どうも! 吉田航基(@hiyoko_tabi)です。
突然ですが僕はよく一人旅をするのですが、一人旅がさみしいなって感じたことはほとんどありません。実は僕が一番気をつけているのは旅する場所なんです!旅のさみしさと場所はめちゃくちゃ関係しています。
そこで今日の記事はこんな内容です!
- 一人旅でつまらない&孤独を感じないための旅先選びの方法
一人旅で孤独を感じる理由
一人旅を聞いて、皆さんはどんなイメージを抱きますか?
一人旅はつまらないという方は場所選びを失敗している可能性が高いです。
普通の旅行のイメージで一人旅に行く場所を決めてしまうと、「あれ、一人旅つまらないぞ」と感じてしまうかもしれません。
例えば食事するときも1人でフランス料理のような高級店には入りづらいですよね。女性の場合は一人ラーメン屋でも正直抵抗感を感じてしまうことはありませんか?
実は一人の時と誰かといるときは、楽しみ方も感じ方も全く異なるんです!
そのため一人旅に出るときも一人でも楽しめる場所を選ばないと、必要のない孤独や寂しさを感じてしまいます。せっかくの旅を楽しめないのはもったいないですよね。
一人旅が向いてる場所、向いてない場所を知って楽しい一人旅をエンジョイしましょう
一人旅が孤独な国1位は…
今まで僕が10カ国以上を旅してきて、「一人旅がつまらない」と感じた国が1カ国だけあります。それが「シンガポール」です。
もちろんシンガポールが「魅力のない国」というわけではないのですが、一人旅に向いてないお手本のような国だったりします。その理由を3つに分けてご紹介します。
理由① ビジネス街の孤独感
シンガポールは、アジアの中継地点としてのビジネス都市です。
…ビジネス都市めちゃくちゃ寂しい!!
同じアジアの先進国同士、日本と街並みがあまり変わりません。
どこを歩いても、ビジネスマンしかいない高層ビル群を35℃の猛暑の中歩くだけ…
僕がシンガポールを旅したのは大学生の時です。
ビジネス街が自分とは無縁すぎてつまらなかったのも関係しています
また、大都市はほとんど一人旅での出会いはありません。
沢木耕太郎「深夜特急」に、「ヨーロッパの冬は寒い。しかし、その寒さは宿に帰っても誰もいないという寒さである」という一文があります。
実は都市が大きくなるほど、誰とも話せなくなります。シンガポールにもなると、徐々に人との会話や出会いがいっさい無くなります。
タイやラオスでは、日本人や外国人と一緒に行動できる環境でした。小さな村で通りがかりで仲良くなったり、バスや電車でいろんな国の人と会話を楽しんでいました。また、その場で知り合った大学生の家に居候したりしていました。
「ヨーロッパは一人旅にとっては寒い場所である」という一文は、きっと現代のシンガポールにも当てはまるのかもしれません。
理由② テーマパークの孤独感
2つ目の理由も、シンガポールの孤独感が理由です。
シンガポールがビジネス街ということは先ほどお話ししましたが、それ以外の地域はテーマパークが占めています。ビジネスマンとその家族がターゲットなんですね
テーマパークこそ一人旅で孤独を感じる場所はありません。シンガポール版のUSJの入り口を発見して、写真だけ撮ってみた後の孤独感は半端じゃなかったです。
他にも「マリーナベイ・サンズ」など観光地はありますが、一人観光客も少なかったです。最上階のプールには宿泊客しか入れないので、展望台から横目で見ているしかなく、学生の僕はかなり寂しい思いをしました。
またシンガポールには、小さな離れ小島があります。ここ最近観光用に改造されまくっテイる島、セントーサ島です。小さい小島に、遊園地と水族館や植物園を真ん中に作って、その周りをビーチとして開発しているという印象です。
セントーサ島に僕も乗り込んでみましたが、やはり巨大テーマパーク&ビーチでした
もちろん男一人で海入っても…という理由もありますが、一番きつかったのが荷物を置けないことでした。どこにも荷物置き場やロッカーが見当たらないんですよね。
一面の青空、白い砂浜。僕は巨大なバックパックを背負い、海岸を歩いていました
結局テーマパークもビーチも、一人だとあまり楽しめないのかもしれません。
理由③ 物価が世界一
シンガポールはバックパッカー泣かせの国と言われています。
EIU(エコノミスト・インテリジェンス・ユニット)が21日に発表した「世界の生活費」ランキングで、シンガポールは4年連続でトップになっています。
つまり物価が世界一の国なんです!
僕は学生時代、ラオス、タイ、マレーシア、シンガポールの4カ国を陸路で回っていたのですが、ゲストハウスの料金は以下の通りです。
- ラオス・・・500円〜1000円でトリプルベッド個室
- タイ ・・・1500円でシングルベッド個室
- マレーシア・・・2000円でシングルベッド個室
- シンガポール・・・5000円でドミトリー10人部屋
ラオスなら500円払えばトリプルベッドの部屋が借りられたのに、シンガポールだと5000円払っても10人部屋になります。
ちなみに日本だとドミトリーのゲストハウスは3000円前後が多いです。
シンガポールではアジアの他の国のように豪遊ができません。食事して宿に泊まっただけで1万円を優に超えます。
一人旅が孤独な国の「特徴」
今回のシンガポールのような、一人旅をしにくい国の特徴をまとめてみました。
- 高層ビルが連なるビジネス街や大都市はやめましょう。
- つまらないからテーマパークやビーチが多い場所もやめましょう
- 物価の高い場所もやめましょう。一人ぼっちの節約旅はさみしいから
一人旅をするのなら、日本となるべく違う場所がいいと思います。
僕はやっぱりラオスの村とか、ハバナの街並みとかが大好きです。日本にあるようなビルやテーマパークがないアジアの雑踏や大自然が大好きです。
もちろん、一人旅のやり方は人それぞれです。僕とは違うかもしれません。
皆さんもぜひ自分にあった旅の仕方や旅先をイメージしてみましょう。もし僕と同じだったら絶対に気が合うので、いつか語り合いたいですね。
まとめ|一人旅は孤独じゃない!
「一人旅はつまらない」と感じている方は、行く場所次第で「一人旅楽しい」に変わります!ぜひ自分に合った旅先を選んで、楽しい一人旅を満喫しましょう!