どうも! 吉田航基(@hiyoko_tabi)です。
今回はアドセンス審査合格に向けた、究極の考察記事です。
僕自身のアドセンス審査合格経験と、100件以上の審査添削経験を基に20000字で執筆したところ、多くの感謝コメントをいただきました!
これは本当にすごい記事でした✨
何度も審査に落ちて…努力しまくったからこそ書ける記事だと思います☺️
気迫というか、情熱というか…色々伝わってきました🔥Googleアドセンス落ちまくって悩んでいる人はぜひ参考に!
自分も勉強させてもらいます🙇♂️🙇♂️🙇♂️ https://t.co/bDVRKopWa3— デンジ (@denji030) 2019年1月14日
今回は最新の情報も織り交ぜながら合格のコツをご紹介していきます。特に価値の低い広告枠とポリシー違反の方は要チェックです!
まだ合格できていない方はこちらの個別サポートもチェック!
アドセンス審査の合格時の状況
報われた…#アドセンス審査 #アドセンス合格 #価値の低い広告枠 pic.twitter.com/XwsgIo00tl
— 吉田航基@ひよこは旅をする (@hiyoko_tabi) 2019年1月6日
ひたすら合格目指して1ヶ月闘い抜いてきましたが、いざ本日合格メールが届くと嬉しさよりも本当に受かっているのか??って不安の方が先にきました。
18回落ち続けた心の傷は想像以上にでかいです。
合格時のブログデータ
まずは合格時のブログ状況をまとめました。
記事数 | 12(価値の低い広告枠脱出は6) |
---|---|
文字数 | 平均3000文字(最低2000文字) |
カテゴリ数 | 3カテゴリ(旅の方法・サハリン・キューバ) |
アイキャッチ画像 | 全記事につけた(フリー素材含む) |
サイトマップ | XML Sitemapsで作成済 |
お問い合わせ | Contact Form 7で作成済 |
プライバシーポリシー | 他のブログをそのままコピペ |
テーマ・サーバー | JIN・エックスサーバー(SSL化済) |
合格時のTOP画像スクリーンショット
次に合格時のブログのスクショです。つなぎ合わせなので、少し読みにくいかもです。
合格時の記事とカテゴリ
僕の合格時の記事数は12記事でした(「価値の低い広告枠」通過時は6記事)
カテゴリは旅カテゴリに限定して3つにしました。今までに書いた65記事をほとんど消して、旅ブログとして審査に通しました。
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合格するまでの詳細データ
僕が合格するまでの審査データ(11月13日〜1月5日)の詳細データです。
僕は17回審査落ちの後、18回目で合格しています。アドセンス審査に落ちた理由は、それぞれ以下の通りです。
- 価値の低い広告枠(1回目-14回目)
- ポリシー違反(15回目-17回目)
申請数 | アカウント | 申請日 | 返信日 | 記事数 |
1 | 1つ目 | 11月13日11時 | 11月14日15時 | 65 |
事前知識なしでそのまま申請 | ||||
2 | 1つ目 | 11月21日23時 | 11月22日7時 | 60 |
お金記事を5記事削除 広告を全て外す プライバシーポリシー設置 | ||||
3 | 1つ目 | 11月22日24時 | 11月23日10時 | 50 |
YMYL関連の記事(お金や健康)を10記事ほど削除 1カテゴリ4記事以上にする | ||||
4 | 1つ目 | 12月6日18時 | 12月7日2時 | 25 |
サーバー・テーマ変更・SSL化 alt属性追加 旅とフリーランスでカテゴリ絞る | ||||
