Amazonお悩み相談室

Amazon商標権侵害の警告メールの対処法|アカウント停止を回避せよ!

どうも! 吉田航基(@hiyoko_tabi)です。

今回は、Amazon商標権侵害で警告メールが届いたときの対処法まとめです。

商標権や著作権などの侵害は、たとえ正規代理店から仕入れていてもメールがくることも多く、全てのアカウントに起こりうる大問題なんです!

商標権侵害メールへの対処

まずは警告メールの対処方法です。

商標権は、このような警告メールからのスタートになることが多いです。

僕の経験上、この警告メールが3回届くとアカウント停止になることが多いです。

もちろん一度に指摘されるASINや申し立て番号が多いほど、アカウント停止は早まると考えられます。垢BANへのカウントダウンはもう始まっています。

そのためこのメールが届いた際は、以下の3点が重要です。

  1. 問題そのものの解決
  2. 権利者へのメール
  3. Amazonへのメール

①問題そのものを解決する

まずやるべきことは、該当ASINを含む同ブランド・同メーカーの商品を全て出品在庫上から消し去ることです。

実は、商標権を持っているメーカーの中にも、通報されやすいメーカーやブランドが存在します。

任天堂やSONY、タカラトミーなどが有名ですね

そのため、今回通報されたメーカーは確実に消し去ってしまいましょう。そのまま放置していると、第2波、第3波が襲来してきます。

②権利者へメールを送る

次に、権利者に謝罪と状況説明についてのメールを送りましょう。

正直返信すらないことが多いですが、律儀にこれをやることでAmazonの心象がまた違ってきます。

なおnotice-dispute@amazon.co.jpに申し立ての取下げをお願いするのも一つの手ですが、個人的にはあまり効果がないと感じています。

Amazonアカウントスペシャリストは、権利者がAmazonに送るメールすら無視します。正直見ていない気がします。

権利者が応じた場合でもアカウント停止にならなかった&これがきっかけでアカウントが復活した!という経験が一度もないからです。

ひよこ
ひよこ
せっかく取下げてくれたのに、なんで効果ないの?
コウキ
コウキ
メールの文面を確認してみましょう

権利者が誤って通知を送信したと考えられる場合は、権利者に連絡し、通知の撤回を依頼してください。申し立てを撤回するには、権利者が notice-dispute@amazon.co.jp 宛てに申し立ての撤回依頼を送信するか、Amazon ブランド登録の撤回機能を使用する必要があります。

権利者が誤りがあったことを明確に述べた場合にのみ、Amazon は撤回を受け入れることができます。出品者様が誤って警告された理由が他にある場合は Amazon に説明してください。Amazon がそのケースを調査いたします。

メール文面には「権利者が間違った権利を主張してしまったと、権利者が明確に述べた場合のみ」と記載がありますよね。

ということは、権利者からAmazonに「問題が解決したから申し立てを撤回する」とメールを送ってもらえたとしても、全く意味がないんです。

文言通り読み取ると「そもそも申し立て自体が間違っていた」と権利者にメールしてもらうしかないはずです。

でもそこまでしてくれる権利者なんてまずいませんよね。

そのため、僕としては謝罪と在庫を削除した旨だけを伝えればいいと考えています。

権利者へのメールテンプレ

お世話になっております。
〇〇と申します。

今回以下の商品に関しまして、
amazon.co.jp様より商標権の侵害の警告を受けました。
—————————————————
ASIN:〇〇
商品名:〇〇
申し立て番号:〇〇
—————————————————
該当商品について、弊社在庫を確認したところ、確かに該当商品が出品されていることが確認できました。

直ぐ様、該当商品及び、関連商品について、出品停止および削除の処置を取らせていただきました。

この度、大変お手数及びご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。
今後こういった問題が2度と発生しないように、弊社の出品作業、在庫管理作業の見直しを徹底致します。

なお今回の弊社の対応にご不満な点がなければ大変お手数ではありますが、貴社から今回の件の問題解決の詳細について、
notice-dispute@amazon.co.jpへご連絡いただけると幸いでございます。

お忙しい時期に、お手数おかけしてしまい誠に申し訳ございませんでした。

是非とも、ご確認ご対応していただけると幸いでございます。

一応Amazonへの心象をよくするため、Amazonへの連絡もお願いしていますが、基本的には謝罪と状況説明がメインになっています。

③Amazonへのメールを送る

次にAmazonへの謝罪メールも送っておきましょう。

あくまで噂ですが、商標権の警告メールが届くたびにAmazonに謝罪メールを送ればアカウント停止は防げると言われています。

ひよこ
ひよこ
それなら安心だね
コウキ
コウキ
いや、正直そこまで甘い話はないとは思っています。

あくまで心証が良くなったり、アカウント停止になった際に、努力はしていたことを改善計画にも記載ができる程度だと思われます。

ただしだからこそやっておくに越したことはないと思います。

Amazonへのメールテンプレ

Amazon.co.jp様
いつも大変お世話になっております。

〇〇ストアの〇〇と申します。

この度は〇〇 様の商標権の侵害をしてしまい、大変申し訳ございませんでした。(申し立て番号: 〇〇)
当ストアの規約への取組みが不十分であったこと、また日頃の出品時の不注意が原因でございます。

そのためこの度ご指摘頂きました申し立てにつきまして、以下の通りご対応させていただきました。

・Amazon.co.jpでは、出品者が商標権を侵害する商品を出品したり、商品詳細ページを作成したりすることは認められていません。
>該当ASINの商品は全て商品ページを削除させて頂きました。

