
行き方から観光まで|サハリン(樺太)旅行で知っておくべき情報まとめ

どうも! 吉田航基(@with_seller)です!
僕は2018年9月にサハリン(樺太)に5日ほど滞在していたのですが、これ絶対行く前に知っておくべきだった!!!ってことが結構あったので、そんな情報を共有させていただきます。
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地図で感じたサハリン(樺太)の魅力

サハリンを知らない人が多すぎる件
サハリン。
日本地図の北の端っこにその名前があることに気づいて、あまり聞き覚えのない島が日本の真上にあることにふと違和感を感じた。
よく見るとカッコ書きで「樺太」と書いてあった。その名前なら僕は知っていた。日露戦争から太平洋戦争終結まで、南樺太が40年間日本領だったことくらい、歴史好きとしては知っていたから。
でも不思議でしょうがなかった。朝鮮半島と台湾が日本領だったことくらい、大抵の人は知っている。でもサハリン(樺太)に関してはそれと比べても、あまりにも知名度がない気がする。
韓国や台湾が今どうなっているかなんて、インターネットでわざわざ調べなくても、TVでもつけていれば勝手に情報が流れてくる。だけどサハリン(樺太)って全く情報が流れてこない。
ひよこなんでだろう?
あんだけ揉めてた遼東半島も、半世紀も日本人が住んでいた樺太も千島列島もさ。TVで「現在の様子です」って中継流れたことなくない?
僕が日本史の教科書で習ってきた場所はなんだったの?ていうかそんなに重要じゃない場所取り合ってたの?
— 吉田航基@ひよこは旅をする (@with_seller) 2018年12月24日
僕が知っている樺太(サハリン)の情報は、日本史の教科書に載っていた「1905年、ロシアは南樺太を日本に割譲した」の一文だけ。
今どうなっているかが全く分からない。
調べてみると、どうやらロシアはサハリンを今めちゃくちゃに開発しているらしい。なのにも関わらず日本ではTVどころか、インターネットで調べても正直どういう場所なのかよく分からない。
例えばサハリンの州都は「ユジノサハリンスク」というらしい。日本人で何人がこの名前を知っているのだろうか。
あまりにも謎すぎませんか??
僕は同じような理由で、以下の場所も気になっています。
- 澎湖諸島(1895年 日清戦争で台湾と一緒に割譲)
- 遼東半島(1905年 日露戦争で関東州としてロシアから割譲)
- 南洋諸島(1919年 第一次大戦で、ドイツから割譲)
歴史の教科書で載っているのに、今どうなっているのかよく分からない場所。そんな場所に行ってみることにかなり魅力を感じます。
ちなみに、そんな僕の海外への好奇心を一番満たしてくれる国マニアという本を一冊ご紹介させていただきます。ひたすら面白い海外の場所や国が紹介されています。一番面白かったページはジブラルタルでした。スペインにあるイギリスの飛び地なのですが、とっても行きたくなりました〜。
吉田航基つまり僕がサハリンに行く理由は「あの場所今どうなってんの?」って疑問を解決したかったんです
サハリンってデカすぎない?
もう一つ気になったのが、サハリン(樺太)の大きさです。まずは地図をご覧ください
少し地図を動かしていただくと、わかりやすいかもしれない。超でかいんです。実は北海道とほぼ同じくらいの面積があるらしいです。
ひよこでかすぎてなんか怖い…
こちらのサイトで樺太の大きさを検証しているので、よかったらご参考ください。
こんなでかい島があるってかなり威圧感ありますよね。大きいものに恐怖感を感じる巨像恐怖症というものがあるらしいのですが、サハリンに関しては僕も怖いって思っちゃいました。あと見た目が骨みたいでそれもちょっと怖い。
そしてこれだけ日本の真上に大きな島があるのに、誰も気にしてないって不気味ですよね。5個目の日本列島といってもおかしくないのに。一度気づいてしまったら、超気になる…。
吉田航基想像以上にデカすぎて気になっちゃいました笑
サハリン、超近い!
だらだら話してきましたが、サハリン(樺太)に行こうと思った一番の理由は、実際に行けるとわかったからです。
実は、北海道最北端の稚内からサハリンまでは毎年夏にフェリーが出ているらしいんです!しかも42kmしか離れていないので、実質2時間ほどで到着するという圧倒的近さ。
ひよこマジかっ!
しかもロシアビザは、日本から近いサハリンに関しては不要とのこと(他にもウラジオストクや千島列島は不要らしい)。
つまり日本最北端の稚内まで旅をしていけば、そのままサハリン(樺太)までフェリーで行けるってこと。これは行くしかない!
吉田航基日本最北端から、さらに北に行くってかっこいいはず…
ひよこそうでもないよ
というわけで、冒険のしがいがある目的地を発見したので国内旅の流れで行ってみることにしました。
サハリン(樺太)観光「行き方編」

