どうも! 吉田航基(@hiyoko_tabi)です。
今回は、アカウント紐付けの考察記事です!
Amazonでは別のアカウントと紐づいて、突然アカウント停止になってしまう場合があります。
そんなアカウント紐付けについて、過去6年間かけて調査した停止条件と再開手順を解説します!
複数アカウント所持は規約違反
Amazonでは一人が複数アカウントを保有することは禁止されています。
規約では出品地域ごとに維持できるセラーセントラルアカウントは1つのみと定められています。
2つ目のアカウントを開設するビジネス上の正当な理由があり、すべてのアカウントが問題なく運用されている場合を除き、出品する地域ごとに維持できるセラーセントラルアカウントは1つのみです。
出品者利用規約および出品者行動規範
*上記の「地域」は国ごとの意味です。
つまり、日本Amazonは1人1アカウントしか作成することができません。
Amazonとしては、規約違反をした悪いセラーが別アカウントで復活することを防ぎたいんですね。
このようにAmazonでは複数アカウント保有に対して、徹底した監視体制を敷いています。
そのため別アカウントの登録情報やwi-fiを共有していると、ある日突然アカウントが停止することがあります。
アカウント紐付けの基本情報
まずはアカウント紐付けの基本情報です。
アカウント停止時のメール文面
他の出品用アカウントと紐づいた場合、まずは下記文面のような停止メールが届きます。
上記の文面には「Amazonのポリシーの1つに違反した別のアカウント」と記載されています。
つまり、すでに停止状態のアカウントと紐づいていることがわかります。
またあくまでも出品用アカウント同士で紐づくので、購入用アカウントとは紐づくことがありません(購入用同士で紐づくケースはあります)
2回目以降のメールでは、別アカウント名が「7340454483」といった数字に変わっていることがあります。これはただのシステム上の識別番号なので、最初に指摘を受けたストア名で変更ありません(Amazon側に確認済)
紐づく原因は「3種類」ある
複数アカウント所持で停止になる場合、ストア登録情報の重複が原因の場合が多いです。
同一情報を登録してしまうと、たとえ両方とも生きているアカウントでも同時に停止する場合もあります。
- 運営者名
- 運営住所
- 電話番号
- メールアドレス
- 銀行口座
- クレジットカード
- 返送先住所
- 通知用メールアドレス
- 許認可情報
- 商品情報
- ストアフロント記載内容
またログインWi-fi環境も紐付け原因になります。
Amazonはセラーセントラルにログインした瞬間の接続wi-fi(IPアドレス)を捕捉しています。
そのため、過去に閉鎖アカウントがログインしたWi-fiに接続すると紐づきます。
- 家族や友人でWi-fiを共有して閉鎖
- 閉鎖アカウントが使ったwi-fiで閉鎖
- スタバやドトールでWi-fi繋いで閉鎖
- 閉鎖経験のある外注を雇って閉鎖
しかも定期的にwi-fi接続履歴をさかのぼってまで停止してくる場合があるので要注意です。
最近では2021年7月頃に、wi-fi履歴を辿られてアカウント停止になる事例が流行りました。
なおパソコン固有の「MACアドレス」や「位置情報」までは補足していないと思われます。
またグローバルセリングが原因で停止になる事例も増えています。
なぜかセラーアカウントの作成時に海外アカウントも作成してしまい、紐付けられるケースです。
これはアカウント作成時の設定ミスなのですが、普通そんなところに落とし穴があるとは思わないですよね。
「停止アカウント」と紐づく
Amazonアカウントは、停止状態の出品用アカウントと紐付くことがほとんどです。
動いているアカウント同士が両方とも紐付けが原因で停止になることは滅多になく、片方のアカウントが停止になると一斉にBANされます。
実はAmazon規約にも記載されています↓
いずれかのアカウント運用に問題がある場合は、すべてのアカウントの問題が処理されるまで、すべての出品用アカウントが停止されることがあります。
出品者利用規約および出品者行動規範
Amazonが一番防ぎたいのは、アカウント閉鎖になった悪徳セラーが「2個目」を作ることです。そのため閉鎖アカウントと紐づく仕様になっています。
そのため保有した2アカウントが両方とも「紐づいて停止」することはありません。
基本的には片方が何かの原因で停止になったタイミングで、もう片方も紐づいて停止になります。
動いているアカウント同士を紐づけて停止すると、Wi-fiで連鎖反応が起きてしまい日本中のアカウントが停止になるため、閉鎖アカウントに限定しているのだと思われます。
停止のタイミングは異なる
元気なアカウント同士では、たとえ紐づけられていてもアカウント停止にならないことの方が多いです。
じゃあいつ停止になるの?
片方のアカウントが停止になった時です
Amazonでは、片方のアカウントが別の原因で停止になった時に、それがトリガーになってもう片方の紐づいているアカウントも停止になります。
そのためAmazon側に紐付けがバレたタイミングと、アカウント停止になるタイミングはズレます。
そのため今複数アカウントを運営している方で、停止になっていないからOKと思っている方は要注意です。
実はすでに捕捉されて紐付けていて、トリガー発動を待っている状態なのかもしれません。
例を挙げると、僕がご依頼いただいたケースでは、紐づいた2アカウントを両方再開させて、両方とも元気に動いている状態のアカウントが何件もあります。
これは分かりやすく「100%紐づいているけど、両方とも元気だから停止にはなっていない」状態です。
アカウント停止状態では解約不可
たまに「アカウント閉鎖されたから、解約して同じ名義でアカウントを作ってもいいですか?」という質問をいただくことがあります。
結論から言えば、アカウント停止の状態では、アカウントを解約することはできません。
そのため、閉鎖アカウントと同じ名義では二度とアカウントを作成することはできなくなります。
この記事を参考に、完全に別人として「あらゆる登録情報」と「Wi-fi環境」を変更して新規作成する必要があります。身分証と銀行明細の提出もあるので、別人である必要があります。
規約違反を犯した「悪人のアカウント」が何百回でも全く同じ名義で作り直し続けることができるなら、Amazonにとってアカウント停止にする意味が全くないですからね。当然、二度と同じ名義で作ることができない仕様になっています。
だからこそ、なんとかして停止アカウントを再開させる必要があります。
再開したら片方は解約しよう
紐づいたアカウント同士は片方解約しましょう。
通常は、現時点で別のアカウントと紐づいているかどうかを調査することはできません。
しかし「2アカウント停止→2アカウントとも再開」のようなケースでは、両方のアカウント同士がすでに紐づいているのは確定ですよね。
この場合、また何かの原因で片方が停止になったら、もう片方も停止になることが確定しています。
あくまで現状は、生きているアカウント同士なので停止になっていないだけで、紐付け自体がほどけたわけではありません。
そのため個人的には「片方を解約する」ことをお勧めします。
なぜかというと、例えば紐づいたアカウントを100個持っていたとしても、どれか一つが停止した瞬間、残り99個も一斉に停止になることが確定しているためです。
それでは全くリスクヘッジにならず、複数アカウントを保有する意味がないためです。
アカウントを切り替える手間と、大口料金4,900円が発生するだけなので損しかありません。
そのためアカウントを再開した後は、売上保留金を全て回収した1ヶ月後に、一番評価が高くて稼げそうな1アカウントを選んで、残りは解約してしまうのをオススメします。
その後は当記事を参考にしながら、完全に紐づかない形で新しくアカウントを作成しましょう。
家族・法人名義もリスク大
家族や法人名義なら大丈夫!と思ってませんか?
