どうも! 吉田航基(@hiyoko_tabi)です。
今回は著作権侵害でアカウント停止になった際の改善計画に役立つ情報まとめです。
著作権が「どのような権利で、どう改善計画を書くべきか、具体的に再開率はどの程度か」などを解説していきます。
商標権などと比べて、著作権は大きく権利内容が異なります。
著作権侵害ってどんな権利?
著作権侵害とは何か
著作権侵害とは「文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」を守るための権利です。
アカウント停止時には以下のような文面のメールが届きます。
停止時の通知例①
停止時の通知例②
またアカウント停止以前にも、相手情報が記載されている警告メールが届いている場合があるのでそちらも要確認です。
警告時の通知例
他の権利との違い
知的財産権の中でも特殊なのが著作権です。
その理由は、著作権は他と違って権利が自動発生するためです。
他の権利侵害(商標権・意匠権・特許権)の場合、特許庁に申請して初めて発生するため、ここは大きな違いですね。
例えばポケモンなどのキャラクター商品を販売していると、この著作権に出会う可能性が高いです。
なお文化庁にあえて著作権申請(著作権登録制度)することで、より強力に権利を主張することができたりします。
画像に対する指摘が多い
Amazonで著作権侵害を受ける場合、商品ページに使用している画像について指摘を受けることが多いです。
出品者が自身の商品の写真を撮影した場合は、通常、出品者にその写真の著作権があり、その商品を販売するためにその写真を商品詳細ページに使用することができます。ただし、ある写真が第三者のウェブサイトに掲載されている場合は、その写真を当該者の許可なく商品詳細ページにアップロードすべきではありません。
Amazon知的財産権ポリシー
Amazon規約に記載されている上記の文面を要約すると、こんなイメージです。
自分の商品なら写真を載せて出品するのはもちろんOKだけど、他社商品の場合、許可もなく勝手に画像を使った商品ページに出品登録するようなら、著作権侵害になる可能性があるよ
人様の商品を出品するなら、その著作権者にちゃんと許可を得た上で出品しましょう。というのがAmazonの基本的な立場だったりします。
著作権侵害から再開に向けて
改善計画の書き方のコツ
まずは今回の著作権の問題がなぜ発生してしまったのかを具体的かつ論理的に書き上げる必要があります。この原因部分が肝です。なるべく具体的に書きましょう。
次にその原因部分に対応させる形で今後の予防策を徹底的に記載していきましょう。特に今後の仕入方法や著作権侵害が発生しているかどうかのチェック方法は必須ですね。
なお商標権侵害と同じように「特許庁のサイトを使ってチェックします」と記載してある方がいますが、著作権はそもそも文化庁の管轄なのと、文化庁のサイトを見たくらいでは著作権チェックはできません
著作権侵害からの再開事例
著作権侵害については再開する方も多いので、悲観する必要はありません。
ただアカウント再開に向けて数千文字でのしっかりとした改善計画を提出することが必要です。
もちろん文字量だけでなく、状況に合わせた内容で具体的かつ端的な改善計画に仕上げることができれば、無事審査を通過できる可能性が高いです。
どうしても再開できない方へ
アカウントを取り戻すためには数千文字の分量で「Amazonが求めている内容での改善計画書」を提出する必要があります。
しかし改善計画書を、初めてアカウント停止になった方が一人で書き上げるのはかなり難しいです。もし数千文字書き上げたとしても、その内容は「相手が求めている文章」とは大きくズレていることがほとんどです。
提出回数が増えるごとに相手の反応は冷たくなっていき、再開しづらくなっていきます。そんな少ないチャンスに見当違いの文章を提出して、アカウント再開の機会を逃してしまうのは非常にもったいないですよね。
そのため、もし今困っている方はAmazonアカウント停止解除サポートの無料相談をご活用ください。700件以上のアカウント復活実績を通じ、最善の方法であなたのアカウントを救います。
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お困りの方は、ぜひ一度弊社までご相談ください。
著作権侵害の対処方法まとめ
以上、著作権侵害の対処方法まとめでした!
アカウント停止という困難に立ち向かうためには、正確な情報を掴んでおく必要があります。特に改善計画書の提出に関わる情報は重要ですね。
この記事を参考に、再開に向けて頑張っていきましょう!
他にAmazonの記事はないの?
事例別まとめ記事も参考になりますよ!