どうも! 吉田航基(@hiyoko_tabi)です。
今回は人生に挫折した時、是非読んでほしい7冊の本のご紹介です。
人生は挫折だらけです。
きっと中には立て続けに挫折してしまい、なかなか立ち直れない方もいると思います。
今回は僕が挫折が続いて辛かった時期、僕を立ち直る力を与えてくれた7冊の本をご紹介していきます。
挫折した時、何を「救い」にするか
僕が3年間フリーランスをしてきた中で、ひたすら失敗や挫折を繰り返してきました。
仮想通貨で数百万負けたり、何度も収入源が0になって借金までしたり、税理士や弁護士に騙されたり、信じていた人に裏切られたり。
何度も鬱になって、消えてなくなりたいと思っていました。そんな僕を救ってくれたのは、優しい周りの方々であり、ブログ執筆であり、そして「本」でした。
今回は、何度も僕を救ってくれた本の中から、厳選した7冊の本をご紹介していきます。
挫折した僕を救ったオススメの7冊
僕が挫折から立ち直るきっかけをくれた、おすすめの本「7冊」をご紹介します!
小さいことにくよくよするな!
リチャード・カールソンさんの「小さなことにくよくよするな!」は僕が取引先とのトラブルでバタバタしていた時に、常にバッグで持ち歩いていた本です。
- 「頭で悩みごとの雪だるまをつくらない」
- 「人生は非常事態ではない」
こんなバシッとした一言から始まる著者からのメッセージが、100個も詰まっています。
この本を読むと、人生の節目節目で発生するトラブルや悩みは、結局は「僕の頭の中で起きていること」に他ならないということに気づかされます。
くよくよすればするほど気分は落ち込む。次々に悪いことが頭に浮かび、ある時点までくるとガクゼンとする。こういった「思考の攻撃」には終わりがない。私のクライエントの中には、一日中こんなメンタルリハーサルをしている人がたくさんいる。
気にしない練習
お坊さんである名取芳彦さんの「気にしない練習」は、包まれるような安心感を与えてくれる本でした。
- 裏切りなんて、”当たり前”のようにある
- 「手に入らないことを楽しむ」という方法もある
- たくさん失敗した人は、優しくなれる
といった言葉の数々は、仕事仲間にガッツリ裏切られたり、不運が続いて事業が進まなかった時の僕の心を癒してくれました。
人間としての成熟は、たくさんの失敗から多くのことを学び、人の失敗を許せるようになることでしょう。たくさん失敗して、たくさん学んで、たくさん許せるような生き方をしましょう。
挫折力―一流になれる50の思考・行動術
冨山和彦さんの「挫折力」は、僕が仕事で大きなミスをして悩んでいた時期に、聖書のごとく何度も読み直していた本です。
「人生における挫折」という一つのテーマを、自身の体験を交えながら紹介しています。
- 早めに訪れた不運という幸運
という言葉は、僕が仕事でミスったことを幸運に変える夢の一言でした。
致命的なのは40代後半や五十代になってカタストロフィに見舞われることだ。すでに結婚し、子供も大きくなり始め、家のローンはまだまだ残っている。そんな身動きのできない時代に大きなカタストロフィに見舞われては一大事だ。
そう考えるとカタストロフィは、若いうちに経験しておいた方がいい。ということになる。むしろ若いうちにカタストロフィに遭遇できてラッキーだ、くらいに思ってもいいだろう。
負けを生かす技術
元陸上選手の為末大さんの「負けを生かす技術」は、どんな職業の挫折にも応用することができる、挫折の向き合い方についての一冊です。
正直、「元アスリートが暇になって書いたんでしょ?」くらいの気持ちで読み始めましたが、実際には学ぶことだらけでした。
元オリンピック選手から現在に至るまでの栄光や挫折から人生の幸せとは何か、挫折から何を学べるのかを教えてくれます。
幸せになる、ということを考えたとき、僕は「自分が選んでいる」という感覚を、もっと日本人は持たなければいけないと感じている。
例えば、会社員がその会社の社員でいることを選んでいるという感覚を、ちゃんと持っているかどうか。
うつヌケ
うつ病を克服した漫画家、田中圭一さんの「うつヌケ」は、僕が人生で一番弱っていた時期に助けられた本です。
うつを克服した多くの方のインタビューを「漫画」で紹介してくれます。
うつヌケの要点は、いかに「健康的なナルシシズムを取り戻すか」
自己愛は悪いことじゃないんです。
本当に落ち込んだ時って、自分も他人も何もかもが信じられなくなるんですよね。
僕自身が挫折から復活する時も「自分は頑張っているね。きっとうまくいくよ」と考えれるようになってからでした。
天才はあきらめた
山里亮太さんの「天才はあきらめた」は、南海キャンディーズ山里さんの自伝です。
山里さんは2004年にM-1で決勝に出場するまで、徹底的に挫折と闘ってきた人です。
それでも自分で作り上げた「ハリボテの自信」を信じて努力し続けた結果、今の地位を築き上げました。今辛い状況の方は、そんな山里さんの自伝を読んで、「自分ホメ」の方法を取り入れてみましょう。
自分の行動をしっかり目的に結び付けて、褒めてあげる。この小さな繰り返しは大きな自信になった。
…ハリボテの自信銀行・山里支店にはしっかりと貯金されている。
…こういう「自分って駄目なんだなぁ…」という無駄な悩み時間をスタートさせてしまいそうなとき、この貯金をちょっとずつ崩して自信を保っている。
復活力
芸人の「苦労話」ほど、自分の辛い時期に共感できるものはないと思っています。
そんな状況を10年以上過ごした彼らが、M-1で優勝するまでのドラマは、なにもなしえることができず、今をくすぶっている僕に勇気を与えてくれました。
どんなに挫けそうになっても、サンドウィッチマンでも10年間安アパートで頑張っていたんだと思うと、とにかく元気が湧いてきます。
芸人の収入としては年間で数万円程度だったし、借金もあった。バイトも日雇いばっかりで、どこかに就職する気もない。同級生たちはみんな家族を持って、会社でも着々と実績をあげて人生を積み上げている中で、僕はまだ、仙台で夜行バスに乗った瞬間から、ほとんどステップを上がっていなかった。
挫折した時は先人の知恵に頼ろう
以上、挫折した時読んでほしい、僕を救ってくれた運命の7冊でした。
長い人生、地べた這いつくばって、泥水をすすってでも生きていかなきゃならない時もある。そんな時、そっとあなたを助けてくれる本たちだと確信しています。