まずは僕がサハリン(樺太)への行き方で困ったことです。飛行機では行かなかったので、わりと簡単だったのですが、それでもいくつかの注意事項があります。
ビザの手続きはお早めに
サハリンへ行く時に観光用のビザは必要ありません(極東はビザ免除らしいです)。
ただしサハリンに行くにはEーVISAというものが必要です。でもネットで、しかも無料で申請することができますよ!
詳しくはフェリー会社のホームページ(HP)をご覧ください。
僕は9月5日(水)にオンライン申請をして、9月7日(金)にビザがメールで届きました。
僕は2週間前に予約したのですが、申請〜到着までに数日間かかっていまうので、直前の予約は注意しましょう。
営業日とかも注意が必要です。最低でも出発の1週間〜10日前までには申請しておくと安心です。
フェリー情報はちゃんと確認しよう

フェリーに関しては、2018年の「北海道サハリン航路株式会社」のフェリーについての情報を載せておきます。来年以降が同じ名前のフェリーだった場合にご参考ください。
まず注意点として、予約が出発の8日前までになっています。余裕を持ってビザと一緒に2週間前までには予約をしておくといいと思います。ちなみに行きも帰りもガラガラだったので、予約が埋まることはないと思われます。
次に、予約チケットは事前に印刷しておきましょう。僕は印刷なしで行ったので、スマホで表示するのに時間はかかるし、フェリー会社の人が老眼で全然読んでくれないし、かなり時間を食いました。充電の問題もあるので、こちらもビザと一緒に事前に印刷して持っていきましょう。

最後に、当日フェリーは時間の余裕を持っていきましょう。
僕の経験上、意外とフェリー乗り場は遠いです。あとフェリー乗り場にコンビニもATMもないので、途中でコンビニによったりすること(中には売店すらないので、何か買っていかないと昼食抜きになりますよ)を考えると、チェックイン開始よりも30分は早く着くイメージで行きましょう。
参考までに僕がフェリーの予約をした際のやりとりもメモっておきます。
9月5日
- こちらのサイトの会社に電話をしてメールアドレスと予約日時を伝える
- 公式サイトのFAX番号にパスポートのコピーをコンビニで送る。
- 伝えたメールアドレスに、予約情報の確認とフェリーの代金の請求書が送られてくる
- 請求書の口座にフェリー代金を振り込む
9月7日
- フェリー会社から、メールでフェリーチケット控えが送られてくる
ホテルは事前に予約しよう

ユジノサハリンスクでの宿泊は、必ず予約していくようにしましょう。
詳しくはこちらの記事でご紹介しています。
あわせて読みたい


サハリンのホテル事情はかなり独特!僕の宿泊体験談をご紹介!
今回僕が2018年に4泊5日で行ってきたサハリン(樺太)のホテル情報を紹介します!結論から言えば、ぜひ「ホテルモネロン」というホテルを事前に予約しておくことをオススメします!英語も通じて、コスパ最高のホテルです!
今回僕が泊まったのはホテルモネロンというホテルです。僕は一泊3300円で泊まることができたのですが、観光もしやすくかなりコスパがいいです。
ちなみにホステル65というゲストハウスもオススメです。中心部から少し離れているのですが、ゲストハウスでも大丈夫!という方はこちらの方が安いですよ。
サハリン(樺太)「市内観光編」
次にサハリン(樺太)に着いてから、「マジかよ…」と思ったことや気になったことを書いていきます。
僕が感じた治安や街の雰囲気
はじめに治安はかなりいいです!
5日間の滞在でしたが、危険なことは起こりませんでした。夜12時にスーパーに買い物に行ったりしていましたが、明るくて人通りの多いところなら問題ないと思います。
ひよこ平気で女性も一人で歩いていました
もちろん郊外の真っ暗な砂利道とかだと、少し危ないかもしれませんが、少なくともメキシコなどで感じた、治安が悪い時のピリピリ感は全く感じることはありませんでした。
追記:フェリーで仲良くなった日本人の男性に聞いたところ、夜道でお金をせびられたとのことです。マネーと言いながら手を差し出されたので、小銭をあげたらすっとどこかにいなくなったらしい。怖ぇ…。治安は良くてもやっぱり日本よりは用心していくべきですね。
コルサコフからのバスの乗り方

