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吉田航基
株式会社hibiki 代表
30歳のひよこ経営者。
株式会社hibiki」という会社で活動中。

Amazon物販のリスク専門家として過去5年間で合計500件以上のアカウント再開実績を積み重ねてきました。

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キューバ旅行の8つの注意点とは?トランジットとWi-fiは事前準備が必要!

どうも! 吉田航基(@hiyoko_tabi)です。

僕は2018年2月にキューバへ1週間ほどひとり旅へ行ってきました。実はキューバは中南米の、しかも社会主義国家であることから、日本とはかなり文化が異なる国です。そのためいくつか注意点をおさえてから行く必要があります。

今回はそんなキューバ観光に行かれる方が、トラブルに巻き込まれないための記事です。

Content

キューバ旅行の注意点:トランジット編

メキシコシティ国際空港のトランジット

日本からキューバの行き方に関してはカナダ経由かメキシコ経由の2種類しかありません。

吉田航基
他の行き方もあるらしいが、メジャーではないです

今回僕はメキシコの航空会社(アエロメヒコ)を利用することにしたのでメキシコシティ経由でキューバに行ったのですが、この空港での注意点がかなり多いです。

まずキューバでの注意点の前に、僕が体験したメキシコシティ国際空港を経由する際の恐るべき治安の悪さ(カナダ経由は問題なし)をお伝えしていきます。

ツーリストカードについて

まずツーリストカード(キューバ独自の入国カード)についてですが、ターミナル内で購入可能でした。僕も実際に行くまでは不安だったのですが、当たり前のように大量に売っていました。よっぽど繁忙期でなければ売り切れにはならないのではないでしょうか。

吉田航基
場所はターミナルの2階のど真ん中のインフォメーションです。

そのためGWや夏休みなど繁忙期の場合は先に準備しておく、繁忙期でなければ問題なく買えるのでメキシコシティで購入というパターンで問題ないと思います。

トランジットの注意点

次はかなり要注意です。メキシコシティ国際空港のトランジットの際に、僕は完全に外に締め出されました。寝耳に水だったのですがメキシコシティの場合、一度メキシコに入国して出国する必要があるらしいです。そのため僕も預けていたトランクを全て返されて、空港のターミナル(外側)にはじき出されました。

ちなみにターミナルは治安が悪いで有名なメキシコシティ市街地に歩いてそのまま行けます。なんと入り口にはゲートもチェックもありませんでした。そのため空港内では常に貴重品には気をつけるようにしましょう。

後述しますが、この後僕は一人で深夜のメキシコシティ市街地を歩く羽目になりますが、あのピリピリした空気は忘れることはできません。基本的に市街地と比べて警備員のいる空港内は安全なのですが、それでもここはメキシコなんだということを忘れないでください。

両替(少額のメキシコペソ)をすませたらどこかのカフェで時間をつぶすようにしましょう。

空港職員が全く信用できない

そして一番の注意点は、メキシコからキューバへの出国審査です。

僕はここで全財産を空港職員に盗まれて、丸一日空港で寝泊まりしています(いわゆる映画ターミナル状態)カードも現金もないので、キューバへのツーリストカード(25$)も買えず、行くことも帰ることもできなくなりました。

ひよこ
地獄すぎる…

人生で一番深い絶望を味わった一日でしたが、丸一日絶食したり、メキシコ大使館とのやりとりや、深夜のメキシコシティ市街地放浪記など、かなり珍しい体験をしました。

次の写真は僕が3時間ほど放浪していた深夜のメキシコシティの雰囲気です。

吉田航基
とにかく空気がピリピリしているのが伝わるでしょうか。

夜の治安が悪いメキシコシティ市街

詳しくはメキシコシティ国際空港の記事をご覧ください。

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メキシコシティ空港のトランジット(乗り継ぎ)が危険すぎる!「ターミナル」状態になった実体験を語ります 今回は僕がメキシコシティ国際空港で映画「ターミナル」状態になった事件について語っていきます。そんな実体験から語る、メキシコシティ国際空港あまり経由すべきでない理由と、念の為行った時のポイントも一緒にまとめていきます。

そのため空港に預ける荷物は、何重にもロックした上で絶対に貴重品はいれないこと。もしくはバックパックなどで飛行機内に全て持ち込むようにしましょう。メキシコは空港職員も信用しないでください。また現金やカードを日本出国時からいくつかに分けることが大切です。

そのため以下のお腹に隠すタイプのポーチを帰ってからすぐに僕は購入しました。めっっちゃ便利ですよ。安心感が段違いです。

キューバ旅行の注意点:滞在編

ハバナの路地裏とクラシックカー

キューバは非常に楽しい国なのですが、日本と文化が全く違うので、絶対に知っておくべきことがいくつかあります。今回はそれを5つにまとめてみました!

治安はいいが、最低限の備えはする必要

基本的には治安はよかったです!ただし夜道に人通りのない路地で強盗に襲われた話をたま〜に現地の人から聞いたので、夜は人通りの多い場所を歩くようにしましょう。

また止まっているタクシーに話しかけると値段高めなのでので、流れているタクシーに値段を確認した後に乗るようにしましょう。現地の人は皆優しくて1週間いましたが、事件にあうようなことはありませんでした。

あと、タクシーの運転手は若い人よりも年配の方を選びましょう。新人のタクシーに乗り込んだ際、トラブルで30分ほど道のど真ん中で立ち往生することになりました。また年配の方のほうが最悪何かあった時に力で勝てます。

ひよこ
オードリー若林さんのキューバ旅行記の中でも同じ理由で年配の方を選んでいます。

最後に宿泊する場所は、地球の歩き方に載っている場所にするのがベストです。歩きながら探していると、たくさんある地元用のCASA(ゲストハウス)では水シャワーで英語が通じないことが多いです。ちゃんと調べてネットで予約しましょう。

2種類の通貨は半分ずつで両替する

僕が一番戸惑ったことは国の中に完全に別の通貨(兌換ペソCUCと人民ペソCUP)が存在することです。最初僕は、兌換ペソCUC(観光客用)ばかり使っていたのですが、途中から人民ペソCUP(現地通貨)で商品を買う方がはるかに値段が安いことに気づいたんです!