同ASIN・ブランドに関連している商品につきましても全て商品ページを削除させていただきました。
またアカウントを一時休店させていただき、他に商標権を侵害している商品がないかチェックさせていただきました。

その後、権利者様には状況報告と謝罪についてのメールをお送りしております。
今後こういった問題が2度と発生しないように、当ストアの規約確認・出品作業・在庫管理作業の見直しを徹底し、二度と出品しないように致します。

この度は重ね重ね申し訳ございませんでした。
何卒ご確認、ご対応していただけましたら幸いでございます。

僕自身、知的財産権の警告メールには必ず返信していました。

するとアカウントスペシャリストから、思いもかけない優しい返信が来ることが多く、ほっこりとしました。少なくとも状況が悪化することはないと思います。

そのため経験上、Amazonに謝罪メールは送った方がいいと考えています。

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商標権侵害メールを防ぐ方法

しかし商標権の警告メールは、どう防ぐべきなのでしょうか。果たして防ぐ手立てはあるのでしょうか?

ここからは僕の個人的な考察記事です。お気軽に楽しんでください。

ブラックリストの効果は限定的

商標権を防ぐ上で「うるさい」ブランドは一定数存在します。

そのためそれらをブラックリストとして管理して随時削除するのも、一つの手だと思います。

任天堂やソニーなどの警告メールに対しては、「またか…」という気持ちで毎回取り組んでいます。そのため警告が多いブランドがあることは確かです。

しかし、いくら今まで商標権を食らったASINやブランドを消し続けたところで、可能性は何割か減らすことはできても、正直大差なかったりします。

僕自身、何千個というASIN・ブランドをブラックリストで管理していましたが、それでも結構な頻度で商標権を食らっていました。正直いたちごっこです。

なぜ上記のようなASINブラックリストは効果がないのでしょうか?

それには恐ろしい事実が隠されていました。

権利侵害を防ぐことは正直ムリ

通常、メーカーは商品を開発後、必ず知的財産権を設定します。そうしないと、他社が合法にパクってきますからね。僕でも新しいサービスを始めたら必ず設定します。

要するに、ほとんどの商品には知的財産権が設定されているんです!

商品名やロゴには「商標権」、色や形状には「意匠権」、作り方には「特許権」を設定され、その上でさらにキャラクターや作品関係には全て「著作権」が自動で設定されます。

つまり、Amazon転売で10000品なんて出品しているアカウントは、

10000個の他社の知的財産権を侵害しているに他なりません。

コウキ
コウキ
そりゃアカウント停止にもなりますよね。

僕がAmazon転売は時代に合っていないと常々言っているのは、これが理由の一つです。10000個の他人の権利を侵害しておいて、リスク回避もくそもないですからね。

アカウント停止どころか相手に訴訟を起こされたりすることも十分に有りえます。あくまで非はこちらにあるのですから。

他社の商品を極力売らないのが一番

結論としては、僕は他社商品を極力売らないのが一番だと考えています。

つまりAmazon転売をしている人は極力出品数を下げるべきですし、できる限り商標権を侵害しない販売方法を実施するべきです。

Amazon転売やせどりの方は、出品数を積み上げることが大前提です。

しかしそれは同時にリスクを積み上げていることを、誰も教えてくれません。転売スクールの闇の部分に早く気付きましょう。

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今まで僕がお伝えしてきた方法(ブラックリスト、出品数を減らす)は、あくまでも何割か警告リスクを下げる程度の方法です。

根本的に商標権侵害メールを防ぐためには、以下の方法がおすすめです。

  • OEM(自社製品)の生産を始める
  • 権利設定されていないハンドメイド商品を買取・販売する
  • メーカー・正規代理店と契約書を交わし、販売許可を得る

OEM(自社製品)と聞くと、中国などの工場に何百万円もかけてコスメなどを制作してもらうイメージをもたれるかもしれません。

しかし、例えば自分で焼肉屋を開業して、そこで使っている焼肉のタレを販売するという方法もあります。

僕の持論

このように、本来の事業をAmazonで補完するというのが、僕が考える一番リスクの少ない販売方法だと考えています。知的財産権が一切こない上、あくまでもサブ事業なので、リスク分散ができています。また、他のECサイトでもそのまま手持ちの商品を販売するだけなので、少ないリスクで様々なECサイトで自社商品を販売することができます。

もちろん、これらの方法でも完全に防ぐことはできません。OEMでもライバル企業に通報されたり、メーカーからの販売許可があっても、第三者が嫌がらせで通報する場合もありえます。

しかし上記の販売方法は、仮にアカウント停止になったとしても再開する可能性は非常に高いので、ご安心ください。


商標権侵害でアカウント停止の方へ

もし商標権でアカウント停止になったら、まずはこちらの記事をご参考ください。

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もしそれでも再開しない場合、ぜひ僕に一度ご相談ください。

コウキ
コウキ
今困っている方は、お電話いただければご相談だけでものりますよ。

無料電話相談(24時間対応)も実施しておりますので、改善計画についてお困りの方はぜひご活用ください!

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Amazon商標権侵害は回避できる!

以上、商標権侵害メールの対処法と全力回避方法まとめでした。

こういったリスクは、ある日突然何百万円の売上金の没収という形で表面化します。

この警告メールを無視して何百万も借金をする羽目になった方を何人も知っています。リスクを全力で防ぐことは、これからのAmazon販売には必要不可欠です。

みなさんも、今一度商標権のリスクに向き合ってみましょう。

ひよこ
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コウキ
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吉田航基
26歳ひよこ起業家の吉田航基です。孤独になりがちな「自営業・フリーランス」の方を、全力でサポートする情報発信をしていきます