どうも! 吉田航基(@hiyoko_tabi)です。
今回は意匠権侵害でアカウント停止になった際の改善計画に役立つ情報まとめです。
意匠権が「どのような権利で、どう改善計画を書くべきか、具体的に再開率はどの程度か」などを解説していきます。
商標権などと比べて、意匠権は大きく権利内容が異なります。
意匠権侵害ってどんな権利?
上記のような規約違反の通知が届いた場合、まずは「意匠権とは何か」を理解した上でAmazonに対してパフォーマンス改善計画書を提出する必要があります。
意匠権侵害とは何か
意匠権侵害とは「モノのデザイン」を守るための権利です。
ちなみに他の3権利が守っているものは以下の通りです。
- 商標権は「商品やサービスの名前&ロゴ」
- 著作権は「本や楽曲などの創作物」
- 特許権は「発明した技術内容」
意匠権侵害が発生するパターン
意匠権侵害が今まで発生した具体的な商品をまとめてみました。
時計関連商品
アップルウォッチ 時計交換ベルト
スウォッチ(SWATCH)時計
スマホ関連商品
Lightningケーブル USB-Cケーブル
スマートフォン スマホケース
音楽機器
イヤホン イヤーチップ
ヘッドフォン イヤーパッド
小物・バッグ
充電器ホルダー
ポーチ
このように、意匠権侵害は意外と指摘を受ける商品ジャンルが決まっているため、これらの商品を除外して出品していれば意匠権侵害は割と防ぐことが可能です。
商品画像に関する指摘が多い
Amazonで意匠権侵害を受ける場合、商品ページに使用している画像について指摘を受けることが多いです。
Apple製品をApple正規代理店以外の人が販売していると、意匠権を登録しているスマホやイヤホンを勝手に無許可で販売して不当に利益を得ていたと判断されます。
また例えば先ほどのApple製品の場合、必ずしもApple公式商品でなくとも意匠権侵害は発生します。
例えば互換性のあるケーブルであっても、商品画像にLightning対応、USB-C対応の端子の形が写っているだけで「デザインの模倣」として意匠権侵害になります。(ケーブル全体の形が異なるとしても端子の部分は意匠権登録されています。つまりankerのような互換性のあるケーブルは全て意匠権に抵触します)
さらに言えば、互換性のあるスマホを参考画像として写っている画像が1枚あるだけでも意匠権侵害です。
意匠権侵害から再開に向けて
改善計画の書き方のコツ
まずは今回の意匠権の問題がなぜ発生してしまったのかを具体的かつ論理的に書き上げる必要があります。この原因部分が肝です。なるべく具体的に書きましょう。
次にその原因部分に対応させる形で今後の予防策を徹底的に記載していきましょう。特に今後の仕入方法や意匠権侵害が発生しているかどうかのチェック方法は必須ですね。
なお商標権侵害と同じように「特許庁のサイトを使ってチェック可能」です。
意匠権侵害からの再開事例
意匠権侵害については再開する方も多いので、悲観する必要はありません。
ただアカウント再開に向けて数千文字でのしっかりとした改善計画を提出することが必要です。
もちろん文字量だけでなく、状況に合わせた内容で具体的かつ端的な改善計画に仕上げることができれば、無事審査を通過できる可能性が高いです。
どうしても再開できない方へ
アカウントを取り戻すためには数千文字の分量で「Amazonが求めている内容での改善計画書」を提出する必要があります。
しかし改善計画書を、初めてアカウント停止になった方が一人で書き上げるのはかなり難しいです。もし数千文字書き上げたとしても、その内容は「相手が求めている文章」とは大きくズレていることがほとんどです。
提出回数が増えるごとに相手の反応は冷たくなっていき、再開しづらくなっていきます。そんな少ないチャンスに見当違いの文章を提出して、アカウント再開の機会を逃してしまうのは非常にもったいないですよね。
そのため、もし今困っている方はAmazonアカウント停止解除サポートの無料相談をご活用ください。700件以上のアカウント復活実績を通じ、最善の方法であなたのアカウントを救います。
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お困りの方は、ぜひ一度弊社までご相談ください。
意匠権侵害の対処方法まとめ
以上、意匠権侵害の対処方法まとめでした!
アカウント停止という困難に立ち向かうためには、正確な情報を掴んでおく必要があります。特に改善計画書の提出に関わる情報は重要ですね。
この記事を参考に、再開に向けて頑張っていきましょう!
他にAmazonの記事はないの?
事例別まとめ記事も参考になりますよ!