5 | 1つ目 | 12月8日13時 | 12月8日17時 | 10 |
NGワード削除 カテゴリを旅1つへ フリー写真削除 他ブログお問い合わせ | ||||
6 | 1つ目 | 12月8日23時 | 12月9日18時 | 3 |
コピペツール使用 自信ある3記事で提出 | ||||
7 | 1>2(13日8時変更) | 12月10日23時 | 12月13日11時 | 3 |
既存コンテンツを使わない記事を目指してリライト | ||||
8 | 2つ目 | 12月13日17時 | 12月14日12時 | 3 |
既存コンテンツ+体験談込みを目指してリライト 人気記事ウィジェット設置 | ||||
9 | 2つ目 | 12月15日16時 | 12月15日20時 | 3 |
既存コンテンツ+体験談込み+独自性を目指してリライト | ||||
10 | 2>3(18日13時変更) | 12月16日13時 | 12月18日16時 | 3 |
カテゴリは旅1つへ プロフィール文も旅で統一 プライバシーポリシーをPDFへ | ||||
11 | 3つ目 | 12月18日22時 | 12月19日17時 | 3 |
YMYL違反かもしれない記事を消して代わりに1記事 これで完全に旅ブログ特化へ | ||||
12 | 3つ目 | 12月22日16時 | 12月22日20時 | 4 |
旅で1記事追加 内部リンクを貼りまくる | ||||
13 | 3つ目 | 12月24日3時 | 12月25日17時 | 5 |
旅で1記事追加 | ||||
14 | 3つ目 | 12月26日12時 | 12月26日18時 | 6 |
旅で1記事追加 カテゴリを1>3つに変更 | ||||
15 | 3つ目 | 12月28日16時 | 12月29時21時 | 6 |
画像インデックスを全て404エラーに変更 ポリシー違反に理由が変わる | ||||
16 | 3つ目 | 1月1日13時 | 1月1日19時 | 9 |
同じくポリシー違反 旅で3記事追加 | ||||
17 | 3つ目 | 1月2日15時 | 1月2日19時 | 12 |
同じくポリシー違反 旅で3記事追加 プライバシーポリシーを文章に戻す | ||||
18 | 3>4(5日20時変更) | 1月2日21時 | 1月5日7時合格 | 12 |
NGワードをsite:で探し出して消しまくる 5日の朝7時に合格メールが!! |
「価値の低い広告枠」対処法(1-14回目)
まずは1〜14回目に食らった「価値の低い広告枠」について僕なりの対処法をご紹介していきたいと思います。
以下「価値の低い広告枠」編の目次です。
- 価値の低い広告枠 概要①〜⑤
- 価値の低い広告枠 対処法①〜⑦
概要① 価値の低い広告枠とは
僕がアドセンス審査で一番苦しんだのが、この「価値の低い広告枠」での審査落ちです。これを解除するのに1回目-14回目までの2ヶ月かかりました。
ちなみにTwitterや検索結果で調べていくと、この価値の低い広告枠が出現しだしたのは2018年10月〜であることが判明しました。
もっと早く申請だしておけばよかった…。
「価値の低い広告枠」の登場はどうも今年の秋からっぽいんだよな。
古参ブロガーはそれを知らず、そして新参ブロガーばっかり被害にあう。ある意味参入障壁だけれど、自分が参入できないのは困った
— 吉田航基@ひよこは旅をする (@hiyoko_tabi) 2018年12月13日
ひたすら「価値の低い広告枠」とはなんぞや?という答えを探していく日々でした。
概要② 価値の低い広告枠の原因
それは「ブログの質の低さ」です!