ちなみにバスに乗る時ですが、先に行き先を運転手に告げてお金を払って乗ります。片道135ルーブルです。1時間くらいたって、巨大な駅(下の写真)が見えたら終点のユジノサハリンスクです。

ユジノサハリンスクの銀行
銀行はいくつかありますが、ユジノサハリンスク駅から一番近く、確実にATMがあって両替もできる銀行はこちらになります。写真は取り忘れちゃいました(^_^;)
ATMはあっても両替はできない銀行が多いですが、こちらなら問題なくできました。ただしロシアは銀行でも両替で行列になることが多いです。(社会主義国あるあるです)
そのため両替よりも、ATMでパパッと引き出せるようにカードは何枚か持参しておきましょう。
ユジノサハリンスクのコンビニ
ユジノサハリンスクには、日本で見かけるようなコンビニは一軒もありませんでした。ただ売店っぽいお店(下の写真)ならあります。
初めて中に入ったときは店員さんと距離が近いので少し緊張しましたが、女性の店員さんに笑顔で「Welcome to Sakhalin!」と声をかけてもらってからはこの売店が大好きになりました!
ひよこめっちゃ気さくな店員さんでした
コーヒーとか、ピロシキ(ロシアパン)とかも売っているので、毎日朝ごはんをここで買って食べていました( ´ ▽ ` )

ちなみにこちらはおもちゃの売店みたいです。ロシアではよくおもちゃの売店を見かけます(なんでだろ?)謎のおもちゃだらけです。

ユジノサハリンスクのスーパー
ユジノサハリンスクでは、あちこちにスーパーがあります!

その中でも一番お気に入りの「ピェルヴィ」というスーパーを載せておきます。食事だけじゃなく、お土産もたくさんあるので、利用価値は高いです。
意外かもしれませんが、惣菜もかなりたくさんあってビビりますよ。画像にはありませんが、お寿司も売っていました!おかげで、よくホテルに持ち帰ってホームパーティしていました!

ユジノサハリンスクのレストラン
ユジノサハリンスクに行って気づいたのは、レストランの数が多くないということです。逆にスーパーの数は多いので自炊が中心なのかもしれません。個人的には、社会主義国だったのと、寒いからではないかと想像してます。
ひよこ確かに冬のロシアで毎日外で外食したくないもんなあ…
そんな中でもオススメのレストランがあったので、こちらの記事でご紹介しています。
今回は、僕が勝手に黒猫レストランと読んでいる「Chernaya Koshka(チェルナヤ・コーシュカ)」というお店をご紹介していきます。
「Chernaya Koshka」への行き方
この「Chernaya Koshka」はロシア語で黒猫という意味らしいです。お店の中にはたくさん黒猫ぬいぐるみが置いてあります。
場所はユジノサハリンスク駅から15分ほどの距離にあります。
地図を見てみると日本時代の名残なのかかなり直線的な道が多くて、わかりやすいです。
テクテク歩いていくと、途中で公園を通っていくのですが、この公園が家族づれも多くて超のんびりします。ロシア=やばい国というイメージがちょっとでも変わったら嬉しいです。

マンションの間の小道を入っていくと隠れ家的なChernaya Koshkaのお店の看板が見えます!場所が住宅街ですが、治安は全然いいので入っていって大丈夫ですよ。

