どうも! 吉田航基(@hiyoko_tabi)です!
今回は合計700件以上の復活事例を基にした「アカウント審査」最新情報です!
実はこの審査メール、いくつかの種類が存在するんです!
以前までのAmazonアカウント審査
セラー歴の長い出品者が「アカウント審査」と聞いて想像するのは、おそらく以下の文面ではないでしょうか?
実は2018年以前「アカウント審査」といえば必ず上記の文面でした。
この事例は主に新規アカウントに多く、以下項目に該当した際に売上金の振込が30日間差し止められます。
- 販売履歴が短い(半年以内)
- 購入者からの評価が少ない
- 高額商品を販売(10万以上)
- 取引額が急激に増加
上記の審査理由は、Amazonメールに記載してあったものなので間違いないです。
このアカウント審査の場合、Amazonに状況報告のメールを送れば、すぐに再開することが多く、送らなかったとしても30日経過すれば解除されることがほとんどです。
2017年に食らった際は、僕はおよそ3週間で審査が終了しました。
1月21日に審査となり、1月23日に状況報告メールを送信しています。その後2月13日に審査が終了しました。
しかし、このパターンのアカウント審査は最近ではあまり見かけません。
具体的には2018年初旬に知り合いのアカウントで一度確認して以来確認していません。
僕が関わって来た数百個のアカウントで2年以上発生していない計算です。
Amazonアカウント審査の最新事例
2024年最新のアカウント審査は、過去のパターンとは大きく異なります。
そのため今回は最新のアカウント審査をパターン別でご紹介していきます!
「出品者様のアカウントにつきましては、現在も審査中です。」
最近「審査中」という文面での返信が来ることがあります。
このメールが届くと、さらに返信を数日間を待たされます。このメールが届く場合は、時間をかけて改善計画を審査されるようです。
平均3日〜1週間以内にもう一度Amazonからメールが届きます。
おそらくアカウントスペシャリストには、普通の会社と同じようにそれぞれのアカウントの担当者と、それらを束ねる上司がいるはずです。
この「審査中」とは、担当者が改善計画を見て、「お、これなら再開させてあげられそう。あとは上司に印鑑もらえれば…」という状況なのではと考えています。
- 上司たちに改善計画を「稟議」として回し読みさせるため数日かかる
- もし問題なければ、上司はハンコを押してアカウント再開となる
- もし上司が「むむ?」と思う内容があれば、差し戻しを食らう
上記はあくまで僕の考察ですが、信憑性ありそうですよね笑。
「出品者様のAmazonの出品用アカウントは現在レビュー中です。」
「出品者様のAmazonの出品用アカウントは現在レビュー中です。」
上記の審査メールは、アカウント停止一歩手前の状態で届きます。
<donotreply@amazon.com>から届くことが多く、その名の通りこのメールには返信することができません。
これは問題が発生した時に届くメールであり、緊急案件です。
このメールの段階では問題の原因は分からないため、Amazon担当者からの電話を待って詳しい状況を聞き出す必要があります。
通常は午前9時~午後5時の間で、24時間以内(もしくは72時間以内)に登録電話番号に着信があるはずです。
ただ実際には、そのままアカウント停止となる場合がほとんどです。
経験上このメールは、アカウント停止前の取り調べに近い印象です。
過去に一度だけこの段階からアカウント停止にならなかったアカウントを確認していますが、数%の確率です。
そのため、このメールが来た時点でアカウント停止を覚悟して動き出す必要があります。早ければ早いほど迅速にアカウント停止から再開することが可能です。
この部署は、実はアカウントスペシャリストではありません。あの部署はメールのみしか受け付けていません。あくまで電話をするのは取次だけの部署です。なんの権限もないので、訴えかけても泣きついても無駄です。¥
「現在、出品者様のアカウントの審査を進めさせていただいております」
当サイトは〇〇に対する申し立てを深刻に受け止め、現在、出品者様のアカウントの審査を進めさせていただいております。出品者様の商品についてさらに問題に関するご連絡が寄せられた場合には、直ちにアカウントを閉鎖させていただくことがあります。
これらは全て知的財産権の警告メールに記載されていることが多いです。
知的財産権侵害の場合、すぐアカウント停止になることはありません。2、3回警告メールが来てから停止となる場合がほとんどです。
この警告メールは、今までの合計申し立て数とASIN数に比例して、アカウント停止リスクが上昇していくと思われます。メールの数ではなくその中に書いてある申し立てとASINの数が重要です。
