どうも! 吉田航基(@hiyoko_tabi)です。
一人旅は行ってみたいけど寂しいから行かない。もしかしたらそんな固定概念は、人生の楽しみ方を狭めているかもしれません。実は友達と一緒ではないほうが、むしろ旅本来の楽しみ方ができるんです。
今回は「一人旅が苦手&行きたいけど不安な方に向けての記事」を書いていきたいと思います。これを読めば一人旅が楽しいし寂しくないと思えるようになりますよ。
「寂しい人」は一人旅の楽しみ方を知らない人
「一人旅」と聞くと、どんなイメージをお持ちでしょうか? 一人旅に行けない人が感じている不安は、主に以下の3つではないでしょうか?
- 一人だとずっと無言で寂しい
- 周りに寂しい人って思われそう
- 一人だと友達と楽しみを共有できない
確かに一人旅といったら「寂しい」「孤独」ってイメージですよね。僕も実際に一人旅に行くまでは全く同じ考えでした。僕もさみしがり屋なので、孤独や寂しい旅は大嫌いです。しかし実際に僕が何十回と一人旅をして気づいたことは「一人旅で寂しい旅は一度もなかった」ということでした。その理由はただ1つです。
今回はその楽しみ方のコツをご紹介していきます!
一人旅の楽しみ方とは
一人旅の楽しみ方のコツは意外かもしれませんが、一人で楽しむ時間と、誰かと出会う時間をどちらも大切にすることです。
僕が強くお伝えしたいのは、どちらかが欠けてしまうと必ず寂しいと感じてしまったり、疲れたりしてしまうということです。
仙人のような人でもたまに人と話したら楽しいと感じると思いますし、どんなパリピであっても、どこかで一人の時間がないと疲れちゃいますね。
一人旅での「誰かとの時間」の楽しみ方
まずは一人旅で誰かとの時間を楽しむ方法をご紹介していきたいと思います。僕の場合、一人旅に行くときは「面白い人」や「旅という共通の趣味を持つ人」に会いに行く感覚で旅をしちゃいます。
旅をしている人は、自分を持っている人が多い印象なので、基本的に素敵な人に出会います。旅をしながら会う人は、どっかのセミナーに行くとか異業種交流会に行くとか、そんなことよりよっぽどいい出会いがありますよ。
国内編① ゲストハウスを活用する
1つ目に「ゲストハウスを活用する」という方法で一人旅を楽しむ方法を紹介します。ゲストハウスとは「一泊3000円くらいで泊まれる旅人宿」のことです。全国47都道府県で約1000軒あり、観光地には必ず存在します。共有スペースや寝室(共同ドミトリー)などで他の人と楽しくおしゃべりできます。
そのため国内の場合、ゲストハウスのような人の集まるところへ自ら足を運ぶことが一番です。
以下の本は、僕が瀬戸内海のゲストハウスで実際に筆者さんに会ったことがあるのですが、オススメの国内のゲストハウスがご紹介されているのでオススメです!
僕も倉敷や尾道などを1週間ほど旅行していた時は、毎晩誰かと会話していたり一緒に観光したりしています。そのため僕は一人旅で「寂しい」と感じる暇はなかったです。
またその時だけで日本一周中の大学生、長者番付に乗ったことがある社長、幼稚園の園長など、とっても面白い方々にお会いしてきました。やっぱり旅する人は面白い方が多いですね〜。下の写真は「真ん中は私、左は台湾からの旅人、右はゲストハウスのヘルパーさん」です。
国内編② お店の人と会話しよう
旅先で入ったお店の方と交流するのも一人旅の楽しみ方の醍醐味です。
僕の場合、例えばレストランで必ず一言「ありがとう」とか「美味しかったです」とか声をかけるようにしています。
もし店員さんに笑顔で返していただけたら、それだけでも旅に来た甲斐がないですか?ついでにいうと店員さんと仲良くなれば、地元のおすすめの場所やお店をたくさん教えてもらえたり、おやつを頂いたりといいことづくめです。
金沢のブックカフェ「あうん堂」の店員さんには、金沢の魅力を教えて頂きました!
国内編③ SNS・ブログを駆使しよう
もしそれでも寂しい時は、SNS(TwitterやInstagram)やブログを駆使して楽しみましょう。
なのでなるべく一人旅の時には、感情を共有できるSNSを活用しています。
またLINE電話なんかだと海外に行っても無料で使えるので超便利です。メキシコに行った時も全く乱れなく通じたので、LINE電話はガンガン頼れますよ笑。そのため「あれ、なんか寂しいな」と思ったときは、僕はすぐ家族や友人に電話するようにしています。
きっとお土産話よりも、リアルタイムでSNSや電話でお話しした方が、お互いに盛り上がること請け合いです!
