どうも! 吉田航基(@hiyoko_tabi)です。
2021年7月下旬より、見知らぬアカウントとの関連付けにより突然アカウント停止になる事例が多発しています!
メール文面に記載されている関連したストア名が、全く知らないストア名なのが特徴です。
とりあえず同様の事例で依頼いただいた方は無事再開させることができたので、今回は情報共有していきます。
通常の関連付けはこちらを参照
見知らぬアカウントとの関連付け
今回の冤罪パターンでのアカウント関連付けでは、以下のようなメールが届きます(ストア名は仮名)
出品者様
出品者様のAmazon.co.jp出品用アカウントは、Amazonビジネスソリューション契約のセクション3に従って無効化されています。出品者様の出品情報が無効になっています。この問題が解決するまでの間、売上は出品者様の口座に振り込まれず、出品者様のアカウントに保持されます。この処理には最長90日かかることがありますが、資金はより長く保持される場合があります。アカウントへの影響を避けるため、未発送の注文はすべて出荷してください。
なぜこのような状況になったのでしょうか?
Amazonのポリシーの1つに違反した別のアカウント Xung****a9 があります。 そのため、 〇〇の出品用アカウントを使用して Amazon.co.jp で販売することはできません。
アカウントを再有効化するにはどうすればよいですか?
この出品用アカウント(〇〇)を再有効化するには
…以下略
正直、通常の関連付けと文面が同じなので見分けがつきにくいですが、特徴的なのが「別のアカウント Xung****a9 (仮名)」が全く心当たりがないということ。
通常の関連付けの場合、ストア名まで提示されていれば心当たりがある方がほとんどです
過去に停止になった自分のアカウント、友人や家族のアカウントなら、ストア名を聞けば最悪心当たりはあるはずです。
また誤ってログインと間違えて新規作成してしまった場合や、グローバルセリング機能で誤って海外Amazonを作成してしまった場合、自分のストアと全く同じ名前(もしくは似たような名前)になるはずです。
謎アカウントとの関連付けの考察
謎の関連付けが発生した原因
今回の原因はおそらく過去に接続したwi-fiを辿られたことだと考えています。
Amazonでは年に数回、アカウント関連付けの判定システムを定期更新しています。
共通しているのはリアルタイムの接続wi-fiだけでなく、過去に遡って接続したことのあるwi-fi情報までたどっているのではないかということです。
そのため過去に接続したwi-fi(公共wi-fi含む)の中に、過去にどこかの閉鎖アカウントが接続したことのあるwi-fiが混じっていた可能性があります。
途中で指摘ストア名が変わる理由
今回の事例の場合「関連付けが発生した別のアカウント名(ストア名)」を教えてくれることが多いのですが、2回目や3回目のメールでは「7340454483」のように数字だけのストア名に変わっていることが多いです。
これはただのシステム上の識別番号のようなものなので、実際に関連付けされているストア名は最初に指摘を受けたストア名で変更はありません。(Amazon側の人間に確認済)
特に大きな意味はないようです。
謎の関連付けの改善計画
改善計画を書く際に重要なのが、メールに記載されている以下の3項目です。
1.規約違反のために措置が執行されたアカウントの一部またはすべてを再有効化されるようにするために、執行された各措置に対して申し立てを個別に提出します。該当するアカウントで受信した連絡に記載されている指示、またはセラーセントラルのアカウントでサインインすると表示される指示に従ってください。
または
2.出品者様がアカウントを所有していた、またはアカウントの権利を有していたが、現在はアカウントを所有していない、またはアカウントの権利を有していないという申し立てを実証してもらうために、証明となる書類を提供します。これには、売約証書、購入契約書、事業譲渡契約書、契約解除書類が含まれますが、これらに限られません。
または
3.これまでに別のアカウントを所有したことがなく、このアカウントの無効化が間違って実施された措置であることについて、確認します。Amazon が申し立ての内容を実証できない場合、出品者様のアカウントは再開されず、今後そのアカウントを使用して Amazon でビジネスを行うことはできません。
改善計画は上記項目に沿って記載するのが大前提です。なるべく具体的に書きましょう。
上記の質問は徹底的に情報を記載するチャンスなので、「今回のアカウント停止がなぜ間違っているのか」具体的かつ論理的に書き上げることが重要です。ここの部分が肝ですs。
謎の関連付けからの復活
今回の見知らぬアカウントとの関連付けは謎も多いですが、実際に再開できている方もいるので悲観する必要はありません。
Amazonではまずシステム判定でアカウント停止にしたあと、一つずつ届いた改善計画を人間が読んで精査する形になっています。そちらで問題ないと判断されればちゃんと再開できるようになっています。
じゃあ諦める必要はないんだね
改善計画次第でちゃんと再開できますよ
もちろんAmazonが求めている内容を提出できない限り、何十回提出しても再開できないため、最大限コツが必要です。
僕自身、3000文字程度は改善計画を記載して、必要に応じて別ファイルも添付することでかなり作り込んでいます。
なおアカウント再開時には、なぜか英語で再開メールが届きます
アカウントが再開した事例
今年(2021年)に謎の関連付けから再開した事例をご紹介します!
【Amazonアカウント復活情報🐤】
— 吉田航基@株式会社hibiki (@hiyoko_tabi) July 30, 2021
「アカウント関連付け(紐付け)の冤罪」で停止になっていた方が無事2回目の提出で再開しました!ようやくコツが掴めました😌
再開時のメールはなぜか英文になっていることが多いですね。やはり特殊な事例のようですね☕️ pic.twitter.com/lSVL92BWyP
こちらは2021年7月29日に再開した事例です。
7月27日朝に依頼いただき2回目で7月29日夜に無事再開しました。
数十万円の売上金が留保されていたため、僕としても非常にほっとしました。
まだアカウント停止事例が多発してから間もないため、再開事例は多くはないですがコツ自体はすでに掴みました。
Twitter(@hiyoko_tabi)でも最新情報を更新中です!
どうしても再開できない場合
アカウントを取り戻すためには数千文字の分量で「Amazonが求めている内容での改善計画書」を提出する必要があります。
しかし改善計画書を、初めてアカウント停止になった方が一人で書き上げるのはかなり難しいです。もし数千文字書き上げたとしても、その内容は「相手が求めている文章」とは大きくズレていることがほとんどです。
提出回数が増えるごとに相手の反応は冷たくなっていき、再開しづらくなっていきます。そんな少ないチャンスに見当違いの文章を提出して、アカウント再開の機会を逃してしまうのは非常にもったいないですよね。
そんなお困りのセラーのため、弊社では合計700件以上のアカウント再開実績を通じてAmazonアカウント復活代行サポートを実施中です!専門家の私が全力でサポートします。
あなたのアカウントと売上金を取り戻します!
お困りの方は、ぜひ一度弊社までご相談ください。
見知らぬアカウントとの関連付け|まとめ
以上、見知らぬアカウントとの関連付けでした。
新しくアカウントを作るには、2024年現在では相当な手間が必要です。
そのためせっかく作った停止アカウントは放置せずに、最後まで諦めず最善を尽くしてみるのがおすすめです!
他にAmazonの記事はないの?
事例別まとめ記事も参考になりますよ!