このメールが3、4回届くとアカウント停止になると言われています。
ただ実はこの警告メールが届いたら、Amazonに謝罪メールを送っておけばカウントされないという噂があります。
経験上、謝罪メールは送った方が間違いなくアカウント停止になりにくいです。
警告の時点から権利者とAmazonに対してやるべきことをやることが大切です。
- まずは知的財産権の所有者に謝罪と取下げのメールを送る
- 次にAmazonに対し、謝罪と状況説明のメールを送る
- 二度と知的財産権の問題を起こさないための対策をする
知的財産権の所有者にまずはメールを送る必要があります。
今回の問題ASINの出品を削除したことと、今回の申し立ての取下げをして欲しい旨をメールで送りましょう。
知的財産権の所有者へのメールテンプレ
お世話になります。
〇〇ストアの〇〇と申します。
今回以下の商品に関しまして、
amazon.co.jp様より知的財産権の侵害の警告を受けました。
<該当商品>
—————————————————
ASIN:
—————————————————
該当商品について、弊社在庫を確認したところ、
確かに該当商品が出品されていることが確認できました。
直ぐ様、該当商品を出品停止および削除の処置を取らせていただきました。
この度貴社には、大変お手数及びご迷惑をおかけしてしまい、
誠に申し訳ございませんでした。
今後こういった問題が2度と発生しないように、
弊社の出品作業、在庫管理作業の見直しを徹底致します。
なお今回の弊社の対応にご不満な点がなければ、
大変お手数ではありますが、貴社から今回の件の問題解決の詳細について、
notice-dispute@amazon.co.jpへご連絡いただけると幸いでございます。
お忙しい時期に、お手数おかけしてしまい誠に申し訳ございませんでした。
是非とも、ご確認ご対応していただけると幸いでございます。
〇〇ストア 〇〇
次に謝罪の旨と今後の対策方法をAmazonにメールしましょう。
こまめな謝罪の積み重ねが大切です。
Amazonへの状況説明メールテンプレ
〇〇 様
大変お世話になっております。
〇〇ストアの〇〇と申します。
この度、下記の商品につきまして知的財産権侵害の警告をいただきました。
<該当商品>
—————————————————
ASIN:
—————————————————
該当商品について、弊社在庫を確認いたしましたところ、該当商品が出品されていることを確認させていただきました。
そのため、直ちに該当商品を出品の停止と削除をさせていただきました。
この度はAmazon及び権利者に対して、大変なご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。
今後こういった問題が2度と発生しないように、弊社の出品作業、在庫管理作業の見直しを徹底し、二度と出品しないように致します。
この度は重ね重ね申し訳ございませんでした。
〇〇ストア 〇〇
最後に、知的財産権への対策を実施して二度と同じ目に合わないようにしましょう。
具体的には出品数を減らしたり、OEM商品(自社商品)などが有効です。
いまだに無在庫セラーは数万品で出品していますが「出品数=リスク」であることを悟りましょう。
今の時代、無在庫転売は正直流行らないですよ。有在庫への切り替えが今後のリスク回避につながりますよ。
アカウント停止になってしまった場合
アカウントを取り戻すためには数千文字の分量で「Amazonが求めている内容での改善計画書」を提出する必要があります。
しかし改善計画書を、初めてアカウント停止になった方が一人で書き上げるのはかなり難しいです。もし数千文字書き上げたとしても、その内容は「相手が求めている文章」とは大きくズレていることがほとんどです。
提出回数が増えるごとに相手の反応は冷たくなっていき、再開しづらくなっていきます。そんな少ないチャンスに見当違いの文章を提出して、アカウント再開の機会を逃してしまうのは非常にもったいないですよね。
そんなお困りのセラーのため、弊社では合計700件以上のアカウント再開実績を通じてAmazonアカウント復活代行サポートを実施中です!専門家の私が全力でサポートします。
あなたのアカウントと売上金を取り戻します!
お困りの方は、ぜひ一度弊社までご相談ください。
Amazonアカウント審査まとめ
以上、2024年最新の「アカウント審査」情報まとめでした。
アカウント審査中に上手く対応して事前にサスペンドを回避することが重要です。
みなさんもアカウント審査の状態は、不用意な行動はせず、最善の行動を心がけましょう