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吉田航基
株式会社hibiki 代表
30歳のひよこ経営者。
株式会社hibiki」という会社で活動中。

Amazon物販のリスク専門家として過去5年間で合計500件以上のアカウント再開実績を積み重ねてきました。

当サイトでは、Amazon販売でお困りの事業者に向けたサポート&問題解決に向けた情報発信をしていきます!

就活で全落ちしたらどうするべき?「片っ端から電話」で内定をもぎとれ!

どうも! 吉田航基(@hiyoko_tabi)です。

皆様は就活で全落ちした経験はありますか?
ええ、そうです。僕も3月始まりの就活で8月の時点で内定0の人間でした。

今回は、就活に全落ちしたらどうするべきなのか、実際のノウハウをご紹介します。

Content

僕の「就活全落ち」体験談

就活で全落ちしたらどうするべきなのでしょうか?

まずは僕が2016年に就活をしていた状況を一緒に振り返っていきましょう。

公務員試験「だけ」受けていた

僕は当時、公務員になろうとして公務員試験だけを受験していました。

そのため3月に解禁された就活は完全無視して勉強だけをしていました。その後、4月から8月にかけて市役所や県庁などの公務員試験ばかりを受験しました。

吉田航基
就活と並行だと、どちらも中途半端になるのが嫌だったんですね

その後8月終わりに、一気に公務員試験の結果が発表されていきます。

そして全て落ちた

しかし僕は面接がとにかく苦手でした。

1次試験を全て合格して、最終面接で全て落ちるというまさかの結果になったのです。

ひよこ
一次試験で油断して、何も考えていなかったんだよね
吉田航基
まさかの全落ちでした。

県庁職員まで後一歩のところで、まさかの全落ち。

就活はすでに半年経過して、民間はどこも終了している。どうしたら…。

2日間、僕は動けなかった

そして泣きながら2日間部屋に閉じともった僕は、どうしたらいいのかと悶々としていました。

すでにマイナビやリクナビの「エントリー」ボタンは押せども押せども「カスッ」「カスッ」となるだけでもうどの企業からも返信がこない…。

ひよこ
もうどの企業も残ってないの?
吉田航基
あるにはあるんですがパチンコ屋か工場などの僕が苦手な就職先ばかり…

僕は公務員時代も「金融・税務」系に興味があったので、もし民間で目指すなら銀行や信用金庫だったのですが、金融機関は3月開始で7月には最終内定が出ているんです。

今は8月終わり。最初から受けときゃよかった…。

無口な父親が泣いていた

実はこの2日間、僕は飲まず食わずで引きこもっていました。

2日目の夜、母親が「何か食べる…?」と聞いてきて、ようやく食卓に向かう僕。

そして泣いて謝る僕。全落ちしてごめんと。

母親は泣きながらご飯をよそってくれました。というか、よく見たらあの無口な父親も「スーッと」涙を流している…。とてつもない修羅場…。

それから3時間、マイナビを見ながら一緒に就職先を考えてくれた母親におやすみを言って、自分の部屋に戻って眠りに落ちました。

そして3日目。ひたすら電話をかけた

全落ちしてから3日目の朝、少し前向きになった僕は、今後の作戦を考えました。

  • まだ就職サイトに残っている就職先には、正直行きたくない
  • しかしマイナビ・リクナビでは、行きたい就職先にはもう連絡できない

この状況を打開する方法として、僕が閃いたのが以下の作戦でした。

圧倒的「電話」作戦

要するに、リクナビやマイナビのエントリーボタンが繋がらないなら、下の方に小さくのっている採用担当者の電話番号に直接掛けまくろう!という作戦です。

というわけで、県内の銀行と信用金庫、農協や信用組合などのあらゆる金融機関を70社ほどリストアップして、ひたすら電話を掛けまくりました。

就活2時間で「内定」をもらった

そして電話すること5社目、意外と早いタイミングでその時がきました。

  • 採用担当者「え、じゃあ今すぐ人事部まで来てもらって良い?」

僕はその瞬間、心の中でガッツポーズしました。その後3日ぶりにシャワーを浴びて一気にその信用金庫へ向かいました。

まさかこんなに早く決まるとは思わず、慌てて信用金庫が銀行とどう違うのかを調べながら電車に飛び乗りました。

そして2時間後「人事部長」が待つ個室に迎えられた僕は、

  • 「ちょうど内定辞退が出ていて、困っていたんだよ」
  • 「君は気に入った!これなら絶対に営業に向いている」
  • 「もう他の企業は受けなくて良いからね」

とのありがたいお言葉をいただき、無事内定をいただきました。

僕の就活は「リストアップ」から「電話7回」までの2時間で幕を終えました。

その後、すぐに両親に電話して、充実感に浸りながら家に帰りました。

ひよこ
半日前に泣いていたのに、復活力がえぐい。
吉田航基
帰りに、両親にケーキを買って帰りましたよ。

母親は非常に喜んでくれましたし、父親に至っては会社を早退して家に戻ってきていました。改めて思い出しても、この数日は修羅場だったなぁ。

実は既にこの信用金庫、退職しています笑
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信用金庫辞めたいと思ったら読んでほしい。実際に辞めた僕の体験談語ります。 今回は僕が信用金庫を辞めた当時を語ります。きっとこの記事を見ているあなたは、金融機関の異常な環境に戸惑っているのではないでしょうか?今回はそんな異常な職場に我慢しなくっていいんだよってお話をしていきます。

翌日、もう一社からも内定をもらった

この裏ワザめっちゃ使えるじゃん!!

