
Amazon「出品者利用規約および出品者行動規範」警告を徹底解説します!

どうも! 吉田航基(@with_seller)です。
Amazonでは突然「出品者利用規約および出品者行動規範」という警告(影響度:重大)が届く場合があります。
今回はそんな「出品者利用規約および出品者行動規範」違反による警告&アカウント停止を解説します!
Content
Amazonの「出品者利用規約および出品者行動規範」とは

今回の事例では、アカウント健全性ページに突然「影響度:重大」の警告が出現します。
それぞれの警告画面や、メール文面を解説していきます。
健全性スコアは0点(不健全)になる
アカウント健全性ダッシュボードでは、「重大な規約違反の問題」という項目が新たに出現します。

数ある警告の中でも最恐と言われる「影響度:重大」です。
72時間後にアカウント停止に移行する
こちらが出現すると、基本的に健全性スコアは0点(不健全)となってしまい、72時間以内に有効な内容で提出をしないとアカウント停止に移行します。
もちろんピッタリ72時間後に停止になるわけではなく、提出のやり取りを通じて多少時差は存在します。
ただ何週間も審査状態で生き残っているアカウントは少ないため、数日程度延長される認識で捉えるのが良いと思います。
「他の出品者に悪影響を与える、または不正を働く」
「出品者利用規約および出品者行動規範」の事例の多くは「他の出品者に悪影響を与える、または不正を働く」というサブタイトルになっています。
アカウント健全性画面
アカウント健全性ページの警告画面では下記のように表示されます。

警告メール文面
警告メール文面は下記のとおりです(一例)
購入者と協力または購入者を教唆して否定的な商品レビューを投稿させることで、他の出品者、またはその出品者の出品情報や評価に損害を与えようとしたり、それらを悪用しようとしたりする行為は規約違反であるため、ご連絡を差し上げております。この違反行為は、アカウント健全性の低下につながります。ご対応いただけない場合、アカウントが停止される可能性があります。
この措置が講じられた理由
Amazon のすべての出品者様には、Amazon 出品者利用規約および出品者行動規範に従っていただくことが求められます。行動規範の一環として、他の出品者、またはその出品者の出品情報や評価に損害を与えようとしたり、それらを悪用しようとしたりする行為は禁じられています。これには、購入者と協力または購入者を教唆して競合する出品者に悪影響を及ぼす否定的な商品レビューを投稿することが含まれますが、それに限定されません。
このメッセージが誤って送信された場合
— ご利用のアカウントが出品者行動規範の「常に公正に行動する」セクションに違反していない理由。
— ご利用のアカウントが競合する出品者に悪影響を及ぼす否定的な商品レビューの投稿を試みていないことを証明できる情報。
出品者様のアカウントは、未対応の違反により、アカウント健全性の評価が100未満に低下したため、利用停止となるリスクがあります。出品者様のアカウントへの影響を避けるため、この通知を受けてから3日以内に違反を解決してください。
なぜこのような状況になったのでしょうか?
ご利用の出品用アカウントに関連した未対応の違反があり、アカウント健全性の評価(AHR)がアカウントの利用停止のしきい値である100を下回ったため、このような措置を講じております:
否定的な商品レビューを残すよう購入者に影響を与えたり促すことで、他の出品者、またはその出品情報や評価に対して損害を与えたり、それらを悪用したりすることは、Amazonの出品者利用規約および出品者行動規範に違反します。行動規範の一環として、他の出品者、またはその出品情報や評価に損害を与えようとしたり、それらを悪用しようとしたりする行為は禁じられています。
発生原因は「嫌がらせレビュー」
この事例は、他セラーの商品に対して低レビューをしていた場合に発生することが多いです。
ただし低レビューを自動的に検知する仕組みなので、嫌がらせの意図がない(冤罪)セラーも発生しています。
「自身の商品1点または複数の商品の評価に影響があるように、購入者と連絡を取った」
特殊な事例として「自身の商品1点または複数の商品の評価に影響があるように、購入者と連絡を取った」というサブタイトルも存在します。
アカウント健全性画面
アカウント健全性ページの警告画面では下記のように表示されます。