Chernaya Koshkaの雰囲気
さて、「チェルナヤ・コーシュカ」に入っていきましょう!僕が入ってみて気づいたことは、とにかく安心できる空間ってことでした!
- 暖色系の色のインテリア
- 日当たりのいい窓
- 飾ってある黒猫ぬいぐるみ
そんな暖かい雰囲気で、すっごく安心できるお店の雰囲気でした。


ひよこ雰囲気があったかいお店ですなぁ
こちらの写真は、サハリン行きのフェリーで仲良くなった日本人の男性に撮ってもらった写真です。写真右側に、クロネコとなぜかピーマンがいっぱいあるのがわかります。

僕がこちらのお店が大好きな理由は、めちゃくちゃ美味しいロシア料理を食べられる!ってことです。
英語メニューは用意されているので、頼みやすいのもポイント高めです。値段は日本のレストランの1.5倍くらいのイメージです。でも美味しすぎてコスパは十分です。
なお、1ルーブル1.6円計算です(2018年12月現在)
ボルシチはミネストローネの上位互換
まずは有名なボルシチ(350ルーブル)です!真っ赤な赤カブのスープにスメタナというヨーグルトを入れて食べます。赤カブの色が溶けているだけなので見た目ほど味にくせはなく、一口食べたら野菜と肉の旨味をダイレクトに感じることができます。酸味のないミネストローネみたいな印象(例えがわかりづらいかもですが)。ロシアでは絶対に食べて欲しいスープです。

ピロシキは肉まんの上位互換
こちらはピロシキ(200ルーブル)です。見た目はマックの三角パイですが、どちらかと言うと餃子に近いかもしれないです。中身はかなり肉厚です。この中には肉と野菜がたっぷりと入っています。ピロシキといってもかなり色々な種類があるのですが、このレストランのピロシキは格別でした。

ポークチョップは生まれて一番ジューシーな肉だった
こちらはポークチョップ(1200ルーブル)です。豚の骨つきロース肉をじっくりグリルした感じです。この肉がとにかく柔らかくて最高なんです!僕は勝手に外国の肉は硬いのだと思っていたのですが、その常識が間違っていたことに気づいた瞬間でした。
ちなみに下に敷いてある黄色いものは、マッシュポテトです。信じられないくらい柔らかな舌触りのポテトで、本場ドイツでもここまでのものは食べたことはありませんでした。そんなのが肉の下に敷いてあるロシアおそるべし…。

ビーフストロガノフは万人ウケする味
こちらはビーフストロガノフ(950ルーブル)です。先ほど絶賛したポテトもたっぷりと添えてあります。白米的な扱いなのだろうか…。
クリーミーなスープに肉の旨味が染み込んでいて、いくらでも食べられます。パセリもちゃんと効いていて、ポテトとよく合いますね〜。ロシア料理のスープは、アジア圏のスープ(辛かったり、酸っぱかったり、パクチーだったり…)と違って、日本人のほとんどが好きになれる味だと思います。

ペリメニはもちゃもちゃしてうまい
こちらはペリメニ(500ルーブル)と言う東ヨーロッパの国民食です。水餃子っぽい生地にポテトを詰めてバターで煮ています。食べてみるとバターとモチモチの生地の食感がたまらなく美味しいです!中身のポテトはもしゃもしゃしてます。

ちなみに、営業時間は12時から23時までやっているので、カフェとしても利用することができますよ。僕もパソコン作業をやりに半日滞在したりしていました。ホットコーヒーは一杯200ルーブルです!
レストランの店員さんと記念の一枚
そんな黒猫レストラン「チェルナヤ・コーシュカ」に数日間通い詰めた結果、店員さんと仲良くなってしまいました。最後の日に記念に一枚撮らせていただきました。
左から順に僕、友人、レストランの店員さん

ロシア語がわからない僕にも、丁寧にメニューの説明をしてくれたり、オススメを紹介してくれたので、とってもいい雰囲気のお店だと思います。
サハリン(樺太)行き方・観光情報まとめ

サハリンはまだまだ観光用に整備されていないので、情報を手に入れることはかなり重要だと思います。ぜひこれを頭の片隅に入れて旅行を楽しんでほしいです!
吉田航基今回もお読みいただき、ありがとうございました!
ひよこばいばーい!