場合によっては同じ商品なのにお金が違うだけで、数倍値段が違ったりします。なので僕は途中から両替しながら半々で2種類の通貨を使用していました。

ただし社会主義国あるあるで両替一つにも超並びます。オピスボ通りの両替所では1時間近く並ばされて非常に後悔しました。キューバに入ったらまず空港の両替所(ほとんど並ばない)でCUCとCUPに半分ずつ両替しておきましょう。また経験上並ばなくてすむように、予定よりも多めに両替しておくことをオススメします。あとで再両替はできましたから。

物価と宿泊費が異常に高い

僕が驚いたことの一つに、物価の高さがあります。まずハバナ空港から市街地へ行くのに30分で25CUC(約3000円)かかりました。超高くないですか?ただし実は高い料金ではなく、空港のタクシーは一律で25CUCに決まっているようです。

何回か乗った結果、体感ではタクシー10分で10〜15CUC(1000円〜1500円)程度ではないかと思います。長距離乗ると、多少安くしてくれる印象です。(ハバナ〜ビニャーレス間を2時間で60CUCにしてもらったことあり)

ちなみにタクシーはほとんど1950年代のクラシックカーです。せっかくなので記念に運転席を撮らせていただきました。

キューバのクラシックカーの運転席

夕食に食べたハバナ名物ロブスターは15CUC(約2000円)だったり、安いホテルが一泊5000円近くしたりと、物価は日本と同じか、むしろちょっと高い印象です。キューバの人に聞いたところ、とにかく観光客用のホテルが少ないことと、物不足が深刻なのでしょうがないらしい。

吉田航基
どうやら配給制がある数少ない国らしい。まるで戦時中です

そのため先ほどもお伝えしたように、思っているよりも多めに両替をしておくのがいいと思います。また宿泊にはゲストハウスなどを利用してもいいかもしれません。僕の場合はハバナでホアキナさんの家(1泊10CUC、朝食付き)で泊まりました。

ひよこ
でも水シャワーと虫だらけなんですよね

とにかく物が少なすぎる

先ほどキューバは配給制だと言いましたが、とにかくどこに行ってもお店も商店もありません。オピスポ通りやいくつかの大通り沿いなどはまだレストランがありますが、それ以外の場所にはまずないと行っていいと思います。

キューバに1週間いましたが、ただの一度もコンビニエンスストアとスーパーを見かけることはありませんでした。(お土産屋くらい)そのため自炊は事実上不可能に近いです。(これは1ヶ月キューバで生活している日本人に会った時も言っていたことです)

それどころか、結局歯ブラシや洗剤などを買える場所を見つけることができなかったので、現地の人はどうしているのか不思議でしょうがないです

ひよこ
もしかしたら配給かも…

ちなみにハバナよりも田舎の町(僕の場合はビニャーレス)の方が、まだ入りやすいレストランが多い印象でした。ちなみにキューバはピザが超うまいです。

吉田航基
そのため、必要な生活用品や簡単な軽食は事前に準備しておきましょう。

Wi-Fiがほとんど使えない(ETECSAカード)

僕のようなパソコンを使う仕事の方にとってインターネット環境って超重要ですよね。実はキューバ国内で物資より不足しているのがそのインターネット環境なんです。

まずはキューバに着いた時、ハバナ空港でETECSAというカードを購入しました。実はキューバ内の全てのWi-FiはこのETECSAカードがないと使用できません。ちなみに1時間2CUC(200円)の料金です。

しかもこのカード販売所、街ごとにいくつかしかありません。そのため探し出して並んで買うのにめちゃくちゃ時間かかります。そのためインターネットを使いたいなら、はじめに空港で大量に購入しておきましょう。僕は15時間分(2000円)購入しました。以下の写真はキューバ名物のETECSA行列。50人くらい常に並んでいます。

ETECSA販売所の行列

そして街に出て気づいたことはそもそもETECSAを使うWi-Fi電波がないということです。僕が行った時は首都ハバナでもいくつかの公園にWi-Fiスポットがあるのと、高級ホテルのロビーで使用する以外に方法はありませんでした。

そのためいつも国会議事堂の近くにある「ホテル イングラテラ」のロビーで繋いでいました。それも超低速です。

ひよこ
ネット遅すぎて仕事にならないレベルらしいです

ホテル イングラテラのロビー

ちなみに海外Wi-Fiレンタルはキューバでは一切ありません。僕の時は全てのレンタル会社が取り扱いはありませんでした(2018年2月)

経験上、キューバは高級ホテル(少なくともWi-Fi環境のある場所)を予約していくのが一番かと思います。少なくともロビーに人が多い夕方以外はかなりマシな電波を使えるはずです。

キューバのカフェで、東南アジアの感覚でノマドをしようとすると、街中でインターネット難民になりますよ。

キューバ観光の要注意点まとめ

キューバ観光は、上記の8つの要注意事項を頭の片隅に入れておけば、かなり安全な旅になることは間違いありません。特にメキシコシティでの注意点は必読推奨です!

吉田航基
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
ひよこ
ばいばーい!
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