警告メール文面
警告メール文面は下記のとおりです(一例)
平素は Amazon をご利用いただき、誠にありがとうございます。
ご利用のアカウントが当サイトの出品者利用規約および出品者行動規範に違反しており、すぐにも停止される恐れがあることが判明いたしました。
このメッセージが届いた理由
出品者様が、ご自身の出品された 1 つ以上の商品に対する購入者からの評価に影響を与えるために購入者に連絡をとった可能性があることが判明したため、この措置を講じております。こうした行為は、当サイトの出品者利用規約や出品者行動規範への違反にあたります。詳しくは、出品者利用規約および出品者行動規範をご覧ください。
発生原因は「自演レビュー」
この事例は、自分の商品に対して自演レビューをしていた場合に発生することが多いです。
レビュー違反については下記の記事でも紹介しておりますが、自社アカウントでの自演レビューが多い場合は「出品者利用規約および出品者行動規範」違反という分類になってしまうようです。
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「出品者利用規約および出品者行動規範」を考察してみた
なぜこちらの警告が届いたのかわからず、困惑される方も多いと思います。
今回はこちらの警告が届く理由を解説していきます。
他セラーに「低評価」をつけると発生
基本的には、他セラーへの低レビューなどが疑われて発生することが多いです。
Amazonでは、セラーが他の出品者にレビューを書く行為は、“競合への嫌がらせ目的”と誤解されるリスクがあります。
これはAmazonセラー側が「高評価も低評価の両方をつけている場合」でも、「低評価」の部分だけをみられてポリシー違反だと見なされるので要注意です。
正当な理由があっても低レビューはNG
どんなに正当な理由があったとしても、他ストアに低レビューすると警告が届くリスクがあります。
つまり、どんな不良品が送られてきても、一方的にキャンセルされたとしても、「他セラーに低レビューをする行為」をした瞬間に、こちら側が悪になります。
Amazonはシステム検知で、完全に自動化で警告を送ってきます。細かい事情などは一切考慮しません。
購入用アカウントが同時に停止される
他のセラーに嫌がらせで低評価を入れようとする人の中には、
「購入用のアカウントを分ければバレないんじゃない?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、Amazonは何百、何千というシステム検知の仕組みが存在します。異常値は全て見つけ出します。
たまたま1個レビューした程度では見つからないかもしれませんが、数個以上つけると明らかに異常値になるため、メールアドレスが違うので見つからないはずのセラーアカウントまで凄まじい確率で発見してきます。皆さんが想定しているよりも優秀なシステムです。
結果、購入用アカウントも同時に停止されるケースが多発しています(なお購入用アカウント側は警告メールで済む場合も多い)
購入用アカウントに届くメール文面は下記のとおりです(あくまで一例)
平素は Amazon をご利用いただき、誠にありがとうございます。
このアカウントに関連し、異常なレビュー、評価、投票の行為がいくつか見つかりました。その結果、このアカウントのすべてのレビューを削除いたしました。今後、このアカウントを使ったレビュー、評価、投票、カスタマー Q&A、およびその他の関連するコミュニティコンテンツへの投稿はできなくなりました。
この措置が講じられた理由
カスタマーレビュー、評価、投票の目的は、公平な製品評価により、購入者が詳細な情報を得た上での購入決定を行えるようにすることです。Amazon のレビューガイドラインおよびポリシーに違反するレビュー、評価、投票は許可されません。これには以下が該当しますが、これらに限定されません。
— 出品者、パブリッシャー、またはその他のレビュアーと個人的に密な関係があるとみなされるレビュアーによるレビューまたはそのレビュアーの影響を受けるレビュー。
— レビュー、評価、投票により出品者に害を及ぼすことのみを目的に作成されたアカウント。
— レビュー、評価、投票を投稿するための不正な第三者によるアカウントアクセス。
「出品者利用規約および出品者行動規範」の再開手順