そう思って新規アカウントを作った方から、アカウント停止の相談をいただくことも実は多いんです。
家族・法人名義であっても間違えた手順で作成している方が多いため、停止されるケースがあります。
まず家族名義の場合であっても、住所その他の情報は全て変更する必要があります。
Amazonではシステム判定で停止メールが届くため、家族名義かどうかをいちいち確認せずにアカウント停止にしてきます。
そのため口座番号やクレカ番号はもちろん、住所・電話番号などは全て別の情報を登録する必要があります。
なお登録住所に関しては、最低限の対策として小細工しましょう。
番地を漢数字にしたりマンション名を省略するなど、細かく変える必要があります。
さらにIPアドレスが別アカウントと同じだと紐づいて停止されるので、アカウントごとに固定して分ける必要があります。
また法人名義についても、そもそも法人名義のアカウントを作れていない方がほとんどです。
法人名義と個人名義で分けてるから大丈夫!と思っている方は、アカウント作成時(画像参照)で「非上場企業(法人)」を選択しましたか?
さらに次ページでは「13桁の法人番号」の入力と「登記簿謄本」の提出が必須ですが、提出しましたか?
勝手に法人名義と名乗っているだけで、実際には個人アカウントが2個あるだけだったりするケースも多いです。
その辺りを誤解している方が多いので、今一度確認してみましょう。
もし気になったらテクニカルサポートにチャットで聞いてみてもいいかもしれません。アカウントスペシャリストに告げ口するような部署ではありませんよ。
なお法人アカウントを無事作れていたとしても、登録情報とWi-fi環境は全て別々にする必要があります。
購入用アカウントの紐づけ
今までは出品アカウント同士が紐づく話でした。
しかし購入アカウントも紐づく場合があります。
例えば不正ギフト券の使用や不正な購入を繰り返した場合は、購入用アカウントの方が停止され、ログインができない状態になります。
この場合は購入用アカウント同士が紐づくため、新しくアカウントを作成してもすぐ紐づくケースが多いです。
その場合、同じ「名義・住所・電話番号・メールアドレス・クレカ・wi-fi環境」を使うのが不可能になります。
しかも作り方が甘くて紐づいてしまうと、またそれらの登録情報は使えなくなってしまい、連鎖反応でがんじがらめになっていきます。
実際にパソコン・wi-fi・登録情報を全て変更した上で10個以上作成したけど全て紐づいて停止になった方も過去にいます。気づいたら停止アカウントだらけになってしまい、がんじがらめになったのだと思います。
出品用アカウントの紐付けはセラー引退したらそれで終了ですが、購入用アカウントの場合、未来永劫Amazon関連の全てのサービスから締め出される最悪のシナリオがあります。
購入用アカウントを新規で作成する場合、一個安い商品を購入してみるのが一番です。
購入用アカウントは、どこかのアカウントと紐づいている場合、注文がキャンセルされてロックされることが多いので、無事商品が届いたら現時点では紐づいていないことが確認できます。
購入用アカウントで参考になる箇所は以下の通りです。
4|「ストア登録情報」の紐付け
4-2| 運営者名&住所
4-3| 電話番号
4-5| クレジットカード
「ログインWi-fi」の紐付け
複数アカウント所持で停止になる場合の多くはログイン時のWi-fi環境が原因です。
セラーセントラルにログインした瞬間のwi-fi(IPアドレス)は、常に捕捉されています。
うっかりしてたら紐づきそう…
以下の対策を実施しましょう!
予防① ログイン管理の徹底
基本的なことですが、業務を終えたら必ずログアウトしましょう。
パソコンやスマホは、自分が知らない間に勝手にWi-fiに繋がっていたりしていることも多いです。
自分の把握できていないwi-fiに勝手につながるリスクをゼロにするために、僕はどんなに安全なログイン環境であっても、必ず業務が終わったらログアウトするようにしています。
僕の場合、紐づかない5G回線のテザリング環境になっていることを必ず確認してからログインした上で、業務が終了したら必ずログアウトしています。これで99%紐づかないと確信しています。
予防② 公共Wi-fiの禁止
基本的には自分以外が利用しているwi-fiでログインするのはお勧めしません。
例えばマクドナルドやスタバなどの公共wi-fiでは、何百人・何千人とログインするため、閉鎖アカウントが過去にログインしていない保証が全くありません。
Amazonは接続回数(頻度)などでも判断していると思いますので、簡単に紐づいたりはしないですが、念のためです。
Amazonでは、過去に一度接続しただけのwi-fi履歴をさかのぼって停止にしてくるケースがあります(最近では2021年10月に大量に流行りました)
そのためセラーセントラルへのログイン履歴に不要なwi-fi情報を残さないことが一番です。
もしスマホやパソコンが、以前接続したことのあるカフェやコンビニのWi-fiに自動で接続する設定になっている方は、設定を全て削除しましょう。
また家族やオフィスなどのwi-fiも要注意です。
一軒屋の場合は、他の家族がセラーアカウントを保有していなければOKです。
ただオフィスなどは誰がアカウントを持っていてもおかしくないので、オフィス内の従業員や顧客が使えるようなwi-fiでログインするのはおすすめしません。
なおマンションやアパートの設置wi-fiについても要注意です。
最初から各部屋に設置されているwi-fiは、カフェやホテルのwi-fiと同じで固定wi-fiです。混雑する夜の時間帯は速度が遅くなるなど、他の住人と共有していることがわかります。
そのためインターネット未設置のマンションで、自分で光回線を接続するのが一番です。
予防③ 接続Wi-fiの固定
できれば登録アカウントごとにwi-fiを固定するのがベターです。
登録アカウントごとにwi-fiは完全に固定して、それぞれ分けることが重要です。
例えば筆者の場合、数年前にアカウントを4つ持っていた時は、4台のパソコンに4台のモバイルwi-fiをそれぞれセットにして、各モバイルwi-fi以外には接続できないようにしていました。
具体的にはメルカリ等で中古パソコンをただ同然で購入し、Wifiレンタルどっとこむで月額5,000円のモバイルwi-fiを台数分借りていました。
モバイルwi-fiは再起動すればIPアドレスは変わる(固定wi-fiも同様のはず)ので、何台も借りる必要はなかったのですが、アカウント数が多いとごちゃごちゃするので、完全固定にしていました。
会社オフィスの場合、有線LANでパソコンごとにwi-fi環境を固定してしまうのも一つの手です。
ただし有線LANごとに、IPアドレスが異なっているかどうかは確認しましょう。
予防④ 汚染Wi-fiの削除
もし既に閉鎖アカウントが近くに存在している場合は、すぐにでも今生きているアカウントを、その閉鎖アカウントが使ったことのあるWi-fi環境から切り離す必要があります。
まずは生きているアカウントを、全て先述の「レンタルwi-fi」や「テザリング環境」に全て避難させましょう。
次にアカウント再開に向けて閉鎖アカウントにログインする場合、必ずテザリングや専用のwi-fi、カフェのwi-fiなどを利用して、完全に別環境で作業しましょう。
他の生きているアカウントと同じwi-fi環境で、閉鎖アカウントにログインするのは絶対的におすすめしません。
最後に、もし閉鎖アカウントが再開しなかった場合、閉鎖アカウントに関わるWi-fiは全て消滅させておきましょう。
汚染されているwi-fiが身近にあると、間違えてログインしてしまったり、従業員や家族がログインするケースも考えられるので地雷原は取り除くことをお勧めします。
例えば固定wi-fiのIPアドレスは30分ほど電源を切ったり、MACアドレスを設定で変更することで強制的に変更することができます。
ポケットwi-fiは再起動すればIPアドレスは変更できますが、念のため返却して別の端末を借り直してもいいかもです。
ちなみにスマートフォンの4G、5G回線については、再起動するたびにipアドレスは変更されることが多いです。
IPアドレスが変更されているかどうかは、IPアドレス確認サイトで、変更前と変更後を比較することで確認できますよ!
