どうも! 吉田航基(@hiyoko_tabi)です。
今回は世界地図の丸暗記方法とそのメリットについてのご紹介です。実は世界地図を丸暗記することは、学生にとっても社会人にとってもメリットだらけなんです!
旅するフリーランスである僕が、世界中の国について語りたいがために世界地図を丸暗記したその方法を、余すところなくご紹介していきます!
僕が世界地図を丸暗記した理由
人材としての希少価値をあげる
皆様は「アンビリバボー」に登場する地名を聞いた時、どこの場所か頭に浮かびますか?
おそらく日本人の99%は「どこ?」と一瞬思った後すぐ忘れちゃいますよね。
例えばあなたが愛知県を思い浮かべる際、ぼんやりと頭の中に日本地図が出てきて、愛知県の大体の場所と、あのカニっぽい形が浮かんできませんか?
ところが、世界地図になると地名を聞いても全く浮かんでこないことがほとんどです。なぜでしょうか?
普通の人が知らないことを知っている。つまりそれは希少価値が高いんです。
しかしアメリカは同盟国なのに、シカゴやシアトルと言われても、その場所すら答えられないのは日本人としても恥ずかしい気がします。
小中学校では、日本地図の47都道府県は丸暗記させるのに、世界地図になると4カ国くらいピックアップして「グレートプレーンズ」や「プレーリー」とかの地形を覚えさせるだけ。
そのせいで「アフリカは一つの国だと思ってた」とか言ってる僕の母親みたいな超ガラパゴス人間が量産されている現状。もはや英語以前の問題だよね。
教養本より遥かにメリットがある
日本の教育に頼れないとなると、自分で覚えるしかない。
しかし僕はあえて、自分で丸暗記してこそ大いなるメリットがあると感じました。
なぜなら、世界地図の丸暗記は究極の「教養」だからです。
例えば「ウイグル問題」などを意気揚々と語っている大人の中で、世界地図で新疆ウイグル自治区の場所を正確に指せる人間が何人いるでしょうか?
ちなみにウイグルの州都「ウルムチ」は実は一国の首都なみの大都会だったりします。田舎が弾圧されているイメージだけど、実際は違うんだよね。
結局、いくら教養本を読んだところで、それがどこにあるかも分かっていない人間は、いつまでたっても教養なんて身につかないですよね。
実際に僕も学生時代、池上彰さんや茂木誠さんの教養本とかをよく読んでいましたが、一切頭に残っていませんでした。
「中田敦彦のYoutube大学」でも言っている通り「先にエクストリームに大枠を知ってしまえば、あとは肉付けしていくだけで一気に覚えるのがカンタンになる」わけです。
先に大まかな世界地図を頭に入れておくだけで、その後教養が一気に身につくようになります。だからこそ教養を身に付けたいなら、まずは地図を丸暗記してみて欲しいんです。
きっと今まで本を読んでも10しか入ってこなかった情報が、100も200も入ってくることに気づくはずですよ。
社会人としてのレベルが上がる
僕は日本史専攻だったので、世界地図を覚えたのは社会人になってからです。
しかし社会人にこそ、世界地図の丸暗記のメリットがあると思っています。
例えば、TVのニュースで「ドイツのベルリン」の地名が耳に入った時、
- 「あ〜名前は知ってるわ」
- 「ドイツの東、ドレスデンとかライプツィヒの近くだわ。そういえばベルギーにも近いな。あそこで一体何が起こったんだろう。」
これだと、受け止め方がかなり違ってくる。前提知識が違うのだ。
今はネット社会なので、検索すればいいじゃんと考える方もいると思うが、よく考えてみて欲しい。ある程度の知識がないと検索したって「何も入ってこないし」「すぐに忘れちゃう」のです。
もし今パパッと暗記して、未来永劫、世界中の地図が頭に浮かぶようになったら結構役に立つし、社会人としてのレベルが数段階上がるはずです。
学生はそれ以上にメリットがある
もちろん学生はそれ以上のメリットを享受できます。
大まかな世界地図を頭に入れてしまえば、あとは全てがカンタンです!
例えばヨーロッパの国名地図を一回暗記してしまえば、あとはヨーロッパの何を聞かれてもテストの問題の難易度は下がる。そして未来永劫、どんな仕事をしていてもその知識は役立ちます。
世界地図を効率的に暗記する方法
さて、話は長くなってしまいましたが、いよいよ世界地図の暗記方法を解説します。
結論から書くと、以下の通りです。
- 白地図をダウンロード、20枚印刷
- まず1枚に情報をひたすら書き込む
- 残り19枚を書く捨てるを繰り返す
まずは白地図をダウンロード
まずはこちらの無料サイトから白地図をダウンロードしましょう。
そして自分が学びたい地域をダウンロードして、20枚印刷しましょう!
一枚にひたすら情報を書き込む
白地図を20枚印刷したら、そのうちの一枚にひたすら情報を書き込みましょう。
以下は僕が書き込んだ西ヨーロッパ地図です
- 赤色は都市名
- 青色は海や湾の名前
- 緑色は補足情報
になっていますよ!
これを完成させるのに、大体2日かかります。
たまに都市名の横に番号が降っていますが、それはその国の主要都市順です。
イタリアの場合、①ローマ②ミラノ③ナポリとなっています。
あとはひたすら書いて覚える
さて残り19枚は、先ほどのお手本1枚を参考に、国や都市名をひたすら書き込みます。
1日3枚毎日30分で3日ほど繰り返すと、だんだん見なくても国名・都市名を書けるようになってきます。
今度は何も見ずに、2日ほどを何も見ずに国名や都市名を記載していきましょう。
覚えた後に忘れないコツ
英語は使わないと忘れてしまうように、
世界地図も定期的に見ないと、だんだん地図が思い出せなくなってきます。
そのため僕はお手本と何枚かの白地図を、ファイルに入れて持ち歩いています。
1、2ヶ月に一度、20分ほどかけて見直すようにしています。
また、世界地図を部屋に飾っておくのも効果的です。
僕は部屋に飾ってある世界地図をたまに眺めているので、覚えた地名や地図はほとんど忘れずにすんでいます。
僕の丸暗記の経過報告
僕の場合、はじめ「アメリカ50州と都市編」を1週間で終えた後、
「中東・中央アジア編」「アフリカ編」「南アメリカ編」「中米編」「南アジア編」「東南アジア編」「オセアニア編」「西ヨーロッパ編」「東ヨーロッパ編」「中国編」「韓国編」で合計13個覚えました。
おかげさまで世界地図はほぼ覚え尽くしました。200カ国、どこを聞かれても正確な位置とちょっとした雑学まで語れる自信があります。
とりあえず世界中覚え尽くしたので、次は東京23区でも覚えようかしらと画策中。
実はこの方法は地理関係で何を覚える場合にも応用できるので、学生の方はぜひ参考にしてくださいね。
世界地図の丸暗記方法まとめ
以上、世界地図を暗記するメリットとその方法でした。
もし将来海外を旅したい、海外で働きたいという方は、まずは世界地図を覚えてみませんか?
海外の話ができる面白い人が、一人でも増えてくれたら嬉しいです。