「出品者利用規約および出品者行動規範」からの再開手順をまとめました。
Amazonへの申し立て方法
申し立てをする場合、下記の「申し立て」ボタンから提出する必要があります。

違反を「認める選択肢」「認めない選択肢」が存在します。

認める選択肢

認めない選択肢

アカウント警告&停止の解決事例
記事作成時点での再開事例は下記のとおりです。
最新の再開事例はXアカウント(@with_seller)もご確認ください!
【Amazonアカウント停止 復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室 (@with_seller) August 14, 2025
「出品者利用規約および出品者行動規範(他の出品者に悪影響を与える、または不正を働く)」という重大警告が無事に1回目の提出で解除できました🍀
複数の購入垢で他セラーに低評価をつけると、審査対象になってしまうリスクがあります🙇 pic.twitter.com/MVvUYMfUNq
【Amazonアカウント停止 復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室 (@with_seller) August 12, 2025
「出品者利用規約および出品者行動規範(他の出品者に悪影響を与える、または不正を働く)」の警告が1回目で審査解除できました🪴
たとえ正当な理由でも…
低評価レビューは規約違反と判断されます。
Amazonでは、その一撃が自分に返ってくるかもしれません。 pic.twitter.com/3Hve7bRYY8
【Amazonアカウント停止 復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室 (@with_seller) August 6, 2025
「出品者利用規約および出品者行動規範(他の出品者に悪影響を与える、または不正を働く)」という重大警告が無事に1回目の提出で解除できました🍀
他セラーに低評価をつけると、「競合への攻撃目的」「レビュー違反」と判断されるリスクがあります🙇♂️ pic.twitter.com/FpIG5a54KA
【Amazonアカウント停止 復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室 (@with_seller) August 5, 2025
「出品者利用規約および出品者行動規範(他の出品者に悪影響を与える、または不正を働く)」警告が1回目の提出で無事に解除できました。
実は他セラーに対して、購入アカウントから低評価をつけてしまうと、嫌がらせレビューと見做される場合があります。 pic.twitter.com/9zPkP8h12r
【Amazonアカウント停止 復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室 (@with_seller) August 5, 2025
「出品者利用規約および出品者行動規範(他の出品者に悪影響を与える、または不正を働く)」という重大警告が1回目の提出で解除できました📌
セラーが他の出品者の商品にレビュー投稿すると「競合への嫌がらせ」と判断されるケースがあります。 pic.twitter.com/Bln29VfIRs
【Amazonアカウント停止 復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室 (@with_seller) July 31, 2025
「出品者利用規約および出品者行動規範(他の出品者に悪影響を与える、または不正を働く)」という重大警告が1回目の提出で解除できました🍀
たとえ善意であっても、セラーが他の出品者に対してレビューを投稿すると「嫌がらせ行為」と誤解されるリスクも。 pic.twitter.com/WCbRuzMDNn
【Amazonアカウント停止 復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室 (@with_seller) July 27, 2025
「出品者利用規約および出品者行動規範(他の出品者に悪影響を与える、または不正を働く)」という重大警告が無事に1回目の提出で解除できました🍀
Amazonでは、セラーが他の出品者にレビューを書く行為は、“嫌がらせ目的”と誤解されるリスクがあります。 pic.twitter.com/4FMYmh64I1
【Amazonアカウント停止 復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室 (@with_seller) July 26, 2025
「出品者利用規約および出品者行動規範(他の出品者に悪影響を与える、または不正を働く)」という重大警告が無事に1回目の提出で解除できました🍀
セラーの場合、他ストアに低レビューすると、冤罪でアカウント審査になってしまう場合があります📌 pic.twitter.com/SxqrUmrHxM
【Amazonアカウント停止 復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室 (@with_seller) July 11, 2025
「出品者利用規約および出品者行動規範(他の出品者に悪影響を与える、または不正を働く)」という重大警告が無事に1回目の提出で解除できました🍀