予防⑤ 動的メールの設定
Amazon登録メールアドレスに関する設定も、少し変更しましょう。
つまりメールソフトの設定で「外部画像(動的メール)」にすることをおすすめします。
実はAmazonはメールで送ってくる画像に、Webビーコン(パケット)を忍ばせているとの噂があります。
ちなみに「外部画像」は添付ファイルのことではありません。添付ファイルはそもそも勝手に開いたりはしないようになっています。
それとは別でメール本文の装飾のための画像やロゴは、自動で読み取るのがデフォルト設定になっています。これが外部画像の読み取り(動的メール)です。
普通メール本文ってテキストだけですよね。でもAmazonからのメールってモノクロ調のデザインだったり、ロゴが入っていたり、やけに装飾が凝っていませんか?
これらの外部画像付きメール(動的メール)は、メールを綺麗に装飾するために通常はON設定になっています。
この装飾用の小さな画像やロゴに、何か位置情報やIPアドレス特定のためのプログラムを仕込んでいないか?という噂があったりします。技術的には全然可能だったりします。
個人的には、これらの「外部画像(動的メール)」はOFF設定にしておくことをおすすめします。
Amazon対策はもちろん、画像に含まれるマルウェア(ウイルス)も防ぐことができるので、セキュリティ対策の一環として有効です。そのため特にこだわりがないならOFFにしておいた方がお得な機能です。
一応、よく使われるGmailとYahoo!メールの設定方法も、下記で解説しておきます。
Gmailの設定手順
一番上の「すべての設定を表示」をクリックしましょう。
「メッセージ内の画像」を「外部画像を表示する前に確認する」に変更しましょう。
Yahooの設定手順
TOPページの右上の歯車をクリックして「設定」を開きましょう。
携帯メールやicloudは難しいかもしれませんが、フリーメール、自社メールなどは動的メールのOFF設定は可能です。
もし登録メールアドレスが「外部画像(動的メール)」の設定が難しい場合、別のメールアドレスを作成して変更してみるのも、リスクヘッジになりますね。
ただし詳しく検証したわけではないため、「外部画像(動的メール)」が本当に危ないかどうかの真偽は、有志の方にお任せします。
手段① デスクトップクラウド ←安全
デスクトップクラウドというサービスを利用してWi-fiでの紐付けを防ぐ方法もあります。
人によっては仮想デスクトップとか、リモートデスクトップとも言います。
一言で説明すると巨大なサーバーを持っている企業に依頼して、仮想のPCをサーバー上に作成してもらい、その仮想PCに、手元にある端末からアクセスさせてもらう仕組みです。
個人的にはかなり安全な方法だと考えているので、選択肢の一つです。
実際にAmazonにアクセスするのは遠隔操作している仮想環境なので、私たち遠隔操作側がどんなWi-fiやパソコンを使っていても、途中に仮想PCを挟んでいるので、こちら側の情報はAmazonには届きません。
Amazonが辿れるのは実際に接続しているwi-fi環境(仮想PC)くらいです。さらに先にある、暗号化された遠隔操作先のWi-fi情報を辿るのは不可能です。Amazonでは全員一律のシステム判定で紐づけていますからね。仮想環境があるサーバーを毎回ハッキングするなら別ですが。
そのため遠隔操作側がどんなWi-fiやパソコンを使っていても、接続環境で紐づくことはありません。
そのため、デスクトップクラウドの仮想環境のみでログインする以上は、Wi-fiで紐づくことはないと思います。少なくとも、僕は今までデスクトップクラウドで紐づいた事例を聞いたことがありません。
デスクトップクラウドで一番有名なのはお名前.comです。
最安値だと1ヶ月あたり1,959円(2024年現在)で利用することができるため、下手にモバイルwi-fiを利用するよりも安上がりです。
唯一デメリットを挙げるとすると、極端に動きが遅いことです。
最安値のプランにしようものなら、1万円の中古パソコンみたいなカクカクの動きになります。そのため普段使いで何時間も毎日使う場合は、あまりお勧めできないかもしれません。
外注や従業員にほとんど業務を任せていて、たまにログインするだけなら最安値のプランでもOKですが、そうでない場合は大きめのメモリ容量(4GBや8GB)のプランにすることをお勧めします。
手段② マルチブート ←意味ない
マルチブート(デュアルブート)を使ってログインしても、紐付け防止の効果はあまりないと思っています。
一言で言うと1台のパソコンの中に2つ以上のOSを入れることです。たとえばMacパソコンでWindowsも動作させたい時なんかに使います。パラレルデスクトップ、Boot Campなどのソフトを使ったり、USBなどにOSデータを入れて使う場合もあります。
理由としては、Wi-fi環境が同じであるためです。
AmazonはIPアドレス(接続wi-fi)で同一人物かどうかを判断しているため、OSや端末では区別していません。
いくら1台のパソコンでOSを使い分けても、ログインWi-fiが同じなので意味がないと思います。
先ほどのデスクトップクラウドの場合は、仮想サーバー上の端末・Wi-fi環境を利用するので安全です。
全く同じ理由ですが、パソコンを起動するときに選択するアカウントも同様に、紐付け防止にはなりません。
家族共有のパソコンで、ログインするときに自分専用のアカウントがある場合ですね。
またパラレルスペース(Android)などのアプリも同様です。
スマホでSNSアカウント(LINEなど)を複数作成するときに使うアプリです。
手段③ VPNソフト ←少し危険
VPNソフトやプロキシサーバーなどを利用して、別のIPアドレスを経由させる方法もあります。
ただVPN系のソフトは紐付け防止としては、あまりオススメしていません。
確かに別のIPアドレスを挟むことで紐付け防止になりますが、接続忘れや設定ミスなどで本来のIPアドレスになった瞬間にアカウント停止になるようなやり方は、ちょっとリスキーなんですよね。
全否定はしないですが、VPNだけに頼らずに他の手段と合わせて使うのがベターかと思います。
僕の場合は、後述の他の手段(テザリング・ユーザー権限機能など)で安全を確保した上で、ダメ押しでVPNを挟んでIPアドレスを変えたりしています。
またネット上には怪しいVPNアプリが多く、ウイルスを仕込まれたりフィッシングサイト(情報の抜き取りサイト)だったりすることも多いので、あまり詳しくない方が気軽に使わない方がいいかもです。
たとえばAvastなど有名ウイルスソフト会社などが作っているソフトは比較的安全ですが、ネットで調べた謎のVPNアプリとかはダウンロードしないほうが吉です。
