どうも! 吉田航基(@hiyoko_tabi)です!
今回は、ネット上に落ちている改善計画書のテンプレートは、アカウント再開に結びつかない理由をプロが解説していきます!
確かに改善計画書の作成は難しい
Amazonではアカウント停止になった際、指摘内容に対する改善計画書の提出を求められます。
しかし改善計画書はAmazonが求めている内容を、しかも数千文字で提出する必要があり、初めての方はどう作成すればいいのかわからず困ってしまいますよね。
インターネット上にはそんな方のために有料無料問わず、テンプレートを公開しているサイトがあったりします。
じゃあそれを使ってアカウント再開できるんじゃない?
そう思われがちですが、アカウントスペシャリストはそこまで優しくありません。
実際のところ「それらを使って提出を繰り返したけどダメだったから」依頼を受けるケースが非常に多いです(もちろん0%ではないですが)
しかしなぜインターネット上のテンプレートを使った改善計画では再開できないのでしょうか?
今回はその理由を解説していきます。
なぜテンプレでは再開できないのか
ここからはなぜネット上のテンプレートでは再開できないのか、その理由を解説していきます。
経験上「テンプレで再開できない⇨弊社への依頼」を大量に引き受けてきたので正直それが一番の理由なのですが、今回はわかりやすく5つに分けて解説していきます。
全く個々の状況に対応できていない
改善計画書は「個々の状況に合わせて」「深く」追求しながら書いていく必要があります。
しかしネット上に落ちているテンプレートは、とりあえず誰にでも対応できるように浅く広く作っていることがほとんどです。
例えば知的財産権侵害の場合、「商標権・意匠権・著作権・特許権」の4権利の総称であり、今回の指摘内容がどの権利であるかを考えながら改善計画を作成する必要があります。しかしその区別すらついていないテンプレートや、もしくはごっちゃになっているものがほとんどです。
たまたま相手が優しい担当者で再開するケースもありますが、ほとんどの場合内容が浅すぎたりズレていて却下されてしまいます。大切なチャンスを訳のわからないテンプレで潰すのは勿体無いですよね。
内容自体も不十分&ズレている
理解していない人が書いているため、内容自体が不十分であったりズレた内容であることがほとんどです。
僕が毎回テンプレを参考にしてつくった改善計画書を見て思うことはこんなイメージです。
明らかに何かを見て作ったけれど、大切な部分は全て抜け落ちていて、逆に余計なことばかり書かれている。。
依頼いただいた際に改善計画を拝見するのですが、基本的にAmazonが望んでいる内容とは大きくズレていることが多く、結局一から作り直すことがほとんどです。
内容がズレている&不足していることが多いんだね
中でも多いのが改善策ではなく反省の弁ばかり書かれている文章ですね
必要以上にへりくだった文章や、大袈裟な文章で提出する人が多い印象です。また挨拶文とか締めの挨拶とか効果の実行日などを長々と書いている方が多いです。
- 正直に包み隠さず申し上げます…
- 私自身驚いており…
- この度はAmazon様で販売をさせて頂いている立場にも関わらず…
しかしAmazonが求めているものは同じ問題を起こさないための改善策であって、謝罪や形式文が欲しいわけではありません。僕にいたっては改善計画を作成する際、もはや挨拶も謝罪も一切しなくなりました。
そもそも作った人がプロではない
僕から言わせれば、ネット上にテンプレを公開している人間は、全員素人に毛が生えた程度です。
適当に公開している人はもちろんAmazonの情報サイトを運営していたり、スクールの先生であっても同様です。
Amazon改善計画書に関する知識は経験がものをいうため、仮にAmazon販売に詳しい方であってもアカウント停止後の世界には詳しくないことがほとんどです。
僕自身は6年間で700件近く依頼を受けてきました。おそらく日本一Amazonアカウントを再開させた気がします
またアカウント再開も停止時の状況に大きく依存するため、過去に1回再開した改善計画だからといって他に転用できるわけではありません。
そもそも本当のプロは、無料で情報を公開しないものです。
提出できるチャンスが限られている
改善計画を提出できるチャンスは永遠ではありません。
初回が一番再開しやすく、2回目以降は徐々に再開率が下がっていきます。そして複数回提出した段階で、Amazonからの返信が来なくなります。
謎のテンプレを基にして自分でちょっとずつ追記して提出し続けた結果、一切再開できなくなった方を何人も見てきました。根本がズレていると、どんなに追記しても再開できないんです。
大切なチャンスを、謎のテンプレで潰してしまうのはもったいない…
そのため1回1回の提出が大事です。
相手が求めているものを考えつつ最善の改善計画を提出する必要があります。
同じテンプレートはAmazonにバレる
最後の理由としては、アカウントスペシャリストは似た文面での改善計画は見破ると言うことです。
毎日大量に改善計画を見ているため、Amazonの担当者はテンプレかどうかを一目で見破ります。
しかし無料で公開しているサイトはもちろん、転売スクールやサポート会社もほとんどがテンプレの使い回しです。なぜそんな危険なことをするのか。。
弊社の場合、もちろん過去の再開した改善計画書も参考にはしますが、基本的には重要な部分は残しつつ毎回文体や内容を大きく変えています。
テンプレを使い回して一斉に停止になったら責任が取れませんからね
そのため僕が今までお渡ししてきた改善計画書は、実は誰に渡したものかわかるくらい1つずつ異なっています。
テンプレを使っても再開できない場合
アカウント(+売上金)を復活させるためには、しっかりとした改善計画書が必要です。
それも「Amazonが求めている内容」で「数千文字の分量」の改善計画書を提出する必要があります。
しかし改善計画書を、初めてアカウント停止になった方が一人で書き上げるのはかなり難しいです。もし数千文字書き上げたとしても、その内容は「相手が求めている文章」とは大きくズレていることがほとんどです。
提出回数が増えるごとに相手の反応は冷たくなっていき、再開しづらくなっていきます。そんな少ないチャンスに見当違いの文章を提出して、アカウント再開の機会を逃してしまうのは非常にもったいないですよね。
そんなお困りのセラーのため、弊社では合計700件以上のアカウント再開実績を通じてAmazonアカウント復活代行サポートを実施中です!専門家の私が全力でサポートします。
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お困りの方は、ぜひ一度弊社までご相談ください。
Amazon改善計画書テンプレ|まとめ
以上、Amazon改善計画書のテンプレートは再開できるのか?でした。
適当なテンプレートを使った改善計画を提出し続けて、そのままチャンスを逃して再開できなくなってしまう場合もあります。
アカウントを再開させるためにも、ネット上の謎のテンプレは使わないようにしましょう。
他にAmazonの記事はないの?
事例別まとめ記事も参考になりますよ!