他セラーへの低レビュー、不正注文保留などが疑われて発生することが多いですね。 pic.twitter.com/9lMJ1ku1LZ
【Amazonアカウント停止 復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室 (@with_seller) May 24, 2025
他セラーへの注文保留を疑われた販売者様が、無事に1回目の提出で解決できました🍀
「他の出品者に悪影響を与える、または不正を働く」という警告の「重大な規約違反の問題」で、健全性スコア460→0になっていましたが、これで元に戻りました✨#物販せどり pic.twitter.com/8XxYfUrwTg
【Amazonアカウント停止 復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室 (@with_seller) August 26, 2024
出品者利用規約および出品者行動規範(他の販売者、その出品商品、またはその評価に損害を与えたり悪用したりしようとする)
という警告によるアカウント停止が無事に1回目の提出で解決できました🌤️ pic.twitter.com/U0Tx501Y6D
【Amazonアカウント停止 復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室 (@with_seller) June 15, 2024
購入用アカウントを使った他セラーへの低レビューの案件が、依頼から数時間で1件再開できました🌸
非常に感謝いただけて僕も嬉しいです😭
出品者利用規約および出品者行動規範(他の出品者に悪影響を与えるまたは不正を働く)という健全性の警告でした🌿 pic.twitter.com/58zo8GT1hD
【Amazonアカウント停止 復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室 (@with_seller) May 18, 2024
出品者利用規約および出品者行動規範(他の販売者、その出品商品、またはその評価に損害を与えたり悪用)というポリシー違反が無事に1件解決しました。
今回のように完全な冤罪と、故意の場合どちらのパターンもありますが、両方解決可能です😎#健全性スコア pic.twitter.com/6fDvqHDegl
【Amazonアカウント停止 復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室 (@with_seller) April 5, 2024
出品者利用規約および出品者行動規範(他の出品者に悪を与える、または不正を働く)の警告でスコア700→0になった方のアカウントが、無事に1回目の提出で再開できました🌿
この案件は複雑なので長期化することも多いため、1日で解決できてホッとしました😌 pic.twitter.com/OmuuKTMDIb
【Amazonアカウント停止 復活情報🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室 (@with_seller) January 9, 2024
12月後半にご依頼いただいた出品者利用規約および出品者行動規範(他の出品者に悪を与える、または不正を働く)の案件が、無事に1件解決しました🌿 pic.twitter.com/EuTYplFHoA
【Amazonアカウント警告削除🐤】
— 吉田航基@Amazon物販お悩み相談室 (@with_seller) September 4, 2023
出品者利用規約および出品者行動規範(他の出品者に悪影響を与える、または不正を働く)という謎のアカウント健全性の警告について、2回目の提出で無事に削除することができました。
一気に数値がゼロになってしまうので、無事に消せて何よりでした pic.twitter.com/sd2fuXqrG6
アカウント再開に向けた方法とは
そのためアカウントを取り戻すためには、Amazon側の求めている内容に合わせて、数千文字の分量でAmazonが求めている内容を提出する必要があります。
ただ、初めての方が一人で書き上げるのはかなり難しいです。もし数千文字書き上げたとしても、その内容は「相手が求めている文章」とは大きくズレていることがほとんどです。
提出回数が増えるごとに相手の反応は冷たくなっていき、再開しづらくなっていきます。
そんな少ないチャンスに見当違いの内容を提出して、アカウント再開の機会を逃してしまうのは非常にもったいないですよね。
そんなお困りのセラーのため、弊社では合計800件以上のアカウント再開実績を通じてAmazonアカウント復活代行サポートを実施中です!専門家の私が全力でサポートします。

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「出品者利用規約および出品者行動規範」まとめ

以上、「出品者利用規約および出品者行動規範」の解説記事でした!
こちらの案件は珍しい案件なのでネット上には全く情報が落ちておらず、また書き方にかなりコツが必要です。
お悩みの方は、ぜひ一度ご相談くださいね。

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