手段④ テザリング接続 ←おすすめ
テザリングなどのモバイル通信を活用が、最近のトレンドです。
モバイルデータ通信(4G,5G回線)は接続するたびにIPアドレスが変わります。
つまりモバイルデータ通信を使ってログインする限りは、IPアドレスによる紐付けを回避することが可能です。
そのためWi-fiを切ったスマートフォンのブラウザでセラーセントラルに入るか、そのスマホのテザリング機能を使ってパソコンから5G回線でログインすれば紐付きません。
僕がセラーセントラルに入る場合、5G回線を通じてノートPC1台からどのアカウントにも入っています。
特に携帯会社3社はモバイルデータ回線の「無制限プラン」を提供しているので、こちらを使うことをおすすめします(格安SIMは無制限プランがないことがほとんどだったりします)
例えばソフトバンクではメリハリ無制限プラン(5G回線使い放題で4,480円)が非常に便利です(2024年現在)
僕の場合、ソフトバンクで無制限プランを契約しているため、どんな場所でもパソコンはwi-fiから完全に遮断させてテザリングのみにしています。
速度的にも光回線とあまり変わらず、またモバイルwi-fiを1ヶ月借りるよりも安上がりです。
また紐付け防止になるだけでなく、公共Wi-fiに繋いでセキュリティリスクが発生する可能性や、重たいモバイルwi-fiをいちいち持ち歩く必要がなくなります。
手段⑤ ユーザー権限 ←おすすめ
Amazonでは「ユーザー権限機能」を使うことで、紐付けをほぼ確実に防止することができます。
ユーザー権限機能はセラーセントラル右上の「設定」>「ユーザー権限」から設定することができます(画像参照)
そもそも外注や従業員に業務をさせる上で、ログインIDやパスワードを教えるのは非常に危険です。
1つ目の理由としてはストア登録情報の閲覧&変更が無制限にできるためです。
FBA在庫を自分の住所に返送したり、売上金の振込先を自分の銀行口座に変更することすら可能です。
またアカウント閉鎖に関わった可能性がある人間にログインさせると、紐づくリスクが非常に高まります。
例えばヤマダ電機が100人の従業員にセラーセントラルで作業させていたとして、そのうちの1人が自分自身で閉鎖アカウントを持っていたら紐づいて数億円のアカウントが止まります。
そんな危険を防ぐため、Amazonでは「権限を絞った」ログイン用の招待メールを送る機能があります。それがユーザー権限機能です。
例えば在庫管理をさせたい外注には在庫管理の権限だけを与えた招待メールでログインさせることで、情報漏洩や変更リスクを極限まで防ぐことが可能になります。
またユーザー権限機能を使ってログインすると「wi-fi情報の補足」をされない仕組みになっています。そのため従業員にはログイン情報は渡さずに、全員ユーザー権限でログインさせることで従業員による紐付けを防ぐことができます。
僕はユーザー権限機能で外注権限で入るので、そもそもログイン時のwifiとか気にしてません
自分で自分をユーザー権限で招待して、そのパスワードでログインすれば一切アカウントは紐づきません。
年に1回くらい銀行口座を変える時とかに元のパスワードで入る必要があるので、その時はスマホから4G回線で入ります。
4G回線でスマホからログインしたり、テザリングでPCからログインするにしても、4G回線は紐付かないので。
例えばコジマ電気が従業員1000人にたった1つのパスワードを教えたとすると、
従業員1000人のうち1人がたまたま自分のセラーアカウントを持っていたら、紐づいてコジマ電気の売上毎月10億のアカウントが止まります。売上金は全額没収です。そんな訳のわからないことにならないように、コジマ電気は、社長1人が自分のIDパスワードでログインして、従業員999人にはそれぞれユーザー権限を設定して、ゲストとしてログインさせるんです。外注権限の人がどういう環境でログインしてもいいように、外注還元では、IPアドレス自体を捕捉しない仕組みになっています。
さて、ここからが本題です。
もう一つメールアドレスを用意して自分自身に招待メールを送って外注権限でログインすることで、自分がログインする際も紐付けゼロにすることが可能です。
親権限しかできないことは銀行口座の変更くらいなので、ほぼ全ての日常業務は外注権限で可能です。
そのため現在の僕は、通常業務はパソコンから外注権限+テザリングで入っています。
もし親権限でログインする必要がある場合、一度再起動したスマホから5G回線で入ってスマホで作業します。一度再起動するのは確実にIPアドレスを変更させるためです。
おそらくこれがIPアドレスに対しての最大防御だと考えています。
権限設定の注意点・・・全て「表示と編集」にチェックをした後、「スーパーユーザー」のみ「なし」にチェックを戻しましょう。この設定をONにするとIPアドレスで補足されるとの噂があります。
補足① パソコンでは紐づく?
パソコン固有の「MACアドレス」までは補足していないと思われます。
IPアドレスで紐づいた話はよく聞きますが、過去7年間でMACアドレスが明らかに原因で停止した話を聞いたことがありません。
実際に僕自身も、同じiphoneやPCから複数アカウントにログインした経験は山ほどありますが、それで紐づいたことはありませんでした。
またアカウント紐付けに関する依頼や相談は過去に何百回と受けてきましたが、明確にMACアドレスが原因だと判明したケースは一度もありません。
そのため中古パソコンや共有パソコン自体が紐付けの原因にはならないと思います。
パソコンが同じなので紐づけられました!と相談いただく方の全員は、僕から質問していくとやはり全く同じWi-fiや登録情報を使っていました。
なお、同じ理由で「Fire TV Stick」「Amazon Echo」「Alexa」などの周辺機器についても、固有アドレスとかは確認していないと考えています。
ただ後述の「補足③」の通り、パソコン内で一時保存しているキャッシュ情報や、相手サイトが収集しているcookie情報で紐づく可能性はゼロではありません。
補足② 位置情報では紐づく?
接続している「位置情報」までは補足していないと思われます。
スマートフォンやパソコンでは、ブラウザを使うときに位置情報をON設定になっている方が多いと思います。
位置情報まで補足し始めたら、都心のタワマンで誤爆しまくるのでやっていないと思います。
実際にアカウント紐付けに関する依頼や相談は過去に何百回と受けてきましたが、明確に位置情報が原因だと判明したケースは一度もありません。
どうしても気になる方は、パソコンやスマホの「設定」から使用ブラウザの位置情報をOFFにしておけば、位置情報が漏れることはないので安心ですね。
補足③ キャッシュやcookieで紐づく?
