口出品から大口出品に変更する方法

大口出品から小口出品へ変更した後でも、必要になったタイミングで再び大口出品へ変更できます。

そのため、「今後Amazonで販売するかもしれない」という方は、出品用アカウントを解約せず、小口出品に変更して残しておく方法もあります。

小口出品から大口出品へ変更できる

小口出品へ変更した後でも、必要になればセラーセントラルから大口出品へ戻すことができます。

そのため、Amazonでの販売を一時的に休止したい場合は、出品用アカウントを解約せず、小口出品へ変更して残しておく方法もあります。

ただし、大口出品へ変更すると月額登録料が再び発生するため、販売を再開するタイミングに合わせて変更するとよいでしょう。

小口出品から大口出品への変更はいつ適用される?

小口出品から大口出品への変更は、基本的に申請手続きが完了するとすぐに適用されます。

Amazon小口出品から大口出品への変更後は、大口出品で利用できる機能がすぐに使えるようになり、変更日の時点で大口出品の月額登録料も発生する
大口出品に切り替える

変更後は、大口出品で利用できる機能がすぐに使えるようになり、変更日の時点で大口出品の月額登録料も発生します。

月の途中で大口出品へ変更した場合でも、月額登録料は日割りではなく満額が請求されます。

通常は数分〜数時間程度で反映されますが、アカウントの状況によっては反映まで時間がかかる場合もあります。

変更後はセラーセントラルの「サービスの管理」を確認し、出品形態が大口出品へ切り替わっているか確認しておきましょう。

出品プランを変更すると審査はある?

当社の経験上、出品プランを変更しただけで、あらためてアカウント審査が行われた事例は確認していません。

そのため、通常のプラン変更だけでアカウントが停止したり、長期間利用できなくなったりする可能性を過度に心配する必要はないでしょう。

なお、過去には小口出品から大口出品への変更手続きが一時的に利用できなくなった時期もありました。現在は変更できますが、Amazon側の仕様変更などによって一時的に手続きできなくなる可能性はあります。

Amazonで小口出品から大口出品への変更機能が再開された際のセラーフォーラムの案内

なお、出品プランの変更とは別に、長期間セラーセントラルへログインしていない場合などに、Amazonから本人確認を求められることがあります。

その場合は、Amazonから届いた案内に従って、指定された本人確認書類(身分証明書+銀行明細)などを提出しましょう。

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月間販売数に応じて大口出品への変更を検討

小口出品でAmazon販売を再開し、販売する商品数が増えてきた場合は、大口出品への変更を検討しましょう。

小口出品では1商品が売れるごとに成約料がかかるため、販売数が増えるほど大口出品の方が料金面で有利になる場合があります。

基本的には毎月49点以上を販売する場合は、大口出品の方がおすすめです。

また、大口出品では小口出品では利用できない機能も利用できます。

『月額料金を抑えたいから小口出品のままにする』と考えるのではなく、販売数や必要な機能を確認しながら、自分に合った出品プランを選びましょう。

Amazon大口出品の月額登録料に関するよくある質問

Amazonの月額登録料(大口料金)について、請求されるタイミングや金額、月額料金が発生しないケースなど、よくある質問をまとめました。

大口出品を利用している方や、小口出品への変更を検討している方は参考にしてください。

Amazonアカウントの休止中に大口料金は請求される?

Amazonのアカウントを休止ステータスに変更している場合でも、大口料金(月額料金)は発生します。

Amazonアカウントを休止モードに設定しても月額登録料が請求されることを示す公式案内
月間登録料に関するよくある質問

Amazonセラーセントラルで休止設定を確認する際は「設定」→「アカウント情報」→「休止設定」から現在のステータスを確認できます。

Amazonセラーセントラルでストアの休止設定を確認する画面

休止設定は、旅行や長期不在などの際に出品を一時的に停止するための機能であり、大口出品の契約自体を停止するものではありません。

そのため、休止中に月額料金を発生させたくない場合は、休止設定ではなく大口出品から小口出品への変更を検討しましょう。

なお、Amazonによってセラーアカウント自体が停止されている場合は扱いが異なり、停止期間中の月額登録料は基本的に請求されません。

Amazonで商品を出品しているが売上がない場合も大口料金は請求される?

Amazonで大口出品を利用していれば「商品を出品しているが1商品も売れていない場合」でも、月額登録料(大口料金)は請求されます。

Amazonで商品が売れていない場合でも大口出品の月額登録料が請求されることを示す公式案内
月間登録料に関するよくある質問

大口出品の月額登録料は、商品の販売数や売上金額に応じて発生する料金ではなく、大口出品プランを利用するための料金です。

そのため、「今月は商品が1個も売れなかった」「売上が0円だった」という場合でも、基本的に月額登録料は発生します。

ただ「1個も商品を出品すらしていない」といった、大口出品の機能を一つも使っていない状態であれば請求が発生しない場合があります。

Amazon大口出品の月額登録料は返金される?