と気づいたので、実は翌日にもう何社か電話を掛けて、次の週に大手製薬会社も内定をもらっています。(ただし経理採用だったので、営業がやりたくて辞退しましたが)

就活全落ちどうするの?状態から、よくぞここまで復活できたものです。ホント。

もしも、同じ時期の就活生と同じ動きをしてたら、一年棒に振ったかもしれません。一歩外れたことをする必要があったんですね。

就活を含めた僕の生き方が最近島耕作に似ている気がします。

「就活編」だけでも読んでみたら参考になるかも

就活で全落したらどうするべきか

さて、今まで見ていただいた僕のノンフィクションですが、

そんな自分自身の就活の経験を経て、より具体的なノウハウをお伝えしていきます。

裏技① 昼は内定辞退を狙って電話

就活スタートから数ヶ月経過している人は、大チャンスです!

今すぐリクナビとマイナビをログアウトして、ひたすら行きたい業種の中で「日本中の企業」を調べましょう。

例えば僕の場合、日本中に何千という金融機関があります。これを自分の家から近い順にエクセルや紙に、名前と連絡先を書いていきます。

その上で、あとはひたすら電話をかけていくだけです。

電話で話す内容とコツはこんな感じです。

  • 学生らしく元気良く、ハキハキしゃべること
  • 最初は「大学名」「氏名」「用件」を伝え、採用担当者はいるかを尋ねる
  • 「マイナビやリクナビ」を見ても既に採用は終了していたのですが、どうしても御社に入りたいと思ったんです!だからご迷惑を承知でお電話しました!!
  • 実は僕は「言い訳」だったので、就職活動が他の就活生よりも遅れてスタートしています。そのため時期がずれてしまいましたが、御社の面接を一度受けさせていただきたいのです!!

上記の「言い訳」部分が一番コツが必要かもしれません。

100社受けて全部落ちました、、、とかボソボソ言っても失敗するため、

就職活動を事情あって遅れてスタートした、元気とやる気のある大学生!

という役作りをする必要があります。できる自分を演じながらひたすら電話をかけていきます。

一社でもいいので企業に対して、

「ちょうど内定辞退で空いた枠にはめれるぞ…。むしろ優秀な人材キター!」

と思わせたら勝ちです。例えば僕は「公務員試験を受験していて就職活動が遅れた優秀な学生」を演出していました。

例えば、就職活動でどうしても行きたい業種があって、今まではその業種に絞り過ぎて何ヶ月も浪費してしまったで言い訳するのも良いかもしれませんね。

裏技② 夜はリストアップ&メール

夜のうちに昼に電話をしまくる企業をリストアップしておきましょう。

この企業は、正直大企業でも全く問題ありません。むしろ内定辞退が出やすい大手の企業の方がすんなり電話内定が通る可能性が高いです。

一日100社の電話営業を目指して、最低100社はリストアップしておきましょう。意外と昼の9時から17時までは短いですよ。

正直、僕は10社ほど電話しただけで2社から内定をもらっているため、1日100社も電話すれば10社〜20社くらいからは面接にこぎつけるのではないでしょうか?

もし100社電話して、1社も引っ掛からないのであれば、少し声のトーンや言い回しを変えてみると良いかもしれません。原因を追及しながらが肝心です。

もし電話だけで埒が明かないと思ったら、メールも活用しましょう。

ただメールを送ると言っても、やみくもに送る必要はありません。むしろメールだとマイナビと同様の冷たい反応をされかねません。

ひよこ
それなら、メールはどう使うの?
吉田航基
ダメ押し作戦でいきましょう

つまり、お昼に電話をかけて断られた100社に、さらにお礼とお詫びのメールを送って、もし機会があればと一言添えたメールを、その日の夜のうちに100社に送信しておきましょう。

翌日にこのメールを見た採用担当者は、必ずあなたの顔を一度思い出します。

その時「ほう、この学生なかなかやるな」と思わせたら勝ちです。そのまま電話をかけて「実は、昨日の話なんだがね…」となることも十分あり得ます。

この裏技は、絶対に成功する

個人的には、「この方法は必ず成功する」と確信しています。

僕が10社電話して2社から電話内定をもらっている経験上、1日100社、つまり1ヶ月3000社に電話して0内定のままの状態が、正直イメージできません。計算上は600内定もらえます。

そして、この方法はほとんどの就活生が実践していません。正攻法でありながら誰もやっていない究極の裏技でもあります。

しかも僕の場合は、面接どころかエントリーシートすら一枚も書いていません。

聞いた話では、電話の時点で内定は決まっていたそうです。そう思うと自己分析だのSPIだの、結局はいらないのかもしれないと勝手に思っています。

だって、普通の企業からしたらマイナビとか飛び越えて、突然電話を掛けてくる学生って滅茶苦茶やる気を感じますもん。少なくとも面白い人材とは思ってもらえます。

僕はそれに加えて、「営業志望」だったのも好印象でしたね。だって電話を1100社かけようとしていた学生以上に、営業向きの人材なんていないもんね。

また、僕が人事部で言い放った以下の一言も採用の理由だと思います。

何十社も電話を掛けて、実際に今私がこの場にいること自体が、営業職として御社の利益になることの証明です

この方法はどの職種でも可能ですが、特に営業職だとピカイチで内定が決まること間違いなしです。

同じような方の話も参考にしてみては?

就活で全落ちしたらとにかく電話!

以上、就活で全落ちしたらどうするべき?というお話でした。

経験則で、電話しまくるのが大正解だと思います。この裏ワザを使って即「電話内定」を決めましょう!

もしそれでも状況が改善しなかったら、お問い合わせページから僕に相談くださいね。

吉田航基
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
ひよこ
ばいばーい!
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