パソコン内で一時保存しているキャッシュ情報や、相手サイトが収集しているcookie情報で紐づく可能性については、正直微妙な部分です。
保有していた別々のアカウントが、セラーセントラル左上の「プルダウン」にて選択できる状態になっている事例がいくつか報告されてます。
どちらかといえば登録情報やWi-fi情報が重複したことが原因である可能性も高いのですが、今のところ原因がはっきりしていません。
そのためキャッシュ情報やcookie情報により、同じパソコンでログインを繰り返してしまうと自動的に紐づく可能性もゼロではありません。もちろんまだ可能性の話です。
そのため、念を押したい方はパソコンも別々にすると、MACアドレスに加えてキャッシュ情報やcookie情報も別々になりますので、確実です。
もしくはシークレットブラウザ(全てのブラウザにこの機能はある)を利用してログインすることで、Cookie情報やキャッシュ情報はAmazon側に残りません。同じパソコンで作るにしても、せめてアカウント作成時はシークレットブラウザを噛ませて作ると、より確実かもしれません。
個人的にはそこまでしなくても良いような気はしているのですが。。
【結論】おすすめの組み合わせとは
以上、紐付け防止のための予防策①-⑤と手段①-⑤をそれぞれ解説しました。
個人的には予防策①-⑤は全て実施していただくのが理想です。
ログイン管理(①)やWi-fi管理(②-④)、メール設定(⑤)はいずれも基本的な対策なので、やっておいて損はないと思います。
手段については「①デスクトップクラウド」「④テザリング」「⑤ユーザー権限」のいずれかをおすすめします。
僕は現在「④テザリング」を選択しています。
極限まで紐付けを防止するなら「①デスクトップクラウド」が一番安全です。どうしても「④テザリング」「⑤ユーザー権限」はAmazonの気分次第の部分があるので、紐付けの仕組みを変えられると停止される可能性が0ではありません。
ただ「①デスクトップクラウド」の場合は、そもそも自分のパソコン・Wi-fiを完全に使わないため、わざわざ自分のパソコンでログインしない限りは99.9%安全です。
もしくは「⑤ユーザー権限」でログインしつつ、さらに「③VPN」「④テザリング」のどちらかを組み合わせることで、二重・三重に防止することができます。
ユーザー権限でログインしているのでそもそも仕組み上紐づかないのに、さらにテザリングで4G回線を使うか、VPNでIPアドレスを偽装することで、確実に紐付けを防ぐことが可能です。
「ストア登録情報」の紐付け
複数アカウント所持で停止になる場合、ストア登録情報の重複も原因になります。
下記の情報を一つでも共有すると、捕捉されて紐付けられる危険性が高まります。
- ストア名
- 運営者名
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- 銀行口座
- クレジットカード
- 返送先住所
- 通知用メールアドレス
- LINE連携
- 許認可情報
- 商品情報
- ストアフロント情報
ストア名
ストア名に関しては、できる限り異なる情報にしましょう。
Amazonでは全てシステム判定で実施しているので、システム判定に引っかからない位変えるのが大前提です。
100%を考えたら目視でもバレない位変えましょう。
- 例えば「ヨシダストア」が閉鎖になった後に「ヨシダストア2」を作成しても、システム判定でも目視でも引っかかりそうですよね。なのでNGです。
- 「ヨシダストア」から「Yショップ」なら一言一句が異なるのでシステム判定はクリアできます。ただし目視だと同じストアだと推察できるので、理想を言えば完全に変えた方がいいです。
- 「ヨシダストア」から「隠れ工房BlueOcean」に変えたら、100%バレないですよね。どうせ変えるならこれくらい変えましょう。
ストア名で商品を買ってくれる購入者は多くはないので、ストア名にこだわって似たような名前をつける必要はない気がします(独自ブランドを保有している場合を除く)
むしろ無在庫販売などの場合は、嫌がらせやネット晒しが横行しているので、ストア名を完全に変えた方がいらない縁を切れます。
独自ブランドを保有していて、あまりストア名を変えたくない方は「グローバルストア」>「(公式)GROBAL STORE」みたいに、可能な限り変える努力はしましょう。
運営者名&住所
運営者名・住所は別人のものを登録しましょう。
これは、同一人物による複数アカウント所持が禁止されているためです。
そもそもアカウント作成時に身分証明書と銀行口座明細を提出する必要があることから、同姓同名で作成して身分証を提出すると普通にアカウント停止です。
そのため複数アカウントを保有する場合、第三者にアカウントを作成いただいた上で、自分用のアカウントに登録情報を変更する形になります。
その場合、運営者名については同姓同名があることから、名義だけ同じ情報にしたところですぐ停止にはなりません。
そんなわけはないので、いちいち名前が被っている程度でアカウント停止にはしないと思います。
なお同姓同名が実際にいるかどうか(珍しい名前かどうか)は気にしなくていいです。Amazonが家族のふりをして役所に行って戸籍を調査するわけではないので。
また住所についても同様に、アパートやマンション、シェアハウスやレンタルオフィスなど、複数人が同じ住所を使うことはいくらでも想定できることから、住所だけ重複したところですぐに停止にはならないようです。
とはいっても、一言一句同じ名前や住所を登録するのはリスキーなので、最低でもカタカナやローマ字、漢数字を使う、マンション名を省略するなど細かく変える程度の対策はしておいた方がいいです。
- 名前(例:田中太郎) > (田中たろう、TANAKA TARO、タナカタロウ)
- 住所(例:大手町1-4)> (大手町1丁目4番)(大手町一丁目四番地)
上記の通り重複はある程度は許容されているのですが、できれば重複させない方がいいと思います。
アカウント作成後の登録情報変更なら、いちいち何かを尋ねられたりするわけではないため、架空の偽名と偽住所に変更しても、正直問題ありません。
ただし株式会社などの法人名を勝手に名乗るのは犯罪行為(会社法979条)なので、架空の情報を使うのはあくまで個人名義の話です。
なおバーチャルオフィスとかをわざわざ借りる必要はないと思います。そもそもバーチャルオフィスでアカウントを作成するとして、その住所は身分証明書と銀行明細の住所と一致するのでしょうか?
電話番号
電話番号の場合、必ず別の番号を登録しましょう。
電話番号の場合、複数人が同じ番号を共有することは想定しづらいため、例え家族や法人名義であっても異なる番号を登録した方がいいと思います。
住所と違って小細工(漢数字で少し変えたり省略したり)ができないため、システム判定で停止になる可能性が高いです。
アカウント作成時についてはSMS認証ができる電話番号が必要になるので複数アカウントは作りづらいです(購入用のアカウント作成時に必要)
無料アプリで050番を作ってもSMS認証ができないので、携帯番号を一から契約する必要があります。
既に作られたアカウントの登録情報を変更する分には、変更時に認証を求められるわけではないため、適当な番号で構わないと思います。念のために050番を無料アプリで作成することも検討してもいいかもしれません。
銀行口座
登録する銀行口座は、必ず別の番号のものを登録しましょう。
口座名義に関しては、カタカナの同姓同名は山ほどいるため、これだけでは紐づくことはありません。
違う名義の銀行口座に入金されると回収が大変ですし、税務上の問題もありますので、銀行口座はむしろ自分名義で統一したほうがいいと思います。
なお同姓同名が実際にいるかどうか(珍しい名前かどうか)はAmazon側にはわからないので気にしなくていいです。なぜかAmazonが1億3000万人の戸籍情報のデータを持っている(犯罪です)なら別ですが。
法人名義についても登録情報変更のたびにAmazonが、国税庁のサイトにアクセスして法人名を手打ちして検索しているとは思えないので、実際に同姓同名がいるかどうかは無視して大丈夫です。