Amazon大口出品の月額登録料は、一定の条件を満たしている場合に返金されることがあります。

Amazon側の技術的な問題によって月額登録料が誤って請求された場合は、返金の対象となります。

また、大口出品に登録してからツールや特典を一度も利用していない場合は、1回限定で最大3か月分の月額登録料が返金される可能性があります。

この場合、月額登録料の支払い日から90日以内に返金を申請する必要があります。条件を満たしている場合は、Amazonテクニカルサポートへ問い合わせてみましょう。

一方、「誤って大口出品に登録した」「月額登録料がかかることを知らなかった」「商品が1つも売れなかった」といった理由だけでは、基本的に返金の対象にはなりません。

ただし、誤って大口出品に登録した場合でも、大口出品のツールや特典を利用しておらず、90日以内などの返金条件を満たしていれば、返金の対象となる可能性があります。

返金が承認されると、基本的にはAmazonに登録している支払い方法(クレジットカード等)へ返金されます。支払い方法へ返金できない場合は、出品用アカウントの残高に返金額が計上されます。

複数の国や地域に出品している場合、月間登録料はどのように請求される?

Amazonで複数の国や地域に大口出品している場合、基本的には出品している国や地域ごとに月間登録料が請求されます。

Amazonで複数の国や地域に出品した場合の月間登録料に関する公式案内。アカウントを統合していない場合は、各国(北米およびヨーロッパの場合は地域)の月間登録料が発生する。
月間登録料に関するよくある質問

複雑なのですが北米・ヨーロッパは「地域ごと」、それ以外のエリアは「国ごと」に大口料金が発生するようです。

北米
米国・カナダ・メキシコ → 「北米」という1地域として扱う

ヨーロッパ
イギリス・ドイツ・フランス・イタリア・スペイン・オランダ・スウェーデン・ポーランド・ベルギー・アイルランドなど → 「ヨーロッパ」という1地域として扱う

それ以外
日本、シンガポール、オーストラリア、サウジアラビアなど → 基本的に1か国ごとに扱う

たとえば、日本・シンガポール・北米3か国・ヨーロッパ10か国で出品している場合、

「日本」「シンガポール」「北米」「ヨーロッパ」

という4つの国・地域を基準に月間登録料を考えることになります。

下記のセラーセントラルの「設定」から「アカウント情報」を開き、「サービスの管理」に、現在の大口料金の計算に使われている国・地域の一覧が表示されているので、現在の月額登録料を知りたい方は一度チェックしてみましょう。

Amazonセラーセントラルの「サービスの管理」で大口出品の登録状況を確認する画面

Amazonの「統合アカウント」とは?大口料金はどうなる?

Amazonでは、複数の国や地域のセラーアカウントをまとめて管理できる「統合アカウント」という仕組みがあります。

統合していない場合、それぞれの海外Amazonアカウントは独立した状態(左上のストアスイッチャーで切り替えながらそれぞれ運用する)ですが、アカウントを統合すると、同じグローバルアカウントに属するストアとして利用できます。

統合アカウントでは、複数の国や地域のストアを1つのアカウントとして扱うため、海外Amazonへの出品やアカウント管理をより行いやすくなります。

運用が楽になる以外の統合アカウントのメリットとして、月額登録料が安くなることが挙げられます。

統合アカウントでは、「出品している各国・地域の月間登録料の合計額」と「月額39.99米ドル相当額」を比較し、低い方の金額が適用されます。

Amazonの統合アカウントで大口出品の月間登録料が最大39.99米ドル相当額になる公式案内
月間登録料に関するよくある質問

つまり、複数の国や地域で大口出品していても、月間登録料は最大39.99米ドル(約6,000円前後)となります。

そのため、複数の海外Amazonで販売しているセラーにとっては、国ごとに月間登録料を支払う場合と比べて、大口料金が大幅に割引になるメリットがあります。

セラーセントラルの「商品」→「グローバルセリング」より現在登録している国・地域の一覧は確認できます。アカウント統合をしたい場合は、こちらの画面でそれぞれの国でアカウントの統合タブをクリックすることで可能です。

Amazonセラーセントラルのグローバルセリングで出品国・地域とアカウント統合を確認する画面

Amazon大口出品から小口出品への変更方法|まとめ

以上、Amazonセラーの大口出品から小口出品への変更方法でした。

Amazon販売を完全にやめるのでなければ、出品用アカウントを解約せず、大口出品から小口出品へ変更する方法もあります。

今後また販売する可能性も考え、月額料金やそれぞれの違いを確認したうえで、自分に合った出品プランを選びましょう。

ひよこ

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