この「価値の低い広告枠」は、人によって原因が違います。僕は画像インデックスというものを削除したら合格しましたし、記事数を減らして合格したという方もいます。
おそらくはサイトごとに何十個もの採点項目があり、合格点に達したら合格なのだと考えています。つまりこれをやればOKというものではないんですね。
GoogleのSEO(検索順位)は、およそ200個のアルゴリズムで決定されていると言われています(Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]を参照)
SEOもアドセンスも同じGoogleです。そのためアドセンスも同じように200個近くの項目があると考えています。
つまりサイト全体の底上げが重要です。
審査に合格していない方はぜひ一冊買っておくことをお勧めします。「受かってないから買わない」ではなく「SEO対策=アドセンス審査対策」なので合格に直結します。
僕もCopyContentDetectorという無料ツールを使ってかなり念入りにコピペチェックを行いましたが、全く問題ない判定でも同じく不承認が続きました。
このコピペチェックは必要なかったと言わざるをえません。というかこのコピペチェックで合格しているサイトを見たことがありません。おそらくアドセンス審査で求められている改善点とは根本的にずれているんですね。そのためコピペチェックは不要です。
投資OLゆうきさんのnoteによると、他サイトで似た記事が他のブログにある場合(コピペではなく、書き方や題材が似ている程度でも)に価値の低い広告枠になってしまう可能性があるとのことです。
想像以上にGoogleは人間的な審査(審査する人がちゃんといて、面白いなって思ったら合格みたいな)をしている可能性があるという独自の考えが述べてあります。合格を目指している方はぜひご一読すべきnoteです(無料です)
僕も「サハリン」記事のような競合が少ない記事で合格しています。
もし人間的な審査をしている場合、読みやすい記事ってかなり重要です。
つまり読者をどれだけ楽しまれる記事になっているかというポイントで合否が判定されている可能性もあると言うことです。
【ひよこらむ③】
アドセンス審査に合格したいなら、
まず審査員が読みたくて仕方なくなるような文章になるまでリライトしまくることです。
読んでいきやすい記事構成や目次、
そして体験談とかも交えて、審査員が うわなにこの記事読みたい!!!
となる記事にすることです。
— 吉田航基@ひよこは旅をする (@hiyoko_tabi) 2019年2月4日
なおアドセンスの壁さんのサイトでは、「Hello the world」というWordPressのサンプルページを削除したら合格したとの報告が記載されています。
意外とそんなことが原因だったりもします。
<合格しにくいジャンル>
「価値の低い広告枠」はジャンルは合否に一切関係ありません。
「価値の低い広告枠」はブログの質自体の話をしていると考えています。もし規約違反のジャンルやワードに引っかかった際は、ポリシー違反としてやってきます。僕自身もそうでした。
概要③ 返信が遅い時の対処法
なおこのやり方は、最近弾かれることが多いので(今度は重複アカウントでの審査落ちに移行する恐れ)あくまで自己責任でお願いします。
僕の場合、アドセンス審査の返信が2日来ないようなら、裏技を使って返信を早めていました(7,10,18回目)
その裏技とは、別のGoogleアカウントに変えて申請をすることです。
実はアドセンスの審査は返信が遅くなったら別のGoogleアカウントに変えて申請をすると、返信が早くなるんです!
アドセンスの審査ページを開いて右上を見てみましょう。そこのGoogleアカウントアイコンが今あなたが申請しているアカウントです。つまりそのアカウントでの申請を取り消して、別のアカウントで申請するんです。
その際参考にしたのが神倉道楽堂さまのアドセンス対策記事です。
同じアカウントで申請し続けると、返信が徐々に遅くなってきます。人によっては数週間待たされますが僕はこの方法を使って、必ず3日以内に返信をもらっていました。
個人的な推察ですが、アドセンス審査はGoogleアカウントごとに審査する人が別れているのではと思っています。