しかし番号が完全一致するのはかなりマズイです。
番号まで一致するのは明らかに同一人物だもんね
僕の経験上、銀行口座番号の紐付けは多いです。
銀行口座番号のように明らかに同一人物しか保有できない情報を、複数アカウントで登録してしまうと停止リスクが高いので要注意です。
そのため、過去に一回でも別のアカウントに登録したことのある銀行口座は登録しない方が吉です。また登録したかどうか覚えていない口座は使わないのが吉です。
同じ番号の銀行口座を登録している方はセラーセントラルの右上「設定」>「出品用アカウント情報」>「銀行口座情報」で、過去に登録したことがない銀行口座に変更しましょう。
銀行口座を変更する際は、登録中の銀行口座の番号7桁を入力する必要があるので注意です。
クレジットカード
登録するクレジットカードも、必ず別の番号のものを登録しましょう。
カード名義に関してはローマ字の同姓同名は山ほどいるため、これだけでは紐づくことはありません。私自身も別名義のクレジットカードを登録したことは何度もありますが、特に問題になったことはありません。
しかし番号が完全一致するのはかなりマズイです。クレジットカード番号で紐づいた事例を何件も依頼いただいたことがあります。
クレジットカードのように同一人物しか保有できない情報を、複数アカウントで登録してしまうと停止リスクが高いので要注意です。
そのため、過去に別のアカウントで一回でも登録されたことのあるクレカは登録しない方が吉です。また登録したかどうか覚えていない口座も登録しない方が吉です。
まとめるとクレジットカードに関しては同じ番号NG、同じ名義OKです。
そのため、もし同じ番号のクレカを登録している方は、セラーセントラル右上「設定」>「出品用アカウント情報」>「クレジットカード情報」で、過去に登録したことがないクレカに変更しましょう。
その上で、私が考える紐づかないためのクレカ対策は以下の通りです。
- 別のクレジットカードを使う
-
まずは自身or家族が保有している別のクレカを使いましょう。一番これが確実です。
ただし過去にどのアカウント(購入用含む)にも登録していないことを確認できたカードだけにしましょう。
*デビットカードは出品者登録には使えないと言われていましたが、最近では普通に登録できる場合もあります。正直試してみないとわかりません。
- クレカ会社に協力してもらう
-
手持ちのカードが少なく新規カードも作れない場合、同じカードを使うしかありません。
クレカ番号だけ異なればOKなので、わざと紛失したことにしてクレカ会社に連絡すれば、クレカ番号だけ変更した全く同じカードを利用できます。
- Vプリカを登録する
-
Amazonではクレジットカード機能を持つプリペイドカードの登録を認めています。
個人的には、ライフカードが発行している審査不要でVisaカードを即発行できるVプリカがおすすめです。
こちらのカードを新規登録&6000円分(1回目の大口料金を支払える分)購入するだけなので、30分もあればクレカ1枚作ることができます。
*来月以降は売上金から大口料金は支払われるため、その後は変更する必要はありません。
*カード名義は空欄でいつでも自由に変更できます。Amazonアカウント登録名義と一致させる形でローマ字大文字で登録しましょう。別名義だとまた別の問題(カード名義人相違でのアカウント停止)が発生する可能性があります。ただ問題点としては、3カ月を超える未使用期間が発生した場合、休眠カード維持費が必要です。 毎月25日にVプリカ残高より125円が引き落とされます。また有効期限も購入から1年間のため、1年ごとに切り替える必要があります。クレジットカードの変更時は身分証の提出を求められることがあるので、毎年この作業があるのは、正直負担です。
返送用住所
返送用住所の設定にも注意が必要です。
返送用住所は「設定>返品設定」で編集できますよ(下記参照)
「返送先住所の設定」タブを選択して、特に設定住所が表示されないようでしたら、デフォルト住所に返送されるようになっているのでOKです(下記参照)
この返送先住所が問題になるのは、複数のアカウントで同じ返送先住所を登録している場合です。
ちゃんと商品が届く配送先を設定しなければならない関係上から、保有している複数アカウントの返送先情報は全て同一(同じ倉庫とか同じ外注さんの住所)の名前・住所・電話番号を登録することになります。
その場合、一字一句を同じにするより、商品がちゃんと届く範囲で名前や住所を一部変化させた方がリスクが減るのでおすすめです。
- 名前(例:田中太郎) > (田中たろう、TANAKA TARO、タナカタロウ)
- 住所(例:大手町1-4-15)> (大手町1丁目4番地15)
電話番号に関しては架空の番号にしなくとも、全て自分自身の050番(アカウントごと)にしておけば配送ミスは連絡は届きます。
もっとも、規模の大きな配送代行業者とかに返送住所を設定することもあるため「返送先住所が同じ=100%BAN」ではないとは思いますが、念の為、細かい設定でも全く同じ情報を登録するのは避けましょう
通知用メールアドレス
通知用のメールアドレス設定も要注意です。
通知用メールアドレスは「設定>通知設定」で編集できますよ(下記参照)
「通知オプション」タブを選択して、それぞれの通知項目ごとに、特にデフォルトの連絡先以外が表示されないようでしたらOKです(下記参照)
例えば3つアカウントを持っていて、3つとも同じメールアドレスやSMS宛に通知を飛ばす設定にしていたら、同一情報で紐づく可能性があります。
通知用メールアドレスもそれぞれの登録メールアドレス(デフォルト)に完全固定しましょう。
それぞれの登録メールアドレスからの通知は、それぞれのメールソフトで転送設定をするだけで、1つのメールアドレスに飛ばすことができますよ。
LINE連携
2022年10月12日からセラーセントラルとLINE連携することで、メールで届いていた情報がLINEでも届くようになりました。
アカウント停止や売上金に関する重大事項にも、これですぐに気づくことができる反面、紐づく可能性がある情報が一つ増えたことになります。
1アカウントにつきLINE連携は1個だけなので、外注さんのアカウントと連携したり、複数アカウントで連携すると紐付けリスクがあります(ただし今のところ具体的な事例はなし)
ただの公式LINEなら配信相手のWi-fi情報とか登録情報(電話番号とか)まではわからないと思います。
しかし友だち申請した後に「セラーセントラルとの連携URLを押す」という作業が一つ増えているため、どこまで把握されているかは正直わかりません。
あくまで個人的な意見としては、LINE名義が異なる程度では紐付けにはならないと思います。ほとんどの人がニックネームですしね。
少なくとも公式LINEの友だち申請なら、相手のLINE名すら不明(ダイレクトチャットをしたら初めてわかる)なため、多分大丈夫ではないかなぁとは思います。
許認可情報
許認可情報も要注意です。
許認可情報は「出品用アカウント情報>許認可情報」で編集できますよ(下記参照)
「ライセンスを追加」で自分の保有ライセンス番号を登録することができます(下記参照)
プルダウンリストで選択できる許認可の種類は以下の5種類です。
- 古物商許可証番号営業許可
- 医薬品販売業許可証番号
- 通信販売酒類小売業許可証番号
- 酒類小売業許可証番号
- 高度管理医療機器販売業許可証番号
一番有名なのは古物商許可証ですね。残りは医薬品販売とアルコール類販売の許可番号です。
例えば別アカウントで登録したことがある古物商の許可番号を登録すると、同一情報で紐づく可能性があります。
一応「全角や半角」を分けたり、漢字を入力したりすることもできるので、微妙に変えて入力しても良いのだと思いますが、個人的にはそこまでして記載する必要があるのかは疑問です。
例えばストアフロントには自由欄がいくつもあるので、もし書きたいならそちらに入力すればいいはずです。おそらく、その部分で紐づくとは思えません。わざわざ紐付きそうな設定でリスクを犯す必要もないはずです。
個人的な意見として、そもそも古物商番号がストアフロントに表示されているかどうかで、売り上げが変わるとも思えませんし、警察に何か聞かれる場合が仮にあるのなら、警察に直接古物商を見せればいいはずです。