海外編① ツアー旅行・短期留学などを利用する
海外一人旅ってめちゃくちゃ不安ですよね。超わかります。そんな方にオススメなのがツアー旅行です!
僕も初めての海外旅行は大学生協のツアー旅行でした。そのときは20人くらいのツアーでしたが、なんと18人は一人参加の方でした。ちなみに残りの2人は僕と当時付き合っていた彼女です笑。
海外編② 田舎の村で日本人と出会う
海外だと英語が喋れなかったら一日中声を発さない日もあったりします。そんなときは孤独すぎてめちゃくちゃ日本が恋しくなるんですよね。そんなときは日本人旅行者と仲良くなったら、楽しい旅行にできますよ!
実は海外で出会った日本人同士って仲良くなれるんですよ。それも大都市よりも田舎の方が日本人と出会えます。下はラオスのバンビエンという村の風景です。
大都会よりも小さな村や街の方が、日本人に話しかけやすいですよ。先ほどの村でも同じく一人旅をしている日本人と仲良くなることができました。
僕はバスのベンチや食堂で一人食事している日本人を見かけたら、だいたい話しかけちゃうんですよね。もちろん雰囲気は感じ取って話しかけるかは考えますけどね。
ちなみに日本人の判別方法は、他のアジア圏ではあまり一人旅はメジャーではないので、一人で歩いていたら日本人かなあってまず疑います。あとは日本語ガイドブックを小脇に抱えている。服装や持ち物が日本っぽい、あとは雰囲気なんかで判別しています。
海外編③ 移動中に話しかける
海外で僕が一番話しかけやすい場所は、移動中だと思っています。
バスとか電車とか飛行機で隣になった人ってだいたい話しかけませんか?僕は日本人でも海外の人でも仲良くなりたいと思って話しかけることにしています。
せっかくなので僕が移動中に仲良くなった体験を書いていきます。
- バス・・・ラオス>タイへの国境バスでバンコク留学の日本人と仲良くなって3日間泊めてもらう
- 飛行機・・・メキシコの娘家族に会うために初めて海外に行く日本人の老夫婦と仲良くなってお菓子もらう
- フェリー・・・稚内>樺太行きフェリーで23歳の男の子と仲良くなり3日間一緒に旅をする
以下はサハリン行きのフェリーで仲良くなった男性との写真です。陽気な方で楽しい旅になりました。
一人旅での「一人の時間」の楽しみ方
さて1人旅を楽しむ方法という記事なのに、誰かとの時間を楽しむ方法ばかりを書いてきました。一人旅だからといって、先ほどご説明したように旅で出会いを求めすぎると逆に疲れてしまいます。そんなのはもはや出会い厨です。
「一人の時間」も楽しんでこその一人旅です。なので最後は「一人旅の本当の醍醐味」である「一人の時間」についてご紹介します。
僕は人と話していないときは、観光する他に異国の景色や街並みをのんびりと眺めながら深く考え事をしたりしています。日常でそんな時間はなかなか取れないので、結構色々考えることができたり楽しいって思えますよ。
ちなみに最近気づいたのですが、「旅先」って一人で行動していても、そこまで孤独感や寂しさは感じないんです。
むしろ集団の中で感じる孤独の方が、僕にとって辛いかもしれないです。僕も職場や学校でなんども味わってきましたが、集団の人の輪に入るプレッシャーや、それができなかった時の孤独感や自分へのいらだちってめちゃくちゃストレスですよね。
でもそんな時間は旅先には何一つないんです。だから旅先で一人になっても想像よりも寂しくなかったりします
ちなみに一人の時間でも寂しくないと言いましたが、それだけではなくより充実させる方法として、「趣味と旅を一緒に楽しむ」方法もあります。僕がやっている旅の方法をご紹介していきます。
- カメラで色々な景色を撮ってみる
- ドライブをかねて車旅をする
- イヤホンで音楽とか映画とか流す(旅先で観たものは、また印象深いです)
- 小説の世界に浸る
一人旅の楽しみ方7選|まとめ
一人旅を楽しみたいなら、一人の時間と誰かとの時間を楽しむことがめっちゃ大事だよ!って話でした。どちらも楽しむことができれば素敵な一人旅ライフを送ることができますよ!