同じアカウントで申請していくと、およそ8回前後で返信が遅くなりますが、それはおそらく同じ審査員に対して申請を続けていくと、機械的に返信を後回しにされている気がします。
そこであえて別のGoogleアカウントに変えて申請することで、1回目扱いで審査のスピードを戻すことができるのだと解釈しています。
この方法が使えるのは以下の場合です。
なぜなら現在のアカウントの閉鎖ボタンが、審査に出してから丸一日以上経過しないと出現しないからです。
そのためアカウントを変える場合は、一度審査に出して2日待ってから下記の方法を試してみてください。
- 審査画面の「アカウント」をクリック(審査に出して約1日で出現する)
- 以下の画面から、「アカウントの利用を停止する」をクリック
- 「本当に削除しますか?」みたいな表示は無視して淡々と閉鎖。
- 別のGoogleアカウントで初めてアドセンス審査を申請するイメージで新たに申請し直します。URLや名前住所などは全て同じ情報でOKです。僕自身、4つとも同じ情報で申請しました。
- 最後にアドセンスの審査コードをテーマヘッダーに貼り直しましょう。前の審査コードとは異なります。
ただ注意点としては、上記のアカウント停止をしないまま別のアカウントで申請することです。重複扱いにされるので注意しましょう。
ちなみに合格後は管理アカウントを自由に変更できるので、申請アカウントは適当でOKです。管理画面から自分が設定したいメールアドレスに招待メールを送って、元のメールアドレスを×ボタンで削除するだけです。
また最終手段として新規ドメインに引っ越して合格した例が報告されています。
【ひよこらむ🐤】
アドセンス審査合格に役立つサイトのご紹介。今はアカウント変更ができない分、定期的に新規ドメインに変えていく方法もありかもしれない。
3回審査落ち>新ドメインで3回>新ドメインで3回…みたいな。
テーマは使い回しができるJINがおすすめ。はてなも悪くない。 https://t.co/8dBvrjxZAu
— 吉田航基@ひよこは旅をする (@hiyoko_tabi) 2019年2月2日
そのため数回ごとにドメイン変更を繰り返す方法もアリだと思います。その際は後述の方法で記事インデックスを消すこともお忘れなく。
概要④ プライバシーポリシー&お問い合わせ
「お問い合わせ」&「プライバシーポリシー」はどちらも設置しましょう。
上記がないサイトも合格しているので必須ではないのですが、先述のような200個以上の項目の総合評価の場合も考えると、Googleが喜ぶものはとりあえず設置しておくに限ります。
プライバシーポリシー
こちらのブログ様から流用しました
お問い合わせフォーム
Contact Form 7プラグインで作成
なおプライバシーポリシーはPDFにする必要はないです。これくらいでコピペを疑われることはないのでご安心ください。
こちらのサイトもプライバシーポリシーとお問い合わせを設置すべきかについて、丸々1記事割いてご紹介しています。
概要⑤ テーマ・サーバー・SSL化
「有料テーマ」・「サーバー」・「SSL化」については、合格にはほぼ無関係です。
僕は4回目に全て実装しましたが、その後も13回不合格でした。おそらく全く影響がないか、高速化により少しだけ加点になる程度だと思われます。
そのため一刻も早く合格したい方は「有料テーマSSL化で合格できた」などのうわさに騙されず、ひたすら記事をリライトしましょう。
ただしアドセンス審査抜きで言えば、僕はやって良かったと思っています。ブログ全体の質が向上しました。
特に有料テーマとエックスサーバーは超おすすめです。
僕はこの記事がバズって1日で1000PVを叩き出しましたが、前のサーバーのままだったらサーバー過多で404エラーになっていました。
機会損失になる前にエックスサーバーへの移管をお勧めします。
概要⑥ 画像・alt属性
僕はフリー画像も普通に使用していました。
先ほどもお伝えしましたが、「価値の低い広告枠」で問題なのはコピペ判定ではなく記事の質です。そのため、フリー画像がコピペと疑われるみたいな心配は不要です。
僕のようにベタベタ旅行記事で何十枚も画像を貼っていても、大量にフリー画像を貼っていてもちゃんとそれで合格している以上、審査に落ちる理由には当たりません。
また画像のalt属性(代替タイトル)についても、ほとんど関係ないと踏んでいます。僕は審査4回目にalt属性は全て追加しましたが、結果は変わりませんでした。
- alt属性・・・画像1枚ごとにテキスト説明文を入れること。
そのためアドセンス審査関係なしにSEO用でつけてもいいと思います。ただ、アドセンス審査合格の決定打にはなりません。
概要⑦ カテゴリとカテゴリ内の記事数
カテゴリは少数精鋭で臨むべきです。
僕は3つ(旅の心得、サハリン、キューバ)でした。それも旅系で統一しています。
個人的にはカテゴリ数は2-4程度が良いと考えています。一番は僕が合格した際の7記事3カテゴリが理想です。
ちなみにカテゴリ内の記事数は合否に関係ありません。カテゴリ内に1記事しか入っていなくても、僕は合格しました。
概要⑧ ブログデザイン全体
基本的に「価値の低い広告枠」はブログデザインにあまり関心がありません。割となんでも良かったりします。
「サイトマップ」「TOPに戻るボタン」は合否に関係ない。実験済み。
「ヘッダー画像やアイコン」も合否に関係ない。僕も途中でひよこ画像に切り替えましたが不合格でした。
「人気記事・最新記事ウィジェット」も合否に関係ない。僕も途中で外したり戻したりしてみましたが、なんの効果もありませんでした。合格した時にはあったので、とりあえず設置しておけばOK
「ウィジェットのプロフィール」に関しては必要です。合格した多くの方がプロフィールを設置しています。
「見栄えを良くするCSS」も合否に関係ない(画像に影ができる、画像がちょっと動くetc…)そんな小手先のテクニックでは合格の決定打にはなりません。
「アフィリ広告」に関しては、一旦全て消しておきましょう。貼ってもOKという情報を信じてベタベタ貼っている方もいますが、200個の項目のうち減点対象になっている可能性は十分にあります。少しでも不安要素は消してください。
対応策① 65記事>3記事(1-5回目)
それではいよいよ僕が実施した「価値の低い広告枠」対策をご紹介していきます。
実は僕が初めてアドセンス審査を申請した時、記事数は65記事もありました。
記事数は多いほど良いという情報が多かったので、とりあえず記事を増やして申請したところ、見事に撃沈しました。
その際に参考にしたのが神倉道楽堂さまの記事でした。この方は最終的に3記事で価値の低い広告枠を突破されているため、僕も3記事の少数精鋭で攻めることにしました。
現在ではむしろ記事数の少ないサイトの方が受かりやすい傾向があります。1記事ごとの質を重視されるようになったのは間違いありません。
なお記事数についてはこちらのサイトでも詳しく研究されていますよ。
対応策② 価値の高い3記事(6-9回目)
こうして65記事>3記事にまで減らしましたが、一向に合格しませんでした。なぜ…。
そんな時に参考にしたのが神倉道楽堂とサトミマンガ.comの対策記事でした。この2サイトを通じて「価値の高い記事」とはどんな記事なのか僕なりに解釈してみました。
そんな「価値の高い記事」の条件について、僕なりの答えはこちらです。
- 独自性がある
- 読者の役に立つ
つまり必要なのは「読者の役に立つ内容」を「独自性のある書き方」で書くことです。
対応策③ 独自性+特化ブログ3記事(10-11回目)
その後記事をリライトして提出しましたが、それでも落ち続けました。なぜ…。
そこでこの時期から、一つのカテゴリに特化して記事を作るようにしました。一般的に雑記よりも特化ブログの方が受かりやすいと言われているためです。
僕の場合、旅カテゴリに限定して3記事を公開しました。
これによって完全な旅ブログが完成しました。
対応策④ 記事数を6記事へ(11-14回目)
それでも不合格続きだったので、ここからは少しずつ記事数を増やすことにしました。
理由としてはサトミマンガ.comさまが、価値の低い広告枠をそれぞれ7記事と18記事で合格していたためです。
そこで1記事ずつ増やしながら申請を繰り返しましたが、6記事まで増やしても、相変わらず「価値の低い広告枠」で落ち続けます。
結論としては、少なくとも僕のブログの場合は記事自体の質や量が落ちる要因ではないと判断しました。別の大きな存在が合格を阻んでいる可能性があります。
そこで別の原因がないかどうか、再度探ってみることにしました。
対応策⑤ メディアページ削除(15回目)
今回の僕の決定打は「メディアページ」の削除でした。
びっくりした。こんなところで合格したブログとの違いを見つけた。
え、なにこれ僕だけ?画像が大量にインデックスされてるって当たり前だと思ってた。そりゃ50も60も画像だけのページがインデックスされてたら価値は低いわ。
— 吉田航基@ひよこは旅をする (@hiyoko_tabi) 2018年12月26日
つまりプラグインのエラーで、価値0の画像ページが大量に公開されていたんです。
いや、正直かなり盲点でした。
この15回目の申請は、メディアページの削除しかしていません。つまりメディアページの削除が、僕のブログが「価値の低い広告枠」を通過するための決定打でした。
価値の低い広告枠 まとめ
こうして僕は、15回目にして「価値の低い広告枠を脱出」することができました。
- 重要なのは1記事ごとの質
- 記事数は少数精鋭の3記事
- 特化ジャンルで3カテゴリ
- 「site:」を調査して異常を発見
- 合格者に質問して意見をもらう
しかしこの後、僕の前に現れたのはアドセンス審査合格ではなく、なんと「ポリシー違反」での審査落ちでした。
「ポリシー違反」への対処法(15-18回目)
長い長い「価値の低い広告枠」を乗り越えた先に待っていたのは、まさかのポリシー違反でした。
普通のポリシー違反とは違う(15回目)
こちらが今回のポリシー違反の画像です。
上記のポリシー違反はサトミケンゴ様のサイト で詳しく推察されています。
「コンテンツが複製されているサイト」というポリシー違反から脱却できて、ポリシー要件という、ブログ自体の質が問われるようになった
結論として、このポリシー違反は価値の低い広告枠を脱却できた証だと肯定的に捉えるべきです。僕もその後3回ほどで合格したので、この返信が来たらあと一歩です。
ただの補足ですが、このポリシー違反のメール文面は事務的で結構怖いです。
サトミケンゴ様のブログを見ていなかったら、夜寝れなかったかもしれません。
ポリシー違反と記事数(16-17回目)
このポリシー違反はサトミケンゴ様のサイトでは記事数を4つ増やし、18記事で再申請したら合格されたとのことでした。
僕も同じく「記事数不足が原因なのではないか?」と判断し、現在の6記事から記事数を増やして再申請することにしました。
そこで16回目に9記事、17回目に12記事でそれぞれ再申請したのですが、どちらも数時間で不承認通知が届いてしまいました。
記事数を2倍にしても不合格だったため、「ポリシー違反」の原因を記事数以外で探してみることにしました。
記事数や内容はもう関係ない…?(18回目)
今回のポリシー違反は、どうやら記事数が問題ではないようです。
すると一つ気が付いたのが、「価値の低い広告枠」での審査画面では「お客さまのサイトで複数のポリシー違反が確認できました」とあるのに対し、今回のポリシー違反では「お客さまのサイトでポリシー違反が確認できました」となっていたんです。
つまり「複数の」が消えていたんです!
おそらく今までは問題が2つあったんです。
<複数のポリシー違反>
価値の低い広告枠(サイトの質が低い)+何かの規約違反(価値の低い広告枠を先にまず直して欲しいから隠れていた)
しかし、今は価値の低い広告枠がなくなったことで、問題が1つになりました。
<1つのポリシー違反>
何かの規約違反(今までは明示されていなかったけど、ずっと存在していた。)
つまり、ずっと存在していた残り1個の規約違反を探し出す必要があったんです!
あとは文字通り「ポリシー違反」の部分を見つけるしかないと判断しました。
そこで今回見つけたのがNGワードでした。
NGワードを探し出せ!(18回目)
さて、規約違反を探すことになった僕ですが、そもそも規約違反なんかしてたっけ?
1ヶ月前にNGワードを削除したってそれかなり前じゃん。
ってことは今公開している記事って一切NGワード削除してなくない?って気が付いたんです。
実は5回目申請時にもNGワード削除していたのですが、今公開している記事はその後に新規作成したものばかりでした。
そこで「site:URL+NGワード」で検索をかけたところ、大量に出てくるNGワード!
こちらが僕のブログで発見できた全てのNGワード6つです。10記事のブログでこれだけ見つかるとか…そりゃ落ちますよね笑
というわけで、これらを念入りに削除して再申請してみることにしました。
NGワードの削除方法としては「site:URL+NGワード」で1ワードずつググっていけば簡単に削除できますよ。
実は16,17回目は申請後、数時間で却下されています。おそらくNGワードで機械判定を食らっていた可能性があります。
逆に合格した18回目は、1日以上返信がありませんでした。人による判定までたどり着くと遅いのかもしれません。
アカウント変えて再申請(18回目)
NGワードを全て削除して2日夜に再申請しましたが、5日になっても返信がない…。
3日待ったということは機械判定はおそらく乗り越えたので、問題ないはずだが…。遅いので5日夜にGoogleアカウントを変更して再申請してみました。
すると…6日の朝7時にずっと会いたかったあの女性の顔が…!!!
ポリシー違反対策まとめ
それにしても長かった…。何度アドセンスなんてやめてやると思ったことか。
でもちゃんと具体的に落ちる理由があって、自分がそこに気づいていなかっただけだということがちゃんと判明したので、気持ちよく審査に合格することができました。
- ポリシー違反は一歩前進の証
- まずNGワードやYMYLを疑う
- ダメなら記事数増加とリライト
- ダメなら合格者に質問してみる
合格時、僕が参考にした情報
今回一番困ったことが、とにかく情報が少ない!!ってことでした。
アドセンス審査が厳しくなってから日が浅いので、あまり効果的な対策を実施しているサイトが見当たらず非常に困りました。
そんな中でも僕が有益だと判断した情報サイトをご紹介します。
Twitter情報
まずはTwitterの検索です。リアルタイムの情報が詰まっており宝の山です。
アドセンスの最新情報は
Twitterのタイムラインが教えてくれる。僕は全ての情報をTwitter検索しか活用していません。
— 吉田航基@ひよこは旅をする (@hiyoko_tabi) 2019年1月27日
特に「価値の低い広告枠」「アドセンス審査」で検索すると、リアルタイムで悩んでいる方のツイート有益情報が手に入ります。
ちなみにFacebookやInstagramでも検索しましたが、一切情報がありませんでした。これはSNSの性質上の問題だと思われます。
最新のアドセンス審査の対策記事
またGoogle検索で期間指定をかけて検索するのも一つの手です。
特に「価値の低い広告枠」は2018年10月以降で検索をかけると、埋もれている有益な情報を根こそぎ発見できますよ。
こちらのサイトは最新の合格体験記をまとめてあります。ただし古いデータや情報が少ないデータも多いのであくまで参考程度です。
合格者とのメールやり取り
僕は合格ブログを見つけたらお問い合わせから質問していました。やはり同じ境遇を乗り越えた方に対策を聞くのが一番の近道です。
親切にご返信いただいた神倉道楽堂さまとサトミマンガ.comさまには本当に感謝しかありません。神倉道楽堂さまには記事の独自性について、サトミマンガ.comさまには2つ目のポリシー違反について詳しく教えていただきました。
- TwitterとGoogle検索で調査
- 2018年10月以降の情報が重要
- 困ったら合格者に聞いてみる
合格時、僕が参考にしなかった情報
一方で全く参考にならなかった情報も多々存在します。
2018年10月以前の全ての情報
まずは2018年10月以前の古いアドセンス審査の情報です。
これは9割当てになりません。今の状況とは全く違う上に、うわさ話を広めているだけの記事が大半です。
「申請は2週間ごと」「リンクや画像は設置ダメ」とか何もかも嘘っぱちでした。僕はほぼ毎日申請して合格しましたし、リンクも画像も貼っていました。
また、あなたが今信頼しているスクール等も一切当てになりません。
最新のアドセンス審査を把握していないからです。この問題に関しては相談程度に留めてあとは自分で考えないと先へ進めません。