出品ASIN
過去に閉鎖したアカウントと同じASINを全て出品登録すると紐づく可能性があります。
これに関しては噂段階なので僕自身は実際に確認したことはありません。しかし個人的には納得する部分が大きいので、かなり信じている情報だったりします。
例えば1,000商品出品していたアカウントが停止した直後に、全く同じ1,000商品を出品し始めたアカウントがあったら怪しいですよね。
そのため閉鎖アカウントの出品レポートから一括出品ファイルを作って、そのまま同じ商品を全て出品し直すのは、少しリスクが大きいかもです。
特に無在庫セラーは全て変えてしまった方がベストだと思います。先週停止したアカウントと、取扱商品10,000点が全て同じアカウントとか怪しいですよね。
まだ噂段階なので、同じ商品が何割だとやばいかは不明です。勝手に7-8割程度では?と予想しています。
商品カタログ&ブランドページ
商品カタログを作成した別アカウントが閉鎖になっている場合、そのブランドページや商品カタログは消さずにそのまま残しておいて、そちらに出品していく形にしましょう。
第三者が出品登録している商品カタログが勝手に消されることは少ないので、とりあえず出品してしまえば商品レビューなどが無駄になることなく使いまわせるはずです。
そのため、どの商品ページに出品するかどうかでは紐づかないかと思います。
もちろん閉鎖アカウントと全く同じ状態で出品すると良くないので(先述の出品ASINを参照)、出品したい商品カタログを取捨選択して元々出品していた60-70%以下を目指して出品するのがいいかと思います。
またブランドページについても、閉鎖アカウントでブランド認証を外した上で、新しいアカウントでそのブランドに出品していけば、商品レビューやブランド効果をそのまま使えるかと思います。
もちろんブランドページの作成者ではなくなるので、ブランドページの管理はできなくなります。
またブランド名を商標登録している場合、商標登録名義とストア名義が一致しなくなるので、顧客に説明しづらくなります(自社ホームページとかでAmazonページを紹介しづらい)
ストアフロント確認方法
先述の名義・住所・電話番号については、ストアフロントに表示する情報にも要注意です。
ストアフロント画面は、顧客が商品を購入する際に販売業者名をクリックすると出てくるページです。信頼できるストアかどうかをチェックしています。
ストアフロント画面は以下の手順で確認できます。
評価表の下の「出品者への評価がAmazonで購入者にどのように表示されるかをご確認いただけます」の青字リンクをクリックしましょう。
下記の画面がストアフロント画面です(コジマ電気を参考にします)
実はストアフロントは2022年以前(左) ⇄ 2022年以降(右)で画面表示が異なります。せっかくなので新旧両方の画面を比較で載せておきます(真ん中を動かしてみてください)
ストアフロントには、ストア名の他に名前・住所・電話番号が表示されています。
ストアによっては赤枠の部分に、許認可情報や連絡用メールアドレスなども載せています。
ストアフロント情報は全て別のアカウントと全く同じ情報になっている必要があるため、こちらの画面を見ながらチェックしていく必要があります。
ストアフロント(表示名)
「表示名」の変更方法を解説していきます。
まずは「出品用アカウント情報」>「表示名」をチェックしましょう。
*左上の(編集)出品者のプロフィールをクリックしても同じ画面にたどり着きます。
紫の部分で「ストア名」、赤の部分で「電話番号」「運営責任者名」「返信用のメールアドレス(デフォルト)」を編集できます。
先ほどの情報変更で、反映される場所をまとめてみました。
*通知用メールアドレスはお客さんには表示されません。
- 赤色・・・「電話番号」3箇所 「運営者名」1箇所
- 紫色・・・「ストア名」4箇所
ストアフロント情報は「表示名」だけでは完全に変更できないので、もう数カ所変更する必要があります。
ストアフロント(会社住所)
「会社住所」の変更方法を解説していきます。
まずは「出品用アカウント情報」>「会社住所」をチェックしましょう。
「現在のビジネスの住所」を編集することで、住所部分だけを変更することができます。
*「名前」「電話番号」の部分はストアフロントには表示されませんが、他アカウントとの同一情報にはならないように気をつけましょう。
先ほどの情報変更で、反映される場所をまとめてみました
- 緑色・・・「住所」1箇所
ストアフロント(正式名称/販売業者名)
「正式名称/販売業者名」の変更方法を解説して行きます。
まずは「出品用アカウント情報」>「正式名称/販売業者名」をチェックしましょう。
「法人名」の部分に、法人の方は「法人名」、個人の方は「個人名」を記載しましょう。
先ほどの情報変更で、反映される場所をまとめてみました
- 青色・・・「販売業者」1箇所
ストアフロント(情報・ポリシー①)
「情報・ポリシー」の「出品者情報」の変更方法を解説していきます。
まずは「設定」>「情報・ポリシー」をチェックしましょう。
一番左の「出品者情報」をクリックしましょう。
こちらにはストアの「事業内容」「特に顧客に伝えたい内容」を記載します。
ストアフロントではストア名の次に表示されるため、かなり目立ちます。
転売セラーは何も書いていないことが多く、逆に店舗や企業ストアはしっかりと営業時間や問い合わせ方法、許認可情報などを書いてアピールしているイメージです(コジマ電気を参照)
先ほどの情報変更で、反映される場所をまとめてみました
- オレンジ・・・「出品者について」1箇所
こちらの情報に、別アカウントとの同一情報が混じっている可能性もあるので、細かくチェックしましょう。
ストアフロント(情報・ポリシー②)
「情報・ポリシー」の「出品者情報以外」の変更方法を解説します。
まずは「設定」>「情報・ポリシー」をチェックしましょう。
「配送」「プライバシーポリシー」「よくある質問」「カスタムヘルプページ」の4つは、出品者情報と同様に、自分で好きに作ることのカスタム部分です。
先ほどの情報変更で、反映される場所をまとめてみました
- ピンク色・・・ストアフロント一番下の4つのタブ
- 配送・・・「配送料について」
- プライバシーポリシー・・・「その他のポリシー」
- よくある質問・・・「FAQ(よくある質問)」
- カスタムヘルプページ・・・「ヘルプ」
それぞれのカスタムページに、他のアカウントとの同一情報が混じっていないかチェックしましょう!
「グローバルセリング」の紐付け
グローバルセリングで紐づいた場合の原因&対策をまとめました!
グローバルセリングとは?
「グローバルセリング」とは何なのか。
一言で説明すると、日本Amazonアカウントを作るなら、海外Amazonのアカウントも一緒に作らない?というサービスです。
Amazonは日本を含む18カ国(2020年時点なのでもっと多いはず)で展開しているため、その気になれば自社で作った焼肉のタレを20カ国とかで一気に海外展開することができます。
そのため、本来は海外展開が簡単にできる素晴らしいサービスなのですが、実は2019年頃からアカウント作成時にかなり間違えやすい感じで「海外アカウントも作成する」ボタンが設置されています。
そのため日本Amazonを作ったはずなのに、なぜか10カ国くらい開設していた!という事案が多発しています。
なお自分が海外アカウントを保有しているかどうかは、セラーセントラルの左上の「ストア名|日本」の「すべて表示」をクリックすると、保有している国別アカウントが表示されますよ!
上記の画像の場合、日本Amazonしか保有していないことがわかりますね。
なぜ勝手に作成されたの?
グローバルセリングの作成は、アカウント作成時の3つ目の画面が原因です。
上記画面の「北米」「ヨーロッパ」のチェックは絶対に外すようにしましょう。
真ん中の「日本」にだけチェックをして「次へ」ボタンをクリックする必要があります。
うっかりチェックしてしまうと「北米」「ヨーロッパ」のアカウントが大量生成されます。
この機能はそもそも必要?
グローバルセリング機能については、個人的には作成する必要は全くないと考えています。
確かに日本1カ国で同じ商品を売るよりも「日本+海外10カ国」で販売した方が、商品が売れる可能性が高いのは間違いありません。
しかし、以下のような問題点もあります。
- エリアごとに大口料金がかかる
- 海外配送の手間と手数料がかかる
- アカウント紐付けのリスクがある
グローバルセリングの料金はエリアごとに発生します。
つまりヨーロッパ(39.99ドル)・北米&中南米(39.99ドル)・中東&アフリカ・アジア&太平洋(4,900円)のエリアごとになっています。エリア内はいくつあっても同じ料金です。
例えば「イギリス・フランス・米国・メキシコ・日本」の合計5カ国ある場合、39.99ドル+39.99ドル+4,900円となります。
普通は1カ国あたり5000円くらい大口料金がかかってしまうため、お得ではあるのですが、初心者セラーがそもそも海外Amazonアカウントを有効活用できるとは思えないため、無駄金になると思います。
また海外配送の手間と費用がかかるのも問題です。
例えば在庫管理ページでは、商品情報を全て英語で登録しなければならないので商品登録だけでかなりの手間です。フランスならフランス語、メキシコならスペイン語ですね。
特に出品者出荷は海外発送をしなければならないので、関税計算や配送業者の手配など国内発送とは比べものにならないくらいの費用と時間がかかります。
そもそも日本Amazonも運営していない初心者セラーに最初に勧める内容ではない気がします。
そして何より重要なこととして、紐付けによるアカウント停止リスクが跳ね上がることです。
アカウント紐付けのリスクがある
グローバルセリング機能でアカウントが大量生成されてしまうと、アカウント停止のリスクが跳ね上がります。
つまりアカウント作成の審査が国ごとに発生するため、10カ国生成されると、10アカウントで一斉に不備がないかどうか審査が発生します。
グローバルセリングで作られたアカウントは全て同じメールアドレス、同じストアIDです。そのため1カ国の審査に失敗したり、別原因で停止したりすると、一斉に停止する可能性があります。
そのためグローバルセリングアカウントが10個あると、アカウント停止リスクが10倍になります。
全てのアカウントが元気なうちは紐づくことはありませんが、1つでも停止状態になると一斉に止まる場合があります。
そのため、もし複数アカウントでリスクヘッジをしたい場合は、完全に別人として別のストアIDのアカウントを作成する必要があります。
そもそもストア開設してからも「設定」>「グローバルセリング」からいつでも作成できるので、その意味でも海外アカウントを最初に一斉に作る必要はありません。
グローバルセリングの解除方法
グローバルセリングは簡単に解約可能です。
「北米&南米エリア」「ヨーロッパエリア」のアカウントをそれぞれ一個ずつアカウント解約手続きをすれば、1-2日後にはそれぞれのエリア全体のアカウント全て解除されるようです。
つまり米国とイギリスのアカウントでそれぞれ解約すれば、全ての関連アカウントが解除できます。
ただし、問題なのは既にアカウント停止になっている場合です。
アカウント停止になっていると、アカウントに関する権限は全てアカウントスペシャリストに移ります。そのためアカウント解約の権限はすでに没収されています。
そのためアカウント再開をするためには、アカウントスペシャリストとの細かいやり取りが必要になります。
複数アカウント(紐付け)の解決方法
今回の紐付けの問題は合計2アカウント存在します。
- 紐づけで停止した今回のアカウント
- 過去に停止した以前のアカウント
紐付けの原因になったアカウント(関連を疑われている)は、停止時のメール文面に「ストア名」が記載されております。
以前何かしらの理由で停止したままのアカウントに、今回のアカウントが紐づいてしまったんですね。
その上で、今回の「①紐づいたアカウント」を再開させる方法は以下の2種類の方法が存在します。
紐付けアカウントから再開させる方法
今回の紐付けアカウントを再開させる方法です。
具体的には主に4パターン存在します。
1つ目は「そんな別アカウントとは無関係だ!冤罪だぜ!」と申し立てる方法です。以下のような場合に有効です。
- IPアドレス(wi-fi)のみが紐づいている
- 登録情報の重複が少ない or 言い訳しやすい
- 片方のアカウントは一切稼働していない
逆にガッツリ登録情報が被っているアカウントを両方とも動かしていたとか、言い訳が難しい場合は別の方法をおすすめします。
2つ目は「確かに俺の知っているアカウントだけど、すでに譲渡したぜ!」と申し立てる方法もあります。
これは名義が2アカウントではっきりと異なっており、法人間で契約書を交わしていることが条件です。
「個人間でのあげたあげない」の話ではなく、会社の事業変更や、事業形態の変更(廃業・法人成り・吸収合併)によるストア譲渡が発生したことをきっちりと証明できたらOKです。
3つ目は「確かに俺の知っているアカウントだけど、実は間違えて作っちゃったぜ!」と申し立てる方法です。
ログインと間違えてアカウント作成していた場合や、グローバルセリングで海外アカウントが大量生成されたような場合が該当します。
なお、両方でしっかり稼いでおいて間違えて作ったも何もないため、片方のアカウントがほとんど動いていないことが条件です。
条件を満たせば両方のアカウントに関わりがあることを認めても再開可能です。
4つ目は「確かに俺の知っているアカウントだけど、すでに再開しているぜ!」と申し立てる方法です。
これは②の方法とも関連しますが、Amazonでは停止状態のアカウントとのみ紐づきます。
もし紐づいているアカウントがすでに再有効化されている場合、その証明ができれば両方とも再開します。
なお片方のアカウントを自分で解約すればいいんだ!と考える方がいますが、残念ながら不可能です。
アカウント停止になるとアカウントスペシャリストにアカウント解約の権利自体を没収されます。
そのためアカウント解約の権限自体がありません。
元凶のアカウントから再開させる方法
もう一つは、そもそも紐付けの原因になった停止アカウントを再開させる方法です。
Amazonでは先述の通り「停止状態のアカウント」と紐付きます。
つまり「停止状態のアカウント」が存在しなくなれば、今回紐づいたアカウントもほぼ自動で再開します。
2アカウントが同時に再開して両方から売上金回収できるため、個人的にはこちらの方法をお勧めすることが多いです。
根本治療をしてしまうことで今後の紐付けリスクもかなり減ります。
昔のアカウントについては勝手に無理だと諦めている方が多いのですが、専門家からみると簡単に再開できる状態だったりします。
Amazonは改善計画書が求めている内容とズレているなら何十回提出しても無視しますが、その基準を満たしたものを提出したらわりと簡単に再開メールが届きます。
それでもアカウント再開できない場合
アカウントを再開させるためには、2アカウント分の情報を洗い出した上で、相手が求めている内容&数千文字の分量で改善計画書を作成・提出する必要があります。
しかし初めてアカウント停止になった方が一人で書き上げるのはかなり難しいです。もし数千文字書き上げたとしても、その内容は「相手が求めている文章」とは大きくズレていることがほとんどです。
提出回数が増えるごとに相手の反応は冷たくなっていき、再開しづらくなっていきます。そんな少ないチャンスに見当違いの文章を提出して、アカウント再開の機会を逃してしまうのは非常にもったいないです。
そんなお困りのセラーのため、弊社では合計700件以上のアカウント再開実績を通じてAmazonアカウント復活代行サポートを実施中です!専門家の私が全力でサポートします。
あなたのアカウントと売上金を取り戻します!
お困りの方は、ぜひ一度弊社までご相談ください。
別アカウントとの紐付け|まとめ
以上、Amazonアカウント関連付け(紐付け)の停止条件&対策まとめでした!