同じくクラウドワークス・ココナラなども当てになりません。
今のアドセンス審査を知らないので、お金を払ったあと「まずは30記事まで増やしましょう」とか「2週間は待ちましょう」とかくだらない噂話をこれ見よがしに言ってきます。
そんなのにお金を払うくらいなら僕が全力で相談に乗ります。すでに100件以上の添削経験があるので、合格に向けて最高のサポートを提供しています。
今信じるべきは、同じ原因に打ち勝った合格者のみです。
2日で合格!のような浅い記事
アドセンス審査の合格体験記の9割は「2日で一発合格!」といった浅っさい記事です。
これらの記事は価値0なので無視しましょう。
こういう方はただファンに合格報告したいだけなので、真剣に誰かを合格させるための記事は書いていません。
初心者だけどたまたまバット振ったらホームランになりました、と聞かされているようなものです。イラっとするだけで、参考になるデータは一切書かれていません。
今必要なのは、何十回も失敗した上で合格したブログです。たまたま合格した記事よりも、悩みぬいた末に独自の解決策を見つけ出したブログを参考にしましょう。
AdSense ヘルプフォーラム
個人的にはAdSenseヘルプフォーラムは全く参考になりません。
このフォーラムはGoogleが返信してくれるものではなく、知恵袋的なサイトなので、相手はただの素人です。特に最新の審査状況を一切理解していない奴が多すぎます。
アドセンス落ちてヘルプフォーラムでどこがダメなのか聞いた時に、「こんなブログ誰が読むんですか」「ゲームやってるだけの自己満足」とか散々言われたけど、残念ながら酷評された状態から何も変えずにアドセンス通ったんですよね。ヘルプフォーラムがまったく当てにならないと知った瞬間でした。
— つくたろう@色違い収集 (@tsukutsukutarou) 2019年1月13日
「記事数は30記事以上」とか「申請は2週間あけた方がいい」とか、いまだにそんなことを言われます。
また、一部の返信者の言い方が腹たつのもオススメできない理由です。有益どころか無駄に気分を下げられるだけでした。
数記事しかないじゃんw
こんなサイト通るわけないですよ。貴方ほんとに旅行してるの?
アドセンス審査に関わる人には、プロとか公認とか存在しません。ただの専門家きどりになぜここまで言われなければいけないのか。
アドセンス審査にちょっと受かっただけの素人に、上から目線で添削される必要はありません。もっと頼るべき人がいるはずです。
- 2018年10月以前の古い情報
- AdSenseヘルプフォーラム
- 情報が浅い合格体験記
アドセンス審査に合格できない方へ
今まで僕は、100人以上の方から添削サポートのご依頼を受けてきました。
そこで感じたことは、不合格の原因が人それぞれすぎるってことです。
いつ合格してもおかしくないレベルまでは持っていけるんだけど、そこからの決定打が僕と違う方もまた多いんだよなぁ。
何が違うのか研究するか— 吉田航基@ひよこは旅をする (@hiyoko_tabi) 2019年1月15日
合格の決定打はサイトごとに異なるので、僕もサイトごとに問題点を探すようにしています。僕の場合は、サイトを見れば大体の原因が掴めるようになってきました。
画像インデックスのように「これだったんかい!!」って理由があるはずです。
不合格の原因探しは試行錯誤が肝心です。
こちらは僕なりの原因の調査方法です。この方法でまずは原因を探してみましょう。
- 3記事に減らして申請
- 1記事5000文字まで増やす
- 5000文字6記事まで増やす
- 5000文字10記事まで増やす
- 5記事を変えながら再申請
最後の「10記事を半分にして」とは、つまりA〜Jまでの10個の記事をストックにしておいて、審査に出す時に順番に5記事ずつで申請に出していくイメージです。
これで審査落ちの原因を特定しましょう。
以上、長くなってしまいましたが、最新のアドセンス